2023年度 白ばら祭 特設サイト

ごあいさつ

理事長 漆 紫穂子

 品川女子学院三大行事の一つ「白ばら祭」は、生徒たちが能動的に創る行事です。
 外に出て、リアルに活動することが難しい時も様々な工夫で乗り越えて行事を続けてきましたが、長いトンネルを抜けた今年のテーマは「光祭奪目」。生徒一人一人が彩り豊かにキラキラと光る文化祭になるのではないでしょうか。
 お客様にはこの文化祭を通して、本校生徒の「チャレンジする勇気」「チームの力」を感じていただければ幸いです。
 品川ファミリーの皆様の支えと、校外の皆様方のご協力で、この「社会と学校をつなぐ白ばら祭」が実現しましたこと、心より感謝申し上げます。

中等部校長 神谷 岳

 「長恨歌」(白居易)に、「可憐光彩生門戸(憐れむべし光彩の門戸に生ずるを)」という一節があります。
 「玄宗皇帝の寵愛を受けた楊貴妃の、兄弟姉妹までもが皆立身出世し、うらやましくも一族の門口にまばゆい光(=光彩)が差しているかのようだ 世の親たちは、男子より女子を産むほうがいいと思うに至った」
 高校生になると、皆さん習う話です。遠い昔の話です。しかし、女性の立場がこういうものだった時代は、確かにありました。
 いま、女性が、自分のやりたいことをやり、自分自身の活躍によって光り輝くことが望まれるようになっています。
 ご来場の皆様が、そういう時代を生きる本校生徒たちそれぞれの活躍が放つ光彩により、会場の各所で目を奪われることは間違いない、と思っております。本日は、ご来場まことにありがとうございます。

高等部校長 権藤 英信

 毎年生徒から白ばら祭のテーマを聞くと、本校の生徒は自分たちのことがよくわかっているなと思います。今年のテーマは「光祭奪目」――目を見張るばかりの美しい輝きや彩りを表す四字熟語「光彩奪目」の“彩” を白ばら祭の“祭”とかけており(中略)生徒全員が活き活きと輝いている文化祭にしようという意味が込められています、とのこと。私は外部の方から品女の生徒をひと言で表わして下さいと言われると「活力」と答えているくらいですから納得です。また、各団体が工夫を凝らして行う展示や起業体験の店舗は、毎年驚くような趣向が施されており、教室内の動きやお客様への声のかけ方もよく考えられています。今日ご来場いただいた方々は、各所を回る時には楽しみにして下さい。きっと「目を奪われる」ような仕掛けが皆様を待ち受けていますので。

文化祭実行委員長より

今年の白ばら祭のテーマである「光祭奪目」には、元の四字熟語である光彩奪目の表している“目を見張るばかりの美しい彩り”と文化祭の“祭”をかけて、生徒全員がそれぞれ活き活きと輝いている文化祭にしようという意味を込めました。
本校の文化祭は生徒一人ひとりが主体となり、数ヶ月かけて創り上げてきた展示・起業体験・物販・発表など、さまざまな魅力的な企画で成り立っています。
そして、1 〜 5年生の総勢207人による有志の文化祭実行委員は、4月から検討と準備を重ね、この白ばら祭をサポート、運営しています。私自身、委員全体をまとめていくことは大変なこともあり、プレッシャーもありましたが、沢山の方々のご協力のもと、無事に今日を迎えることができました。
協力企業の皆さま、支えてくださった先生方、保護者の皆さま、文化祭実行委員、全校生徒、その他関係者の皆さま、本当にありがとうございます。
この素敵な白ばら祭に文化祭実行委員長として大きく関われたことをとても嬉しく思います。

生徒会長より

白ばら祭は生徒が主体となって運営されており、クラブ発表、クラス展示、起業体験、有志企画など生徒一人一人が自分なりの役割を持ち、全うするため約半年間全力を尽くしてきました。
品女生の努力の賜物である2日間、私達の熱量を体感していただけたら幸いです。
私達生徒会役員は第一体育館で舞台発表を運営しておりますので、何かありましたらお声掛けください。
品女生も、ご来場くださった皆様も、全員が主役の白ばら祭!ぜひお楽しみください!!
光祭奪目な品女生をお見逃しなく!

