PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

PTAイベント・制服スラックス・品女紹介メディア

月の綺麗な季節になりました。 以前、遠州流のお家元が「誰かが、秋は月がきれいだと教えてあげないと、 子どもはその美しさに気づかない。けれど、誰かが教えてあげると、月を見てきれいだなと思う心が養われる。季節を楽しむ心や、美しいものに気づく目を育てると、大人になり、忙しい日常のなかにいても、道端の花を見るだけで、一瞬、リゾートにいるようなゆったりした気持ちを味わうことができる」とおっしゃっていたことが心に残っています。( 生徒が日本文化の授業のテキストとして使っている『女の子が幸せになる授業』でも紹介しています) そして、昼は「雲一つない空」が美しいのも秋の楽しみですね。   土曜はPTA行事が目白押しです。 先週は、1年PTA主催で親子のコミュニケーション講座がありました。私と、CPIの宇田川先生とのコラボで行いました。 ここで学ぶNLPは私自身も学び、保護者の方にも紹介しているカウンセリングの手法です。中学時代は反抗期とも重なり、親子のコミュニケーションが難しくなるご家庭もあります。そんなときのヒントにと、ワークショップと講演を組み合わせて毎年実施しています。 著書の『女の子の未来が輝く子育て』では、私が学んだ中で、効果があって本を読めば活用できると実感している手法を紹介しています。今は、デジタル書籍で手に入ります。 この日の午後は、お父さんの会でも、 「心理学を子育てに生かすワークショップ」 を開催していました。 品女は生徒や卒業生だけでなく、ご家族の品女愛も強く、こちらは、クラスの保護者の方が作ったそうで、お裾分けをいただきました。もったいなくて食べられず、しばらく飾っていましたが、開けたら袋が二重なんですね。 これも最近のニュース。 生徒提案で作成していたスラックスの制服が完成し、試着会が実施されました。 動きやすそうですね。 早稲田大学ビジネススクールの入山先生の事業継承をテーマにしたシリーズ番組で、対談をした様子がこの日に放映されました。生徒スラックで学年主任から事前に案内していたのですが、上記の会で、伺ったところ、ご存じない方もいて、さては「ランドセルの中でお知らせプリントが蛇腹になっている」現象ですね。 事後でも見られるので、お知らせします。 BS12賢者の選択サクセッション 【第19回放送】品川女子学院の事業承継 文化祭の舞台発表や起業体験など、生徒のイキイキした様子が取材されています。インタビュー部分には30年前の昔話もあり、今更かな~とも思ったのですが、まもなく迎える100周年に向け、これまで大切にしてきたことを次の時代を支える品川ファミリーに伝えたいという思いを込めてお話ししました。 本校に関するメディア掲載情報は、広報ブログで紹介しています。*9月の掲載情報*10月の掲載情報   *在校生、卒業生が参加できる政策ワークショップの案内です。 https://pep-workshop-youth-01.peatix.com/view

