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ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ9日間の旅 – ウィーンDay3 シェーンブルン宮殿・コンサート鑑賞

ヨーロッパ研修も総仕上げ、ウィーン3日目は、シェーンブルン宮殿をガイドさんとともに観光したのちに、モーツァルトコンサートでした。 まずは、シェーンブルン宮殿から。ガイドさんのとっても詳細な案内を聞きながら進んでいきます。 (いずれも教員撮影。日本ではなかなかお目にかかれない素敵な建物、美術作品、建築をみんなで鑑賞しました。   その後、自由行動を挟み、夜はオペラ座で行われたモーツァルトコンサートの鑑賞でした。 4年生にレポートを書いてもらいました。そちらをどうぞ。   +++ 私達はウィーン3日目の夜にモーツァルトコンサートに行きました。 (生徒撮影:夜のオペラ座の様子) 前日オペラ座の見学に行っていたのですが、人が入るとまた違った雰囲気でした。会場にいたスタッフや演奏者の衣装は最高級の布地を使ったオリジナルの高価な衣装だそうで、とても輝いていました。始まる前にスタッフからパンフレットを買い、期待に胸を膨らませて開始を待ちました。 (生徒撮影:座席から。演奏者や指揮者の細かな表情の変化も見られる席でした) 演目は有名なものからあまり聞いたことのないものまで様々でした。オペラ歌手の方が歌うものもありとても新鮮でした。始まった瞬間から1人1人の音が聞こえながらも全体が調和してまとまっていてプロの凄さに圧倒されました。1部は正統派なクラシックのような物が続きました。1部の最後はトルコ行進曲でした。指揮者が観客の方を向き有名な所で手拍子を促してきたので、楽しく手拍子をしたりしていたのですが、指揮者が間違ったタイミングを教えたりしてきて笑いが起こりました。とても盛り上がった状態で休憩に入り、興奮しながら感想を言い合いました。 2部は少しコミカルな演目でした。私の印象に残ったのは途中で鳥籠を持ったオペラ歌手が出てきて歌い出したことです。曲だけでなく、オペラ歌手の表情や様子がとても面白く、思わずクスッと笑ってしまいました。最後は(曲名日本語でわからないな)で終わりました。また、指揮者を見て手拍子をし盛り上がった状態で終わりました。指揮者は観客席の方に指揮棒を投げており、とても驚きました。 今回、モーツァルトコンサートを観られて本当に良かったです。いい席でいい環境でプロの演奏を聴けたことはよい経験になったし、今後の部活のモチベーションになりました。大人になったらまた観に行きたいなと思います。 (4年生Oさん) +++ 当日の振り返りでも、本場のオペラ座で見るコンサートに感動・圧倒された生徒が多かったです。有名な曲の演奏も多く、手拍子などもあり、日本のオーケストラ鑑賞とはまた一味違ったものを感じ取ってくれたら、何よりだなと思っています。   翌日は班別自主研修ののち、帰国です。     グローバル教育部

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ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ9日間の旅 – ウィーンDay2 市内観光