執行班より

私たちは、4年生6人、5年生12人の計18人で活動しており、主に文化祭全体の運営を担っています。
今年度も昨年度に引き続きB棟C棟での文化祭になっています。先輩方の築いてくださったB棟C棟での文化祭をしっかりと受け継ぎ、より良いものにできるよう尽力してきました。
大好きな文化祭を盛り上げていこうという思いで、班員全員で切磋琢磨し築き上げてきた文化祭です。

校内管理班より

1年生〜 5年生まで総勢51人で活動しています!
私たちは、主にインフォメーションセンターでの案内を行なっております。
校内で迷った際にはぜひお気軽にお声掛けください!笑顔を絶やさずお待ちしています!
また、校内の数ヶ所に大きな地図が貼ってあるのでご参照ください。

受付班より

私たちは1 〜 5年生までの82人で活動しています。
当日のお客様の受付はもちろん、文実Tシャツや玄関のゲートの作成などを行ってきました!
また、今年も受付班による特別企画があります。放映されますので、お楽しみください♡
何か困ったことがあれば受付班へお気軽にご質問くだ さい!

起業体験班より

私たちは4・5年生のみの計15名で、品女ならではの「起業体験プログラム」の活動のサポートをしています。主な仕事は、6月の起業体験プレゼンの運営、当日の見回りや集計作業のサポート、文化祭終了後の株主総会や表彰式の運営、書類提出のチェックなどです。
今年も3 〜 5年の3学年が起業体験に参加しており、どこも魅力的な企業ばかりです。是非お立ち寄りください!

特別企画ステージ班より

私たち特別企画ステージ班は2 〜 5年生の総勢24人で活動を行っています! 今年は会議室で行うステージ企画に特化したステージ班という名前で活動しています! 班員オリジナルの楽しい企画をみんなで作り上げてきたので、ぜひ!会議室にお越しください! 

特別企画動画班より

私達動画班は今年初めて作られた班で、その名の通り、品女に関連した動画を作成し当日はC棟4階教室で放映しております!
2年生から5年生の17人全員と特別ゲスト(!?)で「学校や品女生の様子がよく分かる」「白ばら祭がもっと楽しくなる」そんな動画を作成しましたので是非ご覧下さい!


企画展示 1年生 テーマ「身の回り」

1年生のテーマは「身の回り」です。6月に千葉県木更津市にあるクルックフィールズにてサステナビリティに関して各クラス「水の循環と生物多様性」「獣害と地域」「生産と消費」「フードロス」「再生可能エネルギー」「循環型農業と美味しい野菜」の6つのプログラムに分かれて学習しました。それを元に、それぞれ自分事としてどのように受け止め考えるかを話し合い、テーマを決めました。
デザイン思考の手法を使いながら、自分の身の回りにある問題点に着目し、そこから事実関係を調べ、取材などを通じて解決方法について模索し、実践できるよう取り組んできました。

企画展示 2年生 テーマ「起源としての日本社会・文化」

2年生のテーマは「起源としての日本社会・文化」です。
道徳総合学習の中で、日本文化(ゆかたの着付け・茶道・いけばな)に触れ、和の心を身につけるとともに日本を知り、京都で日本社会・文化を学びます。
文化祭に向けて、各クラスで身近な「問題点」を見つけ、日本社会・文化にまで視野を広げながら解決策を考えてきました。デザイン思考とディベートの手法を使いながら、他者の考えを知り、より考えを深めた成果を発表します。

3~5年 起業体験プログラム

起業体験プログラムとは

起業体験プログラムは、3 ~5年生で実施されているプログラムで、3年生は各クラス、4、5年生は目的を共有する大小さまざまな規模の各団体を1つの株式会社と見なし、取締役(社長、マネージャー、会計長)や社員といった役割決め、株式の発行、起業体験プレゼンテーションで出資金を募るなど本物の株式会社さながらの運営をします。
また、今年度より従来の現金による会計からキャッシュレス決済に変更になり、幅広い価格設定が可能になりました。クラスごとに取り組む3年生の企画と、クラスの垣根を越えて活動する4、5年生の企画の違いにもご注目ください。企業の規模や形態は異なりますが、それぞれが必ず「企業理念」を持ち、その理念を達成するために運営を行うという点は共通しています。商品への注目度が高くなりがちですが、商品決定までのプロセスや理念を達成するための探究結果がわかる展示にも力を入れています。
それが単なる模擬店とは異なる所で、日頃から培ってきた発想力や課題解決思考をもとに活動する品川女子学院ならではのプログラムです。

起業体験プレゼンテーションとは

毎年6月に行われる起業体験プレゼンテーションでは企業の代表者が企業理念や企画の提案などについて、サポート委員の方々にプレゼンし、出資金額を得ます。
理念性、チャレンジ性、事業性、実行性の4項目で評価されプレゼンの順位が決定します。この結果が教室配置の決定や総合評価に含まれます。また、企業の文化祭に向けての行動の指針となるだけではなく、士気を高めることにも繋がります。

サポート委員…希望してくださった保護者やOGの方々などで構成されている。


チャレンジベースドラーニング(CBL)

C棟3階廊下にて

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