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体育祭・特別講座シリーズ・お知らせ

昨日は代々木体育館で体育祭でした。6年生だけオリジナルTを着られます。 詳しい写真は、のちほど。 3年生の演舞、上級生の声援が微笑ましい パン食い競争・コロナ禍の工夫 学年対抗リレーは逆転の最後のチャンスで大歓声! 実行委員に支えられています。 *行事も一段落し、一年生の部活見学が始まっています。 本校は仕事を持つ未来から逆算し、マルチタスクを奨励していますので、学習、行事、クラブと積極的に参加してほしいです。 (去年のバトン部の記念品ありがとうございました。もったいなくてしばらく飾っていました) *ダンス部が、昨年度の大会の特別賞副賞として、Bリーグ試合(アースフレンズ東京Zvs西宮ストークス)のハーフタイムパフォーマンスを行い動画がアップされました。 *特別講座シリーズの続きです。 【「ナパーム弾の少女」50年の物語』から考える戦争】 担当の植草より、以下報告です。 [第1回目] ベトナム戦争中、ナパーム弾を被爆し裸で逃げまどう少女を撮影し た1枚の写真が世界で有名になりました。今回の特別講座では、その被写体となったキムフックさんや、カメ ラマンのニックさんに長年取材し、6月に『「ナパーム弾の少女」 五〇年の物語』を出版なさった朝日新聞社の藤えりかさんにお越し いただきました。 藤さんからは、複雑な背景をもつベトナム戦争や、キムフックさん のこれまでの歩みなどをお話しいただきました。生徒たちにとって、藤さんがおっしゃった「戦争や国というものか ら、時には逃げても良いのではないか」という言葉が印象的だった ようです。それは「生きて自由になることを絶対に諦めないこと」 と表裏一体であり、「被写体の少女」として戦後政府のプロパガン ダに利用されながらも、諦めずに留学、亡命そして平和活動へと行 動を起こしていったキムフックさんの人生そのもののように感じま した。また生徒から、「現代であれば、このような写真を載せることは問 題になるのではないか」という質問がありました。当時も掲載する にあたってたくさんの議論があり、キムフックさんご自身も、この 写真を見ることを嫌だと思っているようです。メディアの可能性だ けではなく、危険性についても考えさせられる視点でした。 次回は、「書くこと」について学びます。記者として第一線で活躍 なさっている藤さんが、ワークショップ形式で書くための視点や思 考について教えてくださる予定です。ぜひ、 たくさんの生徒に参加してほしいと思います。 [第2回目] 「ナパーム弾の少女」五〇年の物語』を出版し、 朝日新聞社の記者として活躍なさっている藤えりかさんをお招きし て、2回目の特別講座を開催しました。 今回は、 藤さんご自身が学ばれたアメリカの記者教育講座やシナリオライテ ィング講座をもとに、「書いて伝えること」 についてワークショップ形式で教えていただきました。具体的に描写することが説得力につながる、 主題とテーマは別もので、 主題をまとめるときには形容詞的な熟語を使うと意味が伝わりやす い、など、わかりやすいアドバイスをたくさんいただきました。講座中は皆黙々と文章を書き、終了後、 下校時間ぎりぎりまで個人的に質問をしている生徒たちもいて、 たくさんのことを学んだ充実感が伝わってきました。今回の講座の内容を忘れずに、これからの長い人生で何度も行う「 書く」という行為を楽しんでほしいと思います。   *経済同友会の教育改革員会から出された政策提言「価値創造人材の 育成に向けた教育トランスフォーメーション(EX)~ 個の主体性を尊重し多様性を育てる教育とそれを支える社会環境の 整備~」の34~ 36ページに本校の実戦が取り上げられています。

