PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

お金の授業・動画作成特別講座・掲載情報など

春休みになりました。 今日は、毎年行っている、家庭科の金融経済教育を紹介します。 家庭科の山下より以下、報告です。 先日4年家庭基礎にて、お金の教養講座を実施いたしました。ファイナンシャルアカデミーの講師の方々に来ていただき、 全クラス2時間ずつ講義をしていただきました。この講座は今年で10年目となります。 普段はなかなか話さないお金の話。生徒たちは興味津々で、 価格と価値の違い、新品や中古品、 住宅ローンの組み方などを教わり、 賢いお金の使い方について考えを深められたようです。実際に住んでみたい家を探し、 毎月のローンシミュレーションや必要な年収も計算してみました。 その年収の職業は?と調べていくと、「 医師や弁護士でないと難しそう!」 となる生徒が沢山いるクラスも。 生徒からは様々な感想が上がっていました。「 今たくさん勉強をして住みたい家に住めるようになりたいと思った 。」「新しい家は綺麗だから高いだけだと思っていたが、 色々な費用が重なっていてびっくりした。」「将来起業したいと考えているので大変勉強になった。 商品を作り出していく上で「価格以上の価値があるもの」 を重視したい。」また、前回までの授業で理想の家を考えて平面図を作成する、 ということをしていましたが、「理想の家を作った際に、 家をどうやって買うのか、 どれくらいの値段がするのかが気になっていたので、 知ることができてとても面白かった。」という声もありました。 自分で勉強するのは少し難しい内容ですが、 お金のプロにわかりやすく教えていただくことで、 お金に対する理解が深まり、関心が強まったようです。講師の方も仰っていましたが、自分の中の価値観と出会える、 貴重な機会となりました。ファイナンシャルアカデミーの皆様、 今年度もありがとうございました。 そして、特別講座をシリーズでご紹介していきます。 *社会課題に取り組む地元の企業などを中高生が取材して映像を制作する『ティーンディレクター』特別講座その様子をnoteで紹介していただきました。 【東京都】ティーンディレクター第1回のワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第2回ワークショップを行いました【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第3回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第4回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第5回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第6回ワークショップを行いました!【品川区】 完成した動画はこちらからご覧いただけます。 *卒業生が実施してくれる特別講座も増えてきました。 「オートメーション」の仕事で シルク・ドゥ・ソレイユ  やサッカーワールドカップなどで活躍している卒業生、 小林由佳さんが大阪芸術大学のHPで紹介されています。 彼女の特別講座     ◆広報部から最近の掲載情報◆ 2024/3/22「賢者の選択サクセッション」で放映された内容がYahoo!ニュースに掲載されました。前編・後編 2024/02/06 品川区議会だより 第304号 品川女子学院 意見交換会(令和5年11月20日)  2024/02/16 ファイナンシャルアカデミー[公式](X(旧Twitter)) ファイナンシャルアカデミー  2024/03/13 窪田先生による高校生への近視講義  20242024/03/14 日経ビジネス 品川女子学院理事長が語る、部活・学業の両立とトライアスロンの共通点  2024/03/15 窪田製薬ホールディングス 品川女子学院から近視を撲滅 特別講座 第2弾 外遊びで視力をキープ 2024/03/17 JBpress ルポ・男子校の性教育 獨協と品川女子学院の中高生がロールプレイ、ナプキン・タンポン…タブーに挑む *先日卒業した76期が企業コラボでお世話になったセイコーウオッチ株式会社の創業者のドラマが今週末の土曜に放送されます。 【放送概要】テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻 ~服部金太郎物語~」放送日時:3月30日(土)夜9時〜(2時間スペシャル)テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』| テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp) ※クリックで拡大します *東京大学グローバル消費インテリジェンス寄付講座のご案内です。 <申込み方法>申込開始: 2024年3月19日(火) 13:00申込締切: 2024年4月5日(金) 13:00 (ID登録締切:2024年4月3日(水) 13:00)※申込には、WebブラウザとしてGoogle Chromeをお使いください。(Microsoft Edge他非対応)※(学生枠)4月5日13:00までに申し込みいただいた方:選考結果は4月16日までにメールでご連絡があるそうです。