ヨーロッパ研修はウィーン2日目。 この日は1日ガイドさんとともに、市内観光をしました。1人で旅行するだけでは得られない貴重な情報をたくさんgetした1日となりました。 本日も生徒のレポートをご紹介します。 +++ 本日は、いよいよウィーンでの初の市内観光の日でした。 ヨーロッパの美しい街並みに、素晴らしい晴天が重なったウィーンの景色は、言葉では言い表せないほど美しく、まるで「お姫様が住む街」のようでした。 (生徒撮影:王宮をのぞむ景色です。観光の時は1日中とてもきれいな青空が広がっていました。) 今回、街を案内してくださったのは、現地ガイドのさちこさんです。私たちより何倍も元気で、お喋りが大好きで陽気なさちこさnは、建物の現在の使われ方や建てられた時代、その背景にある歴史、建築様式など、次から次へと興味深いお話を教えてくださいました。おすすめのスポットでたくさん思い出の写真を一緒に撮ってくださり、とても楽しかったです。 (教員撮影:ガイドのさちこさんはとても丁寧に説明をしてくださいました。) 国立歌劇場をはじめ、目の前に現れる建築物はどれもシャンデリアがきらめき、その美しさに圧倒されるばかり。特にシュテファン大聖堂の精巧な造りを一目見た時の衝撃は忘れられません。さらに、あのマリア・テレジアに関わる最古の建物が1300年代から残っていると聞き、ウィーンの歴史の深さに改めて驚かされました。 (生徒撮影:国立歌劇場。明日はここでモーツァルトコンサートを鑑賞します) (生徒撮影:シュテファン大聖堂。緻密に作られた建築に感動しました) 自由時間には、『LADERACH』というチョコレート屋さんでお土産を選んだり、国立歌劇場のショップで可愛いオルゴールやキーホルダーを買ったりと、ショッピングもしっかりと楽しむことができました。また、ウィーン名物であるトンカツ「シュニッツェル」や、伝統的な清涼飲料水「アルムドゥードゥラ」を味わうこともでき、五感のすべてでオーストリアの文化を満喫しました。 (生徒撮影:この日のディナー、シュニッツェル。みんなおいしく食べました。) とてもフレンドリーなさちこさんのおかげで、笑顔と学びに溢れたとても充実した1日になりました。明日からの研修も本当に楽しみです。ウィーン最高! (4年生Nさん) +++ 平和をテーマにおいたクラクフとは一転し、音楽の都ウィーンへ。建物1つとっても、クラクフとは大きく異なります。最終日の自主研修へ向けて、いろいろなことを自分の目で、耳で、5感を使って感じ取ってほしいなと思っています。   グローバル教育部

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ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ9日間の旅 – クラクフDay4/ウィーンDay1 シンドラーの工場