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新学期が始まりました。お知らせ

新学期がスタートしました。 入学式の様子です。 今年も、フラワーアレンジ部が新入生のためにアレンジメントを作成してくれました。 今日の始業式では、今話題のチャットGPTの話をしました。 最初に、LINEの「AIチャットくん」に「校長から中高生向けに始業式で話すスピーチとして、今、チャットGPTに何が起きていてこれからの学校や、将来の仕事にどんな変化が訪れるのかまとめて」とコマンドを入れて作った挨拶を読み、種明かしをしてから本題に。 数年前まで犬と猫の顔の区別が付かないと言われていたAIが急激に進化して誰でも使えるようになっているという話を私が耳にしたのは、ちょうど1年前くらいでした。教えてくれた人は今、オープンAIにいます。この会社にマイクロソフトが一兆円を投資したというのも驚きでした。 昨日、知人に英会話のAIアプリ、スピークを見せてもらったのですが、フリートークでこちらの間違いも直してくれて、早速使ってみようと思っています。 新しいテクノロジーにはリスクもつきもので、論文やレポートへの使用制限、著作権の問題でアクセスを禁止の国もあり、また、社会の鏡ともなるため、AIによる差別も存在するなど様々な話題が出ています。 私は、以前インターネットと子どもに関する法案を検討する委員をやっていたのですが、そのとき、多くの委員が「インターネットに子どもがアクセスするのは危険だから制限」という意見を述べていたことを思いだしました。私はそれではチャンスも逃すので、コントロールできるようなリテラシーが必要と発言しましたが、今回も、インターネットのない時代に戻れないのと同じようなことになるのではないでしょうか。 昨日、友人から、映画パラサイトの監督の「最もクリエイティブなことは最も個人的なこと」と言う発言に言及していました。チャットGPTは大きなデータを扱いますが、たった一人の体験に基づく表現だからこそ多くの人の共感を得る、そんなこともあるのでしょう。 日本のAIの第一人者の方が、「アメリカに行けば年収が100倍になるのに、どうして日本にとどまるのか」と聞かれたとき、「AIをやっていると人間とは何かという問いに当たる。自分にとって大切なのは身近なひとに貢献することだから」と答えていました。 若い頃から答えをすぐ求め、検証せずにまるごと使うようなことを繰り返していれば、「人間に残る仕事」を果たせない人になってしまうでしょう。今は、ソクラテスのキャラクターで答えを教えず問答するAIもあるそうですが、AIを活用する力、いわばAIとの対話力、コミュニケーション能力も社会的スキルの一つになる日が近づいているのかもしれません。学校教育も大きな岐路に立たされています。 *留学生紹介 アナ・ルイスさん国籍はアメリカです。 *表彰は以下です。 <高等部>■ECC 第8回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2022 ベストPOI賞  ■JasminePeach Education 第5回Change Maker Awards東京ブロック決勝 金賞  ■JasminePeach Education 第5回Change Maker Awards全国大会 銀賞  ■品川女子学院 CLAIR.#SASS2022 最優秀賞 ■品川女子学院 CLAIR. 全国高校生マイプロジェクトアワード2022 ベストラーニング賞  ■個人SandyFace 部門:bgirl 1on1 *NZの大会です  <中等部> ■ECC長良川カップ2023 ベストディベーター個人7位 *生理について活動をしている生徒有志企画の「CLAIR.」が、SASS2022(Sustainability Awards for Students by students)にて活動が評価され、 最優秀賞を受賞したそうです。 *4年生徒有志団体”Jasmine Peach Education”が、「 全ての学生にとって学校の授業をより有意義なものにすする」とい うテーマについて活動し、Change Maker Awards全国大会で銀賞をいただきました。東京海上日動様、マネーフォワード様にもご協力いただきました。 *卒業生の堅田智子さん(大学の最年少で専任の教員)の著書を紹介します。 アレクサンダー・フォン・シーボルトと明治日本の広報外交 吹奏楽部の保護者の皆さま、誕生日のお花をありがとうございました! *広末さんとの対談のあと子育てについての取材がありました。 こちらで放送前日の夕方に告知されるそうです。↓  フジテレビ ノンストップ https://www.fujitv.co.jp/ nonstop/ 