READ MORE
白ばら日記

卒業式・修業式・中等部卒業証書授与式

今日は寒の戻りで冷たい雨が降っていますが、早咲きの桜も見られるようになってきました。 月曜は卒業式を行いました。 私からは、共感力の話をしました。 会場の花はフラワーアレンジ部の制作です。76期卒業生の学年カラーに合わせて黄色の華やかな作品になりました。 終了後は、保護者のみなさん手作りの卒業を祝う会を同じ会場で。     集計アプリをタブレットにその場で入れて、学年の教員にまつわるクイズも。これは、私にまつわるクイズ(なんで、着物の写真をくださいと言われたかが分かりました) 看板まで! これ、実は私がモデルなんです。若くてかわいいキャラクターに仕上がったので、たぶん誰も私とは思わないでしょうが、お母さん達に頼まれてポーズまでとったんですよ。     看板のイラストは、『品川女子学院を卒業した先輩たちの今』の作成をお願いしている松鳥むうさんの作。Xでも紹介してくださいました。   今日は、修業式を行いました。離任式では、40年以上勤務の教員の話も。制服を新しくしたころの懐かしいエピソードもありました。ちょうど、昨日、そうした昔話もしている番組がネットニュースに流れました。 2024/3/22「賢者の選択サクセッション」で放映された内容がYahoo!ニュースに掲載前編・後編     そのあと、3年生の中等部卒業証書授与式を行いました。 聞く態度も落ち着いていて、ニュージーランド修学旅行から帰ってきて、なんとなく成長した感じがしました。 表彰です。 <中等部> 【ECC部】第1回Kitashinagawa Cup 即興英語ディベート大会チーム5位第1回Kitashinagawa Cup 即興英語ディベート大会個人4位(審査員特別賞)【弓道部】全日本弓道連盟昇段審査初段認許 <高等部> 【ECC 部】第 1 回 Kitashinagawa Cup 即興英語ディベート大会個人 3 位(優良選手賞)チーム 5 位【弓道部】全日本弓道連盟昇段審査初段認許【チェンバーオーケストラ部】第 30 回全国高等学校選抜オーケストラフェスタ出場【有志 HearTrain】警視庁生活安全課より感謝状【個人】東京都高等学校英語プレゼンテーションコンテスト出場

READ MORE
白ばら日記

農心ジャパン特別講座報告、国際女性デー関連

今年も、卒業記念品でいただいたおひな様が飾られています。 農心ジャパン様との特別講座の様子がPR TIMESにて紹介されました。 以下は、担当の小澤より報告です。 インスタントラーメンを世界一食べる国はどこか知っていますか? 答えは韓国です。年間一人あたり約80食も食べるそうです!これは日本人の1.5倍以上も食べている数字です。 今回はそんな韓国で30年以上も売上トップの「辛ラーメン」を製造している農心ジャパン様からお声かけ頂き、4、5年生対象の特別講座を実施することになりました。韓国気分が楽しめるアレンジレシピをご紹介して頂き、調理・実食も講座内で行いました。(今回はプデチゲ風辛ラーメンとロゼ辛ラーメンを作りました。) 試験最終日ということもあり、解放感に包まれてワイワイと楽しく料理し、味わいました。食べ盛りの女子高生には少し足りなかったようで、さっそく頂いたお土産を「今日作ろうーっと」と言っている子もいました。 マーケティングの話もして頂いたので仮説実証の仕方に興味を持った子もいました。 *辛さおさえめのノグリラーメンという海鮮スープのラーメンもおすすめらしいのでさっそく私も後日食べましたが、とてもおいしかったです。   国際女性デーに向けて、セミナーの案内です。卒業生向け、また、在校生の社会課題解決のプロジェクト学習の参考にもなりそうなものの中から、無料で、オンラインで視聴できるものを共有します。 *以下は、フィンランド大使館より。 北欧諸国と日本の専門家が特定のテーマでディスカッションするNordic Talksというトークシリーズ 「女性科学者たちの挑戦~ガラスの天井を破るには~」がテーマになります。日本では科学者の7人に1人しか女性がいないと言われている一方、ジェンダー・ギャップ指数で上位を占める北欧諸国でさえ、STEM分野の卒業生に占める女性の割合は3分の1というのが現状です。今回のNordic Talksでは、STEM分野でガラスの天井を破ってきたフロントランナーたちを招き、彼女たちの体験から何が学べ、何をすべきか考えます。詳細はこちらのサイトをご覧ください。 こちらのトークセッション、3月6日(水)17:00~18:30にオンライン配信されます。ご関心ある方はぜひ事前にご登録いただき、ご視聴ください: *こちらは、女性の政治進出についてです。 ジェンダー平等が遅々として進まない日本社会において、 喫緊の課題の1つは女性の政治参加です。 現国会でも女性議員の割合は衆議院10%、参議院26% にとどまっています。 地方議会に目を転じると都道府県議会では11.8%、 市区町村議会では15.4%。 さらには女性議員がゼロの議会は全国でまだ275議会もあります (日本国内の総市区町村数は1741)。 2024年は欧州委員会、アメリカ、ロシア、インドなど、 多くの人口をかかえる国や地域で選挙が相次ぐ、世界的な「 選挙イヤー」でもあります。 本セミナーでは、 国レベルおよび地方レベルの女性の政治参加に焦点を当て、 日欧の関係者や専門家が共通の課題について話し合い、 経験やベストプラクティスを共有し、協力の可能性を確認します。 【開催日時】2024年3月5日(火)16時30分~ 18時20分(日本時間)【主催】駐日欧州連合代表部【協力】公益財団法人ジョイセフ、国連広報センター【後援】内閣府男女共同参画局、 政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟、 クオータ制を推進する会(Qの会)、SDGs市民社会ネットワー ク【場所】オンライン(Zoom) 【言語】日英同時通訳【情報保障】手話 【プログラム・詳細情報】https://www.joicfp.or.jp/jpn/ 2024/02/20/54298/【オンライン登録】https://ja.eujapanspa.jp/ internatioanlwomensdayonline