ヨーロッパ研修も折り返し地点。 今日は、午前中はゲットー跡地および、シンドラーの工場記念館を見学。その後はウィーンへ移動し、無事にホテルについております。   今日は、4年生3名に、クラクフ最終日での経験を中心にレポートを書いてもらいました。少しでも雰囲気を感じていただけるよう、たくさん写真もつけてくれました。それでは、どうぞ。   +++ 4日目はガイドさんと共に元々ゲットーがあった際の英雄広場、ユダヤ人の居住地区とそれ以外を分け隔てたゲットーの壁の見学をしました。 (教員撮影:ゲットーの英雄広場でガイドさんの案内を聞きます) ゲットーとはナチス・ドイツが強制的に定めたユダヤ人居住地区のことで、元はポーランド人が3000人しか住んでいなかったような狭い土地に、1万7000人のユダヤ人が生活させられていたそうです。 広場にたくさん置いてある椅子は基本的にはゲットーの方向を向いており、一部はゲットーに生活していたユダヤ人の選別が始まった際に、お年寄りや子供など労働力にならないと判断された人が送られた絶滅収容所や、ゲットー内でユダヤ人の処刑に使われた場所を見ているイスがあるということ、ゲットーの壁はユダヤ人の墓石の形になっているということが特に印象に残りました。 (生徒撮影:英雄広場に置かれた椅子のオブジェ) (生徒撮影:1つだけユダヤ人の処刑に使われた場所を見ているイス。現在は正面にビルが建っていますが、オブジェが作られた当時はその奥にあった処刑場をのぞむ場所でした) (生徒撮影:ゲットーの壁。ガイドさんの話によると、ユダヤ人に対して「ここが最後の場所だ」と思わせるために、あえて墓石の形を模したとのことでした) ウィーンに移動する前の最後の見学時間で、実際にゲットーとして使われていた場所も長く時間をとって見ることができ、とても充実した時間になりました。   その後、事前研修で観た「シンドラーのリスト」に登場するシンドラーの工場を訪れました。 (教員撮影:ポーランドがどのように攻められたか、解説を受けています) シンドラーの工場で展示されていたものは私たちが想像していたものと少し異なり、戦争の歴史やユダヤ人だけでなく、ポーランド国内で起こっていたことも知ることができました。 また、当時の写真や使われていた道具なども見ることができました。 (生徒撮影:開戦時のポーランド軍の様子) (生徒撮影:実際に使われていたポーランド軍の戦車。人2名がここに入るほどで、かなり小さいサイズでした) 展示を見て、2日目に訪れたアウシュヴィッツ強制収容所の話とつながることも多く、気が重くなる場面も多くありました。 それに加えて、ユダヤ人を救った非ユダヤ人にである「諸国民の中の正義の人」にも選ばれているシンドラー本人についての展示を見て、どのようにより多くのユダヤ人を救おうと尽力したのかや、ほかの収容所との待遇の違いなどを知ることができました。 (生徒撮影:シンドラーの仕事部屋。後ろの地図は実際に当時も使われていたものです) 中でも特に印象に残っているのは、特定の人たちを悪く見せるプロパガンダが多く利用されていたことです。 第二次世界大戦開戦時はポーランド人やユダヤ人の印象を悪くし、ドイツ人こそが最も優れている民族であるという思想を植え付けるために、アルコール類を買って喜ぶポーランド人の子供の映像を流し、侵略の正当化をドイツ国民にアピールしたり、戦況が悪くなると、ポーランド人を味方にするためにソ連への敵意を煽る様なポスターを貼ったり、都合よく態度を変えるところに違和感を覚えました。 (生徒撮影:当時のプロパガンダポスター) (生徒撮影:プロパガンダ映像に出てくるユダヤ人の子供の写真。お酒を笑顔で購入していますが、ドイツの人々にお酒におぼれてどうしようもない人だ、という印象を植え付けるために作られたそうです。) 過去の歴史を多角的に学ぶことで、偏った情報に流されず真実を見極めることの大切さを強く実感しました。過ちを繰り返さないためにも、今回現地で肌で感じた違和感や恐怖を忘れずに記憶へ刻んでいきたいです。   工場見学のあとは、お昼頃にクラクフ空港に移動し、ウィーンへと向かいました。 ウィーンの空港のお手洗いではポップなアレンジがかかったモーツァルトの音楽がかかっており、音楽の都だということを実感できました。 空港からはバスで市内に向かい、スーパーマーケットで水やお土産の購入をしました。おにぎりが売っていたのですが、1つ4ユーロ(約740円)であることに驚きました。日本では目にしないような物もあり、色々と試してみようと思いました。 その後、市内で夕食を取りました。 どの料理も美味しく食べることができましたが、特に最後のデザートではウィーンの名物であるザッハトルテというチョコレートケーキを食べることができ、うれしかったです。 (4年生Aさん、Nさん、Mさん) +++ シンドラーの工場見学は、「シンドラーのリスト」を事前研修で見た後の見学だったため、多くの生徒が展示から深い考察を得ることができていたようです。 展示内容も、直感に働きかけるものが多く、当時の生々しい写真や、ゲットーの暗さ(精神的にも、物理的にも)を感じられる展示に、心を打たれていた生徒も多かったです。 アウシュヴィッツ・自主研修・シンドラーの工場見学と、多くの学びをえたクラクフでの研修。生徒たちの事後研修がますます楽しみになりました。   その後、ウィーンへ移動したあとは、素敵な景観に思わず歓声があがりました。 (教員撮影:レストランまでの移動のひとコマ) クラクフで学んだこととはまた違ったテーマで、ここウィーンでも研修がスタートします。高校生のうちに、みんなで、そしてガイドさんの案内をいただくツアーだからこそ、学べるものを大切に、残りの研修期間を過ごしてほしいと思っています。   グローバル教育部

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ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ9日間の旅 – クラクフDay3 テーマ別自主研修