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日本文化の授業

今日は、お父さんの会がありました。開始前に学校の周りの掃除をしてくださいました。 私からも品女DNAのお話を。 話題に出したANAの地上係員のコンテストで優勝した卒業生の記事です。 今、3年生は修学旅行中ですが、彼女は旅行前に病気になり(本人も白バラ冊子に書いてますが)出発当日まで飛行機に乗れるかどうかという感じでしたが、3週間後には元気に帰ってきたことも思い出です。 6年生は入試が終わるまでもう一息ですが、春はだんだん近づいてきました。 教員の有志が飾ってくれたおひな様も来年までおやすみなさい。梅から桜へバトンタッチ。 これは、卒業生が卒業記念品として贈ってくれたものですが、年中行事に季節を感じるのも四季のある国のよいところです。   日本文化の授業では、この国の四季を愛でる感覚も大切にしています。 コロナ禍で着付けの授業の実施が難しくなっているので、ここ数年は、講演会をメインに、今年は希望者の実習をしました。 反物を伸ばしている写真 こんなに長い生地から着物が作られます。上下のある柄の着物は裁断が腕の見せ所だそうです。 教員がモデルに 質疑応答 Q2。決まった髪型はありますか?A2。講演でもお話ししたように、 着物では顔をすっきり出します。襟周りや首の後ろ(えもん) を美しく見せるのが魅力ですのでアップや、 前髪を耳にかけるのが良いですね。 Q3。和傘は着物以外では持ってはダメ?A3。 どんな服装でもOK。 私の和紙と塗りでできた傘は濡れても嵐でも10年以上持ちましたよ。 Q4。18歳の成人式にどんな着物が良いですか?A4。振袖は結婚するまでの正式礼装ですので、振袖を。ご自分の好きな柄で良いですが大勢の中で目を引くのは曽祖母、 祖母、母から譲り受けたという品。昔の技術の素晴らしさと、 歴史を纏う誇らしさは見ている人も幸せにしますよ。 Q5。雨傘を見せてくれた時、 後ろの帯が出ていたが良いのですか?A5。もちろん雨に濡れないように傘を持ってください。( 説明の時に出ていたのですね) Q6。着物のどんなところが好きですか? また纏う上で何が大切ですか?A6。着物、帯、半襟、帯あげ、帯じめなどコーディネイト( 色合わせ)の楽しさが好きです。纏うと凜と背筋が伸びるところも好き。着物の世界観、つまり季節、TPO、 メッセージなどを考え相手を思いやったり、季節を纏う感覚を大切するように心がけています。 茶道の授業もお菓子を個包装にするなど、衛生管理に気を配り実施しています。 茶道2回目 床の間の代わり 茶道3回目 茶道4回目 不思議と人のために点てたお茶は甘くおいしいです。 いけばなの授業も行いました。 1日目 先生のお手本です 2回目は一枚の葉と1本の花で思い思いに。器も自分で作ります。 3回目 このバランスを覚えておけば、どこの国に行っても活けられるという基本形の盛花。 このほかにも礼法の講演を小笠原流のご宗家にしていただいています。 テキストにしているこちらの本は、電子書籍として販売されることになりました。 これからのグローバル社会、 多様性を大切にする社会の中で生きる生徒達にとって、 自分のアイデンティティーを確認し、 他者とのコミュニケーションを円滑にしていくために自国の文化を知ることは欠かせないも のです。 これからも、こうした体験を大切にしていきます。 

