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百代の過客

女性が輝くまち「鯖江」

 

 

 

めがねの町鯖江

 

10月22日(木)~23日(金)にかけて、福井県鯖江市を訪問しました。

鯖江市は、国産めがねのシュアが90%以上という「めがねの町」として有名です。しかし近年は、SDGs未来都市を掲げる中、SDGsの目標の5番目にある「ジェンダー平等を実現しよう」を要とした、男女共同参画による女性の活躍推進を打ち出している町です。従って、SDGsのバッチはめがね型になっており、両目の架け橋となる柄の部分には、SGDGs5番のシンボルカラーであるオレンジが配されていました。このバッチには、鯖江の人々の様々な取組が込められていると実感した次第です。

従来のSDGsバッチ

鯖江市のSDGsバッチ

Hana道場では、運営チームの代表である竹部美樹さんからのプレゼンがありました。Hana道場とは、子供から大人までが一同に触れあい、「伝統のものづくり」と「最先端のIT」を掛け合わせてイノベーションを起こす場として、様々な実践をされています。その一環として、「子供起業家道場」なども行っており、アントレプレナーシップの育成を掲げる本校にとって、興味深い取組が多かったです。

特に興味を持った取組が、鯖江をフィールドとして、全国の大学生と地元の高校生が協働して取り組む「鯖江市地域活性化プランコンテスト『市長をやりませんか』」です。近年は、「0to1」を生み出すため、デザインシンキングの手法を取り入れているとの説明を受けました。本校も中学1年生からデザインシンキングの手法を学び、その考え方で文化祭や企業コラボ・起業体験プログラムに取り組んできました。このコンテストに本校生徒がいつか参加して、力を発揮することを期待しています。

竹部さんのプレゼン

竹部さんのプレゼン2

そして、鯖江市が全国で注目されるようになった取組に、「JK課」の創設があります。行政内に女子高校生(JK)を取り込み、彼女達の目線で物事を提案していく部署です。創設当初はネーミングまで反対され、その逆風を乗り越えて現在に至っていると、市の担当者の方から伺った話は、とても印象的でした。実際に、JK課の生徒さんからは、オンラインで、今まで提案した内容やこれからの取組をプレゼンしてもらい、有り難かったです。都会の高校生とも話す機会が欲しいとの意見を貰い、本校生徒とミーティングする機会が作れたらと思っています。

JK課のプレゼン

JK課の生徒達と

JK課の卒業生と市の担当者の方々

 

そのほか、鯖江で活躍するものづくりの方々とも多くお話ができて、充実した訪問となりました。暖かく迎えてくれた鯖江市の皆様方には心から感謝申し上げます。有り難うございました。

2020.10.29 [百代の過客]