READ MORE
白ばら日記

二十歳の集い・3学期始業式・お知らせ

今日から3学期です。 始業式では、本校の創立の元ともなった関東大震災時の活動を振り返り、能登半島地震について、私たちの役割について考えるお話をしました。 昨日は、品川区の二十歳の集いに出席しました。 吹奏楽部がパフォーマンスをしました。 会場がきゅりあんに戻ったので、舞台が広々しています。 壇上には、本校フラワーアレンジ部のお花が2カ所。 午後は、20歳になった卒業生が晴れ着姿で続々と集まってきます。母校での20歳を祝う会です。 ここまで育てたご家族にとっても、特別な一日になったことと思います。 着物の柄には様々な意味が込められています。私は蝶柄でした。蝶は卵、幼虫、さなぎから美しい成虫になり、また、高く飛び立っていくことから社会での活躍の象徴とされてきたそうです。 進学、結婚、就職、出産・・・様々なライフイベントを迎えるその折々に蝶の力をという親の気持ちが込められていたのでしょう。 当時はそんなことには全く気づかずなかった自戒の念を込めて「この日にお礼の一言を」と伝えました。 薔薇柄の着物の子も、何人かいました。 着物の授業を経験している子達だからか、母、祖母など家族の大切な着物を引き継いで着ている子もいました。 今は職人さんが減ってきて技術の継承が難しくなり、手に入らないようなものもあるので、さらに自分の子どもの世代へとつないでいってほしいものです。 2学期終業式と3学期始業式の表彰です。 *2学期始業式  <高等部> ◆ECC 部第 3 回高校生英語ディベート南関東ブロック(広域)大会Excellent Debater Prize ◆弓道部全日本弓道連盟昇段審査初段 ◆書道部日本武道館主催高円宮杯 大会奨励賞 岐阜女子大学主催全国書道展 準大賞、優秀賞 東京都高等学校文化連盟書道展 奨励賞 ◆作画部日本骨髄バンクより日頃の活動に対する感謝状 <中等部> ◆ECC部第13回全国中学生英語ディベート大会6位 ◆書道部日本武道館主催高円宮杯大会奨励賞 岐阜女子大学主催全国書道展優秀賞 ◆ダンス部第11回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会金賞 ◆作画部日本骨髄バンクより日頃の活動に対する感謝状 *3学期始業式  <高等部・表彰>◆ECC 部第 26 回東京都高校生英語ディベートコンテスト2nd Best Debater Prize ◆軽音楽部パワードリームミュージックフェスタ 2023夢さんばし大賞夢さんばし準大賞 ◆バレーボール部第 47 回第 7 支部高校女子バレーボール大会優秀選手賞 ◆演劇部東京私立中学高等学校演劇発表会優秀賞 ◆CBL学校代表 <中等部・表彰> ◆演劇部東京私立中学高等学校演劇発表会優秀賞 *私の所属している会議エンジン01で、1月26日(金)~28日(日)まで、市原で様々なパネルディスカッションを行います。私は以下に参加します。 1月27日(土)1時限 10:00~11:15 「女性リーダーの増やし方」三浦瑠麗様、岸本周平様、下村満子様3時限 14:30~15:30 中高生のきみたちへ「エンジンハローワークin市原」教師枠でお話をさせていただきます。4時限 16:15~17:30 「教育業界にも闇がある!?」 寺脇研様、福井康之様、ヨーコゼッターランド様、和田秀樹様 詳細、申し込みは以下です。「エンジン01in市原」公式HP https://enjin01-ichihara.jp/