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クルックフィールズ・お知らせ

本校では中等部1年生で千葉県のクルックフィールズでサスティナビリティーに関連する社会課題を考える行事を行っています。本校とのコラボで創られたプログラムがHPにも掲載されています。   最近新たな施設ができたと伺い、見てきました。半分地中に埋まった図書館の選書がすばらしかったです。 元々、こちらは先日のインターナショナルデーで基調講演をしてくださった堀久美子さんのご紹介で、プログラムの監修もしていただきました。 クルックを経営する音楽家の小林武史さんにSBIP基調講演をしていただいくなどのご縁があり、今に至っています。 コロナ禍で中止になったニュージーランド修学旅行のあとおこなった班別修学旅行でも、クルックフィールズの責任者をなさっていた方とのご縁で石巻を訪ねたグループがありました。 そのあとでいただいたお便りも紹介します。 「先週、御校高校二年生17人を石巻に1.5日間の行程でご案内させていただきました。 震災からローカルベンチャーを立ち上げている人たちとのお話しを 行い、鹿の猟師に1日体験入門して、森に入り、鹿を捌き、 それをBBQで食べる体験、そして大川小学校にて、ご遺族のガイドをもとに、 そこで何が起きたのかを感じていただきました。 いずれもReborn-Art Festivalで進めてきた”いのちのてざわり”について色濃く感じていただける時間になったのではないかと思います。 また生徒の皆さんの、積極的に学ぼうという姿勢が素晴らしく、講師、ガイドの皆さんもその分、熱が入っていたと思いました。 先生も大切なところは抑えつつ、 生徒の自主性を尊重されているようで、いいバランスでの信頼関係が素晴らしかったです。 KURKKU FIELDSに引き続いて、機会をいただきまして、 ありがとうございました!この機会をまた次に活かせるように進めさせていただきたいと思い ます!」 本校の生徒が様々な経験をさせていただいているのは、こうした校外の方々がつないでくださるご縁です。いつか、これを社会に還元するよう、アントレプレナーシップをはぐくんでいきたいです。 *再掲します。 教育シン ポジウムにパネリストとして登壇することになりました。 日時:3月11日(土)午後1時半~同4時テーマ:「時代に取り残された学校現場 その2 中・高校教育施策の立て直しを考える」 詳細、申込はこちらからご確認ください。 21世紀構想研究会創設25周年記念シンポジウム.pdf (162.23KB) *先日ANAの井上社長と対談した様子がANAグループのHPにて掲載されましたので紹介いたします。 ANAグループ 「DEIフォーラム2022」・日本語版・英語版 ・詳細はこちらから   *以前参加したパネルディスカッションの様子が、HPで公開されましたので、ご紹介いたします。◆テーマ:ポストコロナを生き抜く人材を育成する新たな教育~人材育成の現場から日本の未来を展望する~◆ご一緒した登壇者中室 牧子氏 慶應義塾大学総合政策学部 教授廣瀬 聡氏 学校法人グロービス経営大学院 研究科長水野 雄介氏 ライフイズテック株式会社 代表取締役CEO (本校の生徒がライフイズテックレッスンコンテスト2021において最優秀賞を受賞。優秀賞等、別賞を受賞した生徒もいました) *産経新聞社主催のフェムテックイベントの中で、 本校の生徒がゲストとしてトークイベントに参加し、 男子校や小学生に向けた「生理の講座」についてお話ししました。こちらの予約サイトから事前にお申込みいただければ、 視聴URLがメールで届くそうです。 フェムテックを、もっと!ー家庭や職場でココロとカラダを学ぶ2DAYSー ■配信日時2023年3月8日(水)18:00-22:102023年3月9日(木)18:00-21:30の2日間 ■プログラムDAY1 まずは知りたい「ココロとカラダ」のことDAY2 みんなで考えたい「ダイバーシティ&インクルージョン」のこと           こちらのトークイベントは、 産経新聞社が発行するフリーマガジン「メトロポリターナ3月号」 にて記事が掲載される予定です。3/10~3/ 19まで東京メトロの各駅のラックにて配布されるそうです。 また、原宿で行われるフェムテックイベントWEHealth 2023でも、「 メトロポリターナ3月号」の記事が配られる予定とのこと。 *本校でもお話していただいたことのある、スポーツ心理学者 / 五輪メダリスト / IOCマーケティング委員の田中ウルヴェ京さんの生徒学生向け講座があります。(先日、NHKBSで村田諒太メンタリングセッションの特集があり、心を打たれました) KITE Projectウェビナー「オリンピックからの学び:ちゃんと失敗し、かっこいい自分になる」 2023年2月26日(日)19:00から 田中ウルヴェ京さんのご活動(公式ウェブサイトより)https://www.polygone.jp/works こちらからお申し込みください。

