図書委員会始動!
先々週のブログにあったように今年度の図書委員会が始まりました。 この写真は、黙々とiPadに向かっていますが 5年の班長が集まって、委員の希望を確認しながら班分けをしているところです。 今年度も図書委員会の活動をブログでたくさん紹介していきます! 図書室 岩崎
図書委員会広報班より(おすすめの本紹介)
2022年度の図書委員広報班からのおすすめ本の紹介です。 『結界師の一輪華』 クレハ/KADOKAWA(角川文庫) 遥か昔から、5つの柱石により外敵から護られてきた日本。 18歳の一瀬華は、柱石を護る術者の分家に生まれたが、幼いころから優秀な双子の姉・葉月と比べられ、虐げられ続けてきた。 ある日突然、強大な力に目覚めるも、華は静かな暮らしを望んで力を隠し、自らが作り出した式神たちと平和な高校生活を送っていた。 だが新たに本家の当主となった、傲岸不遜だが術者として強い力を持つ男・一ノ宮朔に見初められ、強引に結婚を迫られてしまう。 期限付きの契約嫁となった華は、様々な試練に見舞われながらも、朔の庇護下で本当の自分の姿を解放し始めて……。 ファンタジーな作品なので、本を読むのが苦手な人でも読みやすいと思います。ぜひ読んでみてください! 図書委員広報班2年
先生おすすめブック・リスト発行
先日、今年度の先生おすすめブック・リストを発行しました。 今年も、読みたくなるおもしろい本や個性的な本がたくさん掲載されています。 図書委員の生徒と教職員が協力して作り上げたので、今年も無事に発行できて私たち司書もほっと胸をなで下ろしています。 こちらの冊子は、図書室内に展示していますので、オープンキャンパスや文化祭でお渡しすることが可能です。 どうぞお持ちください。 図書室 名小路
図書委員会広報班より(おすすめの本紹介)
図書委員広報班よりおすすめの本の紹介です。 七月隆文『ケーキ王子の名推理(スペシャリテ)』(新潮文庫刊) ケーキが大好きな女子高生・未羽。失恋のかなしみを癒すため訪れた自由が丘のケーキ屋で、パティシエ修行をしている学校一のイケメン王子、颯人(はやと)に遭遇。これは早くも新しい恋の予感と思うが現実は甘くない。彼は噂に違わず超冷たい。が、夢への想いは超熱い。 他人の恋やトラブルなどをお菓子の知識で解決していくお話です。 恋愛と軽いミステリーのような本でとても読みやすいです。シリーズで現在6巻まで出ており、巻を追うごとに変わっていく2人の関係がとても面白いです! 自分は七月隆文さんが小説家の中で最も好きで、この本の他にも『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『100万回生きたきみ』などすらすら読める面白い恋愛小説です!是非読んでみて下さい!! 図書委員広報班3年
図書委員広報班より(おすすめの本紹介)
図書委員広報班よりおすすめの本の紹介です。 『ハリー・ポッターと賢者の石 1-1』 『ハリー・ポッターと賢者の石 1-2』 J.K.ローリング:作,松岡佑子:訳/静山社(静山社文庫) ※単行本もあります ※英語版もあります 幼くして両親を亡くし、孤独な日々を送っていたハリー・ポッター。彼は11歳の誕生日に驚くべき手紙を受け取った。 この手紙がありふれた日常を、宿命に操られる波乱の人生へと変えていきました。 ホグワーツ魔法魔術学校で新たな生活を始めたハリーを次々と闇の恐怖が襲う。勇気と信頼と友情の物語がここから始まる。 この作品は私たちの日常では考えられない、不思議なことが沢山起こります。その一つ一つがとても繊細に描かれているため、自分自身もその場にいるような体験が出来る作品になっています。ぜひ読んでみてください。 図書委員広報班3年
図書委員広報班より(おすすめの本紹介)
図書委員広報班よりおすすめの本の紹介です。 『名もなき星の哀歌』結城真一郎:著(新潮社文庫) 人の記憶を商品として扱い、取引するという「店」で働く銀行員の良平と漫画家志望の健太。そんな悪友二人は様々な人の記憶の断片からヒントを集めて、神出鬼没のシンガーソングライター・星野の素性を追いはじめる。 その過程で浮かび上がる幾多の謎。星野の代表曲である「スターダスト・ナイト」の歌詞に秘められた願い。 「店」にある禁止事項。謎が謎を呼び、それぞれの想いと記憶が絡み合うなかでたどり着いた真実とは…… 図書委員広報班3年
図書委員広報班より(おすすめの本紹介)
図書委員広報班よりおすすめの本の紹介です。 『本屋さんのダイアナ』柚木麻子:著(新潮社文庫) ※単行本もあります。 好みから育ってきた環境まで、全てが正反対の2人の女の子が主人公の本書『本屋さんのダイアナ』。 そんな2人の共通点は本が好きなこと。 お互いに憧れ、お互いを親友だと思っているふたりですが、ある些細なことをきっかけに友情に亀裂が入ってしまいます。そんな彼女らが小学生から大人になるまでの数十年を書いたgirl meets girl小説です。 誰もがときめくであろう繊細な表現で語られる生活、情景。 誰もが息を呑むであろうシリアスな描写で語られる体験、心情。 何度でも読み返したくなる、私のお気に入りの1冊です。 この本が自分で自分の道を切り開いていく大切さや友情の尊さを教えてくれるはず。 ぜひ読んでみてください! 図書委員広報班4年
図書委員会の出張選書会
期末テスト最終日に、図書委員会の有志で書店で選書会をしました。 しばらく図書委員会で学外の活動をしていなかったので、今回本当に久しぶりに外での活動です。 たくさんの本に囲まれて、皆楽しんでいるようでした。 生徒達の目線で図書室の蔵書となる本を選書してくれるのは、図書室の蔵書構成に変化があり嬉しいです。 たくさんの本を確認できたので、図書室に入れる良い本が選べました。 以前よりお世話になっている芳林堂書店の取り計らいで、とてもよい機会をいただき感謝しています。 本展示の随所に工夫のある良い書店でした。 図書室 名小路
図書委員広報班より(おすすめの本紹介)
図書委員広報班よりおすすめの本の紹介です。 『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』 森博嗣:著(講談社) 孤島のハイテク研究所で少女時代から完全に隔離された生活を送っていた天才工学博士が、ウエディングドレスをまとい両手両足を切断された死体となって現れた。島を訪れていた助教授・犀川と学生・萌絵はこの不可思議な密室殺人事件に巻き込まれていく。 理系作家と評される森博嗣のデビュー作。 25年以上前の作品であるにも関わらず随所に散りばめられた理系の香りで古さをほぼ感じないのが魅力です。 登場人物の言葉として語られる学問や技術についての話には作者の知識の豊富さと強い信念が感じられます。 最初は理系の世界観に戸惑うかもしれませんが、読み進めるうちに徐々に惹き込まれます。 情報工学の世界に興味が湧いてくる一冊です。 タイトルも物語に関する重要なヒントになっているので、気になる方はぜひ読んでみてください! 図書委員広報班3年