ヨーロッパ研修も現地3日目。ここで折り返しです。 今日の1日は班別自主研修。まるまる1日を使って、事前研修を経て興味を持ったテーマを探究するべく、班ごとに行動しました。   今日は、「平和」をテーマに行動計画を考えた4年生3名の班のレポートです。この班には担当教員も一部同行しましたので、生徒の写真+教員の写真を併せてお届けします。   +++ 私たちは自主研修で事前研修で見た映画「シンドラーのリスト」に登場したプワシュフ強制収容所、また、鷲の下薬局、ガリシアユダヤ人博物館を訪れました。 まずは、プワシュフ強制収容所跡地です。 (教員撮影:小高い丘を登っていきます) 昨日見学したアウシュヴィッツ強制収容所とは違い、プワシュフ強制収容所のほとんどは建物自体残っておらず文面での説明しかありませんでした。ですが「シンドラーのリスト」で登場した場所だったため、あの場面はこの場所だということを照らし合わせることができて興味深かったです。 (教員撮影:説明文を読みながら、収容所跡地を歩いていきます) (生徒撮影:跡地内の小高い丘から「roll-call ground(点呼場)」を見下ろす。点呼場は映画でもたくさん出てきました。) (生徒撮影:引き裂かれた心臓の慰霊碑(Torn Hearts Monument)慰霊碑として著名な建築家が建造しました)   たくさんの施設を見学した中で1番胸に響いた場所は「The mass grave」です。 (2枚とも生徒撮影:このうしろがMass Graveです) 強制収容所で銃殺される場合、銃殺された場所でそのまま埋められることがあり、容量的に埋められなくなるまでその場所で銃殺が行われ埋められなくなったらまた新しい場所で銃殺が行われます。 この場所はプワシュフ強制収容所が稼働してから2番目の銃殺され埋められる場所となっていました。しかしこの場所がもう人を埋めることができなくなった時、この人が埋められた地面の上に他の収容所に移動させられる人々が住むバラックが建てられました。 私はこの事実を知った時強い恐怖を感じると同時にに辛い気持ちになりました。今日見学した時にはとても静かで風景だけを見たらただの草原のような場所なのに、当時はたくさんの人が苦しみ、銃殺という方法で多くの人々の命を奪いその場で埋められた所に人が住むバラックが建てられたという歴史がある場所なのを知ると静かな草原のような風景とのギャップに複雑な気持ちになりました。時間が経つにつれて当時の建物や痕跡が少なくなっていく中でプワシュフ強制収容所を訪れて実際の歴史を知るということで事実を知ることが大切だと思いました。 ほかにも、プワシュフで殺された人々の灰が埋められていた場所の跡地を訪れた際、説明板にある男の子とその母親が銃殺される直前、“Mummy, is death a great pain?” “No, it's just a moment”というやりとりがあったことが記されていました。 これだけでも、母子が共に殺されてしまうことの惨さが伝わってきて悲しい気持ちになりましたが、ガリシアユダヤ人博物館でガス室の展示を見た際、ガス室に入れられた母子のやり取りで、“Mummy, when they kill us, will it hurt?” “No, my dearest, it will not hurt. It will only take a minute”があったことが記されていました。上記は銃殺、下記はガス室で殺されているのでパターンは違いますが、博物館でこれを見つけた時はプワシュフで見た言葉を思い出し、言っていることがほぼ一緒なことに気づき、余計切なさが増しました。 (生徒撮影:展示の説明文) もう一つ、鷲の下薬局を訪れた際、ゲットーで元々暮らしていたある音楽家の話を読みました。そこには、彼がアーモンゲートの前で演奏させられていたこと、そしてオスカーシンドラーに救われた人のうちの一人だったということが記されていました。明日シンドラーの工場を訪れますが、今まで行った中でシンドラーはあまり登場していなかったので、今日薬局に行ってシンドラーの名前を見て、救われた彼の顔を見ることができたり、事前研修で学んだことが書いてあって、嬉しい気持ちになりました。 (生徒撮影:「シンドラーのリスト」で救われた音楽家) 他にも、感動した点は山ほどあってとても書ききれません。3つの場所を訪れて、莫大な量の資料を見てきたので、完全に解読できてない資料もあり、(全てが英語なので)後から全てをもう一度照らし合わせながら読んで理解することができたら、どれだけたくさんの気づきや発見、考えることがあるのかと思ったら、楽しみで仕方なくなりました。これからも研修がんばります! (4年生Aさん、Nさん、Uさん) +++ このほかの班でも、クラクフ民俗学博物館やMuseum of Polish Army AK、バベル城など、自分たちがもっと知りたい!と考えていた場所で、充実した時間を過ごせたようです。 今年度から初めてプログラムに取り入れたクラクフでの1日班別自主研修でしたが、充実した様子でホテルに帰着した生徒のみなさんの様子を見ると、とりいれてよかったなと心から思いました。 明日は、「シンドラーの工場博物館」を訪れ、クラクフの総仕上げとなります。いろんな知識を経て展示を見ることで、また違った視点を得てくれたらうれしいなと思っています。   グローバル教育部  