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お父さんの会、卒業生の活動、お知らせ

先日、山梨県知事とパネルディスカッションをし、その後、教育関係のことでやりとりしていたところ、県の教育委員会の方から、 うれしい連絡をいただきました。卒業生がIT企業の教育関連部門で県と関わり活躍しているというお話でした。 文化祭の実行委員長だったそうですよといわれ、なるほどねぇと思わず笑ってしまいました。多くの卒業生を送り、卒業後の様子を見聞きしていると、中高の何が彼女たちの未来に活きているのかがだんだんとわかってきます。しかし、それも主観に過ぎないので、最近はアンケートをとることもしました。卒業生の活動やデータがフィードバックされ、後輩の財産となっていくのも長く続いた私学だからこその恵みなのでしょう。 こちらは、この3月に卒業した大学一年生の活動です。在学中CBL(Challenge Based Learning    身近な問題を発見し、 解決策を実践につなげるプロジェクト学習) で子宮頸がんの予防活動に取り組んでいました。今は、医療系に進学し活動を今も継続しています。この週末に以下のイベントを実施するそうです。ご興味のある大学生(女性)は是非! 【大学生のための産婦人科ツアー】 日時:6月12日(日)13:30〜15:00場所:THIRD CLINIC GINZA対象:女子大学生費用:無料イベント内容:院内見学・受診の方法・三輪先生講義・ 子宮頸がん講義主催:Lumierehttps://twitter.com/Lumiere_ press/status/ 1530882063016271872 本校がこうして生徒の卒業後の未来を見つめ、「中高では初」というような取り組みにもチャレンジできている背景には、保護者のみなさんの理解協力があります。 土曜には、久しぶりにリアルで「お父さんの会」が開催されました。オンラインでしか活動できていない低学年の親御さんが参加し、先輩お父さんから、会の趣旨や活動の話がありました。登山部などユニフォームで登場している方もいました。 弁当部(娘の弁当を作って写真をアップ)、送迎部(遅刻しそうな娘を送って後ろ姿をそっと撮る)などもあるそうなのですが、私がいると緊張するかな?と思って挨拶のあとはひっこみました。 芸術領域で活躍している卒業生もいます。芸大を卒業後、長く画家として活動している板倉暚さんの展覧会が開催されます。 校内のいろいろなところに飾ってあるこの絵は板倉さんからの後輩への寄 付です。(写真は校長室にある校花、薔薇の絵です) ・日時:2022年6月9日(木)~15日(水)    11:00AM~6:00PM(会期中無休・最終日5:00PMまで)・場所:ギャルリー・コパンダール    東京都中央区京橋2-7-5京二小林ビル1F *このような特徴ある取り組みの背景など、これまでの品女のことをラジオ番組でお話ししました。グロービス経営大学院学長の堀義人さんのラジオ番組にです。私がこの学校に来た頃の学校改革の話や28プロジェクトの話、リカレントで何を学んだかなど幅広く話しています。 【堀義人が聞く リーダーの挑戦】番組紹介:堀義人が尊敬する「各界のリーダー」をゲストとして迎え、5つのキーワードから、その方の人生哲学を解き明かしていきます。 ・前編:6月4日(土)18:30〜 19:00放送予定・後編:6月11日(土)18:30〜 19:00放送予定※茨城放送ですが、 茨城県と関東地方の一部の地域で聴くことができます。 放送後1週間はradikoで聴取可能です。( 今週土曜日まで前編が視聴可能です) *在学中の起業体験プログラムが土台となって、0から1を作るような活動をしている卒業生の話もしばしば耳に入ってくるようになりました。そんな卒業生にお勧めしたいセミナーです。 議題:4つのキーワードから見るシリコンバレー成功の秘密スピーカー:石田 一統(VIAプログラム エグゼクティブディレクター)コメンテータ:佐分利 応貴(RIETI国際・広報ディレクター / 経済産業省大臣官房参事)モデレータ:木戸 冬子(RIETIコンサルティングフェロー / 東京大学大学院経済学研究科 特任研究員 / 国立情報学研究所研究戦略室 特任助教 / 日本経済研究センター 特任研究員 / 法政大学イノベーションマネジメントセンター 客員研究員)使用言語:日本語 講演概要Google、Facebook/Meta、Apple などが本社を構えるIT のメッカとしてよく知られ、 様々な業界のデジタルトランスフォメーションを牽引していると言 えるシリコンバレー。 この地域で生まれるイノベーションや起業精神に魅了される人は多 いが、その成功の秘密を4つのキーワードを通して見ていきます。 また、コロナ禍の影響を紹介し、 ポストコロナの課題についても考察します。 ※本セミナーは一般公開しております。 日時:2022年6月15日(水) 12:15-13:15開催方法:オンライン開催(Live 配信)参加費:無料申込みはこちら※申込み締め切りは6/14まで