READ MORE
白ばら日記

2年生 日本文化の取り組み

秋も深まり、急に冷え込んできました。 遠州流のお家元が「秋は月が綺麗だと誰かが教えてあげないと子どもはそれに気づかない」とお話になっていたことを思い出します。 寒いのはつらいですが、それも含めて季節の移り変わりを慈しむ心も生徒達に伝えたいです。 今日は、そんな思いを込めた日本文化を伝える取り組みをご紹介します。   総合学習日に、観世流シテ方能楽師鈴木啓吾先生による能楽鑑賞教室が行われました。 前半は、解説、狂言「柿山伏」、狂言体験ワークショップを行っていただき、後半は楽器解説と半能「敦盛」を披露していただきました。   「鎌倉」での散策も毎年行っています。学年主任の直井より以下報告です。 この日までに班ごとに、・企画のテーマを決める(事後に「旅行プラン」チラシを提出)・行動計画を立てるを実施しました。 さて、計画通りに行動できたでしょうか。はじめて計画を立てて自分たちで行動した経験が、今後の宿泊行事、修学旅行につながることを期待しています。 *見回り中に会った班は、とにかく楽しそうでした。 2年生では、茶道の授業も行います。こちらも直井から。 1回目 ・茶道の歴史について・礼・歩き方・座り方、立ち歩き方 を学び、実践しました。 2回目 実際にお茶をたて、お菓子もいただきながら作法を学びます まずはお菓子について、お話を聞きます。そのあとは、床の間の拝見、お茶、お菓子、お手伝いを実践です 3回目 試験期間がありましたので、久しぶりの茶道の授業です。 毎回お菓子がグレードアップ 留学生も一緒に 4回目 最後の授業です。お菓子が毎回グレードアップしていき、最終日は薔薇の練り切りです。 お茶の点て方も様になってきました 最終日は薔薇をモチーフにした練り切りです 和服の文化の授業も行います。   一反の生地の長さを実感。 教員がモデルで、和傘の紹介 生徒はこんな感想を。 ・ 着物は着物としてだけで終わりでなく別の姿でうまれ変わって使う ことができると知り、ますます着物を着てみたくなりました。  ・ 昔からのものがSDGsに役立っていることを知り感動しました。  ・心の余白をつくるために着物をまとうということが心に響いて、 とても素敵な方法だと思いました。  ・海外に行ったときに英語がうまくしゃべれなくても、 自分の国の文化を伝えられるので、 ぜひ着物を自分で着付けられるようになりたいと思いました。  日本文化の授業は、『女の子が幸せになる授業』にまとめています。 *夏には特別講座で、今回は1年生の教科イチ押し見学会でお世話になったWHAT MUSEUMさまより、招待券をいただきました。保護者面談日に玄関に置いておきますので、ぜひお持ちの上、お立ち寄りください(中高生はもともと無料です)。学校から徒歩20分くらいです。 WHAT MUSEUM感覚する構造 - 力の流れをデザインする建築構造の世界 - / TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展https://what.warehouseofart.org/

READ MORE
白ばら日記

オープンキャンパス・国際ガールズデー・ホームカミングデー・お知らせ

秋のオープンキャンパスを開催しました。 校舎竣工まであと2年を切りましたが、それまでは、講堂がなく、校舎も手狭でご迷惑をおかけしています。 そんな中、生徒達は、限られた場所をいろいろ工夫してクラブ活動をしています。 茶道部 箏曲部 生徒による模擬授業 生物部 被服部 吹奏楽部 バトン部 インターアクトクラブ 生徒による相談コーナー 競技かるた部 チェンバーオーケストラ部 28プロジェクトプレゼンテーション テニス部 卓球部 放送部 軽音楽部 ダンス部は週3回の練習ですが、全国大会にも出場しています。先日は、一般社団法人ガールパワーからお話をいただき、国際ガールズデーのチャリティパーティーにて、ブルガリの会場で演技をさせていただきました。今回のパーティーのためにオリジナルの振り付けを考え、衣装も曲ごとに変えるなど、 演出面でも様々な工夫をしたそうで、主催者から感謝の言葉をいただきました。 ガールパワーのHPでも紹介していただきました。『ガール・パワー主催チャリティパーティ2023』開催レポート 28歳ホームカミングデー(66期)が開催されました。 私たちの学校は98年前、まだ女性に参政権がなかったころ、家庭と両立して政治や経済の分野でも活躍する人を育てるために設立されました。これまで2万人をこえる卒業生を送り出してきましたが、まだまだ日本のジェンダーギャップは大きく、人口減少社会の中でこの国を支えていく人財を育てるため、女子教育が果たさなければならない役割は大きいと感じます。 最近は企業経営における人的資本が定量化されるようになってきましたが、女性管理職比率の高い企業はパフォーマンスも高いというデータもあります。 以前、米国議会初の女性議員がたった一人だけ戦争に反対票を入れたという話を書きましたが、コロナ禍において、女性リーダーが優れたリーダーシップを発揮したという話もあります