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ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ9日間の旅 – クラクフDay2 アウシュヴィッツ

ヨーロッパ研修2日目。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所見学と、収容所のラーニングセンターでのワークショップを行いました。   今日は、5年生4名のレポートです。レポート作成してくれた生徒が撮影した写真も一部入れてもらいました。それでは、どうぞ!   +++ 2日目は朝からアウシュヴィッツ強制収容所を訪れ、ホロコーストについてガイドの方の説明を聞きながら収容所内を見学しました。第一収容所にある展示や、実際に使用されていた場所を見て、収容所内で行われていたことが信じられないほど残酷で、実際に起こったこととは思えないほどの衝撃を受けました。 (アウシュヴィッツ収容所見学:教員撮影) 第二収容所ではシンドラーのリストで出てきた「死の門」を目の前にして、現実に起こった事という認識がより強まりました。映画のスクリーン越しに見ていた光景が、今、自分の目の前に本物として存在していることに、言葉を失うほどの衝撃を受けました。 教科書や映像だけでは分からなかった、広大な敷地に漂う張り詰めた静けさや空気の重さを、肌で直接感じることができました。 (生徒撮影:第二収容所の「死の門」) 収容所見学を通して特に印象に残ったのは、犠牲者の髪の毛を剃り、洗って乾かした後、1キロあたり半マルクで売り、ドイツの繊維会社が布を作るために利用していたという話です。髪の毛を入れることで布が丈夫になるため利用されていたと聞き、当時の人々が人間の命や尊厳を物のように扱っていたことに強い衝撃を受けました。 午後は、アウシュヴィッツの講師の方による英語のワークショップに参加しました。ホロコーストに至るまでの出来事を時系列で学び、「差別」「偏見」「固定観念」についてディスカッションを行いました。差別を自分自身にも関わる問題として考えることで、ホロコーストの教訓を学び、同じ歴史を繰り返さないために私たちに何ができるのかについて、より深く考えることができました。 (教員撮影:ワークショップの様子)   (生徒撮影:ワークショップで使用した教材。授業は全部英語でした) 夕食後には、全員でアウシュヴィッツ強制収容所の見学を踏まえたディスカッションを行いました。3~4人のグループに分かれ、アウシュヴィッツ強制収容所で最も印象に残ったことを発表し合い、質疑応答も行いました。自分が印象に残った場所について新たな疑問を見つけることができただけでなく、他の人の発表を聞くことで、自分にはなかった新しい視点を得ることもできました。 (5年生Kさん、Tさん、Tさん、Mさん) +++ 振り返りのディスカッションでは「もし自分がその場にいたらどうするか」というテーマでも、話し合いをしました。自分事として、ホロコーストをとらえるきっかけの1つにしてもらえたらなと思っています。 1日を通して、とても充実した様子の生徒たちでした。人によっていろいろな視点を持ち、注目していたところが素晴らしいです。高校生で、グループで見学するからこその学びを、これからも深めていってほしいなと思います。   明日は班別自主研修です。興味関心のあるテーマごとに班を分け、探究につながる場所を訪問します。 まだまだ研修は始まったばかりです。訪れる場所で、自分の目で様々なものを見ることで、これからの人生の糧になるものを、なにか1つでも学んでいってもらえたらと願っています。   グローバル教育部  