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お父さんの会活動、講演、番組のご案内など

少し肌寒い日が続きましたが、昨日から初夏が戻ってきました。 B棟が完成し、まもなく東棟が着工になります。カフェテリア横のモッコウバラを見るのも最後と、教員が写真を送ってくれました。 花のきれいな季節の前にお父さんの会の皆さんが、校舎の周りの植え込みを清掃してくださいました。 *STEAM教育の特別講座でお世話になったデロイトトーマツが無料オンラインイベント「Deloitte Digital Week 2022」を行います。私も、初日の5月23日の15:30-16:10に「 テクノロジーキャリアの興味を変えた”Women in Tech”~未来が私を求めてる~」 と題したセッションにてコメントしています。 お申込みはこちらから。(無料) *生徒が海外研修や海外との交流でお世話になってきた「日本ユースリーダー協会」主催、第33回異業種交流研修会にて講演をすることになりました。無料でどなたでも参加できます。◆テーマ「心のスイッチが入ればチームは変わる~学校改革に学ぶリーダーシップ~■日時:2022(令和4)年5月25日(水)18:30~20:00(受付 18:00から)■会場:六本木ヒルズ、ハリウッドプラザ5階 申込はこちらまで *また、次世代リーダーを表彰する第13回若者力大賞表彰式も、行われます。7月21日(木)午後6時から、六本木ヒルズの「 ハリウッドホール」にて。こちらも参加無料です。申し込みはこちらへ。 *2022年度から始まる新しい学習指導要領で、 高校の家庭科で株式や債券、 投資信託など基本的な金融商品の特徴を学ぶことになりまし た。本校では、起業体験など、金融経済を学ぶこころみを20年近く続けてきました。お金は夢を叶える手段にもなり、足をすくわれるリスクにもなり、 将来仕事をしていく上でその教養を身につけることが大切と考えて いるからです。その一環で、家庭科の授業でもファイナンシャルアカデミーのご協力で不動産をテーマに価値 と価格を考える授業を8年間実施していただいています。( 保護者の方向けの講座も行いました)この授業の様子が、5月21日(土)日本テレビ「世界一受けたい授業」で放送される予定だそうです。 *東京大学からお知らせ「東大工学部のリアル。~CREATE THE FUTURE@安田講堂」開催2022年6月5日(日) 14:00-16:40  安田講堂 および オンライン配信 申し込みはこちらから参加申込締切 : 5 月 20 日 ( 金 ) → 5 月 27 日 ( 金 )へ延長高等部生徒は安田講堂に入れるチャンス!中等部生、 保護者もオンラインは見られます。

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親子のコミュニケーション講座・中1総合学習パネル・大学出張授業[上智大学]