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ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ9日間の旅 – クラクフDay1

今年度も、本校が実施する海外研修のひとつ、「ヨーロッパ研修」が始まりました。 2024年度からスタートしたこの研修は、今年度は8月18日からの「9日間」へと日程を拡大し、ポーランドのクラクフとオーストリアのウィーンを訪問します。 「平和」と「芸術」という2点に目を向け、事前研修を通して理解を深めた上で、現地で予想もつかなかった視点に実際に注目していきます。   成田空港で集合し、出発です。 今年度は、行動の様子は生徒にレポートを書いてもらおうと思います!まずは昨日、1日目の様子をご紹介です。       私たちのヨーロッパ研修は、4月頭から始まる数回の事前研修からスタートしました。建築や芸術、音楽、戦争の歴史について考えを深めるため、上野の西洋美術館やオーストリア大使館に足を運んだり、講師の方からホロコーストについて解説していただいたりしました。また、映画「シンドラーのリスト」の鑑賞なども行い、普段の授業よりもさらに深く学びながら、自分の問いを作るワークショップを重ねてきました。 そして迎えた初日。前日の機内泊を経て、とうとうポーランドのクラクフに到着しました!専用車でガイドの方に街並みを説明していただきながら移動し、レストランで昼食をとりました。その際、店員さんにポーランド語で「ジェンクイエ(ありがとうございます)」と話しかけてみたら、「Nie ma za co.(どういたしまして)」と微笑んで返してくれて、とても嬉しかったです。 午後は本格的に市内観光へ行きました。聖マリア教会のステンドグラスに感動したり、ヤギェウォ大学の成り立ちについて聞いたりしました。広場や大聖堂など、事前研修の応用のような情報から新たに知った情報まで様々で、ポーランドを取り巻く国際情勢や、第二次世界大戦時の勇気ある人々の行動についても学ぶことができました。その後の班別自主研修では、自分が気になった箇所にもう一度行ってみたりして、さらに理解を深めました。   (4年Sさん、4年Sさん作)     「現地に行った」では終わらせず、事後研修での探究活動にも繋げていくこのプログラム。明日以降もアウシュビッツ見学やシンドラー工場見学、そしてオーストリア(ウィーン)への移動など、学びの多い行程が続きます。 できる限り研修の様子をお伝えしていきますので、次回もお楽しみに!   グローバル教育部

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アメリカ研修 – デザイン思考でサンフランシスコの課題と解決策を考える – Day 4

4日目の朝、8:30からUC Berkeleyの教室でセッション②がスタート。 木目が美しく映えた、落ち着いた雰囲気の校舎。 前回のセッション①では、問題を抱えるユーザーに共感を深める練習を行いました。 デザイン思考は「人間中心(Human-Centered)」の問題解決アプローチ。 ユーザーの立場になって観察・共感しながら、真のニーズや本質的な課題を見つけることがカギとなります。 セッション②では、これまでのインタビューをもとに、サンフランシスコのどの課題に取り組むかを、各グループがメンターと相談して決定。 大まかな方向性が固まったら、Research Questionを設定し、問題定義へと進みます。 “How can we [CHALLENGE] for [USERS] so they can [NEED]?” の型で言語化しました。 ここで学びのポイントを作ってくれたのは、問題を定義していたはずが、いつの間にか解決策のアイデアに飛んでいたグループ。 行動力がある人たちほど、何か課題を見つけた瞬間に「どうやって解決しよう?」と本能的に考え始める、品女でもよくある光景です。 現地のスタッフがクラス全体に「今は“問題”にフォーカスする時間」だと目的を再確認。 こうして全員がもう一度立ち止まり、デザイン思考の初めのステップである観察・共感に立ちかえることができました。 相当疲れるセッションだったと思いますが、「課題の本質を見つけるってこういうことか!」と実感できる、充実した時間になりました。 朝から頭をフル回転させたあとは、お待ちかねのランチタイム! バークレー周辺で、各グループがメンターと一緒にランチへ。 天気がとても良かったので外でランチを楽しんだり、のんびり昼寝をする学生もいました。   午後はいつもの電車とMUNI(路面電車)を乗り継ぎ、SOMA(South of Market)地区へ。 スタートアップ企業、アートギャラリー、レストラン、ショップなどが集まる活気あるエリアで、多様な人々が行き交っています。 私たちが訪れたのは、btraxというコンサルティング会社。 海辺のカフェのような開放感のあるオフィス。 部屋には「Helvetica」や「Futura」などフォントの名前がつけられていて、Webデザインの世界観が感じられました。 対応してくださったのは、日本人の社員の方々。 デザイン思考を使った事例の他にも、日本とアメリカの企業文化やデザインに対する考え方の違い、広告表現やユーザーの好みの傾向など、身近な商品やサービスを取り上げながら分かりやすくお話しをしてくださいました。 中でも印象的だったのは、「すでに存在するサービスであっても、まだ“本当の課題”が解決されていないなら、そこにイノベーションの余地がある」という考え方です。 観察と共感を大切にするデザイン思考の精神を感じました。 さらに"Why?"を3回繰り返すことで、ユーザーの価値観や生活習慣に気づくという体験型のワークにも挑戦! 「理想の財布」をテーマにペアでインタビューし合い、質問を重ねます。 btraxの社員の方も、私たちに積極的に質問を投げかけてくださり、その質問力の高さに「どうすればそんな質問ができるのか?」と、逆に“質問の仕方”を質問する場面も! アメリカ進出を目指す日本企業と、日本市場を狙うアメリカ企業。 それぞれが「誰に」「どう見せたいのか」を定義することは、両方の文化に精通するbtraxだからできること。 そうした姿勢に大きな刺激を受けました。   5日目は、セッション③・④を終えた後、いよいよFarewell Ceremonyを迎えます。 明日でメンターの2人とお別れだと思うと、すでに寂しさを感じている様子の皆さん。 アメリカに来てから数日が経ち、少しずつ日々の生活にも慣れ、「留学らしい」時間を過ごせるようになってきました。 明日はどんな成果を見ることができるのか、非常に楽しみです!   グローバル教育部

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アメリカ研修 – デザイン思考でサンフランシスコの課題と解決策を考える – Day 3