冬の訪れを感じさせるような気温になってきました。   土曜は、1年PTA主催で恒例の親子のコミュニケーション講座を行いました。 久しぶりのリアル参加講座です。 私と、CPIの宇田川先生とのコラボで行いました。 NLPは私自身も学び、保護者の方にも紹介しているカウンセリングの手法です。中学時代は反抗期とも重なり、親子のコミュニケーションが難しくなるご家庭もあります。そんなときのヒントにと、ワークショップと講演を組み合わせて毎年実施しています。 『女の子の未来が輝く子育て』では、私が学んだ中で、効果があって本を読めば活用できると実感している手法を紹介しています。 現中2より、中1校外学習〜文化祭が新しい流れになっています。1年生は校外学習において、サステナブル ファーム&パーク「KURKKU FIELDS」(千葉県木更津市)に行きます。そこで様々な体験をして、まとめたものをプレゼンで共有、さらに内容を深めて文化祭で発表をします。これらの取り組みについて、本日、中等部校長の神谷がクルックフィールズの方とオンライン対談をするイベントが実施されます。中1の新たな取り組みを知っていただく良い機会かと思いますのでご紹介します。 SDGsで切り拓く探究学習の未来!「学校教育はいかにして社会と繋がるか」日程:2021年10月19日(火)18:00-19:30場所:オンライン(Zoom)参加費:無料https://kurkkufields.jp/news/5346/ 出張授業の続きです。担当の伊藤からの報告です。 「経済学で人間の安全保障?」 上智大学 青木研先生 上智大学の青木研先生より「経済学で人間の安全保障?」をテーマにお話しいただきました。 まずそれぞれ「経済学」のイメージ「安全保障」のイメージを思い浮かべさせた後、一般的な「経済学」として株価の動きや需要供給曲線のお話と貧困や戦争、難民のお話がありました。それぞれの学問の主なトピックを理解したところで、2つの学問がどのように繋がるか?と問いかけてくださいましたが、生徒はまだまだピンときていない様子でした。 そこで経済界と感染症対策との両立に苦しんでいる現状などにも触れながら、医療資源や分配のお話を各国の状況などの数字も具体的に示し、また、わかりやすい例を用いながらお話しいただいたところ、「経済学」と「安全保障」が繋がり、興味関心を高めていました。医療資源に関連してワクチンも話題に出してくださり、いまの情勢にも深く関係する事柄だということで、とても勉強になったようです。 Zoomを通しての講義でしたが、問いかけをしてくださって生徒に挙手を促したり、顔のあがりかたを確認しながら話題を振ってくださったりとご配慮も厚く、充実した時間となりました。青木先生、どうもありがとうございました。

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保護者会・植栽・文化祭レポート・大学出張授業

土曜は4,5年生の保護者会がありました。午前中には、4年生のPTA主催で高等部校長の権藤と、この3月に卒業した子達の親御さんが対談し、受験期の子供と親のコミュニケーションについて語るオンラインの会もありました。   先日は私も5年生のPTA主催のオンライン講演会で、生徒の未来に関係しそうな最新の社会状況や親のサポートの仕方についてお話ししました。学校で実施する時より多くの方が参加なさいました。 お仕事やご家庭の事情による制約が少なく参加しやすいことがオンラインのメリットであり、一方、クラス別の会などでは、気楽なコミュニケーションや個別の情報交換がしやすいリアルの場のメリットも捨てがたく、このハイブリッドの形は今後も活用できそうです。 先日の文化祭もお招きできなかったお客様や、時間の制限のあったご家族のため、展示内容や、クラブ発表、起業体験IRレポートなどがHPに掲載されています。力作なので、是非、ご覧ください。   さて、緊急事態宣言があけてほっとしたのもつかの間、先週は地震で生徒の登校にもかなり影響が出ました。自宅で棚から落ちたガラス器の掃除をしつつ、日頃から 備えることの大切さを痛感しました。 先週は、1年生が学校前の歩道の植栽をしてくれました。近所の方に、楽しませてもらってますよと声をかけていただいたそうです。 私たちの学校は、関東大震災の際に女性達が避難所を運営したことが創立の要因の一つになっています。こうした小さな活動の積み重ねが、いざというときの助け合いにつながっていくのだなと改めて感じています。 さて、大学出張授業の続きをご紹介します。担当の植草のレポートです。  【国文学】 駒澤大学文学部国文学科の中嶋真也先生による講義でした。 まず、文学部の国文学科や日本文学科ではどのようなことを研究するのか、自分が行きたい大学はどのよう な基準で選べば良いのかなどのお話を、中嶋先生の出身大学や駒澤大学を例にしながらお話くださいました。 大学の先生の視点での進路のアドバイスは新鮮だったようで、楽しそうに聞いていました。  続いて、『万葉集』の歌についての模擬講義では、高校の授業で学んでいる文法知識を、 文学研究に生かす体験をしました。すべての手がかりがつながり、 最後に歌の意味が細かいところまでわかるようになると、より奥深さを感じることができたようです。  授業の最後には、高校生におすすめの古典文学作品などもご紹介いただき、大変有意義な時間となりました。  

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