この日は朝からバスに乗り、約1時間半かけてスタンフォード大学を訪れました。 キャンパスへ向かう道にはヤシの木がずらりと並び、まるでリゾート地のよう。 前日に訪れたUC Berkeleyは学生の活気にあふれた自由で多様な雰囲気でしたが、スタンフォードは一転、静かで洗練された落ち着きを感じさせるキャンパス。 両校ともまったく違う魅力を放っています。 みなさんだったら、どちらのキャンパスで学んでみたいですか? 今回も案内してくれたのは、なんと現役スタンフォードの学生さん! 流暢な英語で自己紹介してくれましたが、なんと日本人! 彼の所属する学年では日本人はたったの2人と聞いて、みなさん驚いていました。 さらに、彼が取り組んでいる研究内容を聞いて、またまたびっくり。 自分の好きな事と得意な事、そして信念を軸に、遠慮することなく能動的に楽しんで突き進む姿に感銘を受けました。 心を動かされるポイントは人によって異なりますが、この出会いは、きっとみなさんにとって忘れられない特別な瞬間になったはずです。 新しくできたばかりの建物が、高級なレストランのような外観。 理系の学生さんということで、私たちをロボットの研究室に案内してくれました。 初めて目にする最先端のロボットばかりで、まるで未来にいるかのような空間でした。 どこを歩いても絵になるキャンパスでは、写真撮影も忘れずに♪ みんなでランチを楽しんだ後は、キャンパス内のショップでお土産探しを楽しみました。   そして午後、いよいよデザイン思考のセッション①が始まりました。 各グループには、UC Berkeleyの学生さんがメンターとして入り、3日間一緒に取り組んでくれます。 この2人のメンターもとても魅力的で、みなさんの表情が一気にやわらぎました。 「こんな素敵な人たちともっと関わってみたい」という気持ちがどんどん高まっているように感じます。 この日のワークでは、1日目に訪れたゴールデンゲートブリッジに焦点を当て、「当時、橋を必要としていた人たちの立場に立って考える」というテーマで Empathy Map(共感マップ) を作成しました。   午前中にスタンフォードでたっぷりインプットした分、午後は頭をフル回転! 日本語でも難しい内容を英語でやりとげるみなさんの姿、本当に素晴らしかったです。   4日目は、UC Berkeleyのキャンパスでセッション②を行った後、デザイン思考を実際に活用してコンサルティングを行っている企業を訪問します。 実際のビジネスの現場で、デザイン思考がどのように活かされているのかを学べる貴重なチャンス。 実践の場に触れることで、みなさんの視野がさらに広がっていきそうです。どうぞお楽しみに!   グローバル教育部  

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アメリカ研修 – デザイン思考でサンフランシスコの課題と解決策を考える – Day 2

朝7:45、BARTという電車に乗ってMacArthur駅に集合。 1泊目のホームステイを終えたみなさんに感想を聞いてみると、 「ホストファミリーがとても優しかった!」 「夕食後に一緒にカードゲームをした!」 「食事がすごくおいしい!」 など、ポジティブな声がたくさん聞こえてきました。   この日訪れたのは、世界トップレベルの名門、 カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)。 現地スタッフの中には卒業生もおり、慣れた様子で緑豊かなキャンパスを案内してくれました。 校舎に到着すると、私たちを迎えてくれたのは現役のバークレー大学生。 7人ずつ2グループに分かれて校舎ツアーがスタート! 魅力的なスポットがたくさんありましたが、特にみなさんの反応が大きかったのは Doe Library。 歴史ある建物と静寂に包まれた空間で、まるで映画のワンシーンのような図書館に 「こんな場所で勉強してみたい!」と憧れの声が上がっていました。   キャンパスを巡る途中でも、サンフランシスコの課題について現地の学生にインタビュー。 それぞれの思いを聞くことで、より深く地域の現状を知る貴重な機会となりました。   お昼は大学周辺のにぎやかなストリートへ! キャンパスを案内してくれた大学生と一緒にランチを楽しみ、交流を深めていました。 こうして充実したUC Berkeleyツアーも終了。和太鼓クラブの演奏も素敵でした。   午後は、UC Berkeleyから歩いて約30分の場所にある Berkeley High School へ。 公立高校の中でも特に設備が整っているそうで、美しい校舎が印象的です。 ここでは高校生7名が、ロボット部に案内してくれました。 毎年、国際的なロボット大会に出場している実力派チームです。 見学では、さまざまなプロトタイプを披露してくれました。 彼らも品女生と同じくデザイン思考を活用し、試行錯誤を重ねながら課題に挑戦していました。 ここではサンフランシスコの社会課題に関する質問だけでなく、デザイン思考そのものについても意見交換をしました。 チームのメンバーが 「コードを書く人」「デザインする人」「広報を担当する人」 など、それぞれの専門分野に分かれながらも、お互いの意見を尊重し、コミュニケーションを大切にしているという話が印象的でした。 異なる役割のメンバーが協力し合う姿はとても刺激的でした!   3日目は、世界的に名高い私立の名門・スタンフォード大学を訪問します。 州立のUC Berkeleyとはまた異なる雰囲気や魅力、そして新たな出会いが楽しみですね!   グローバル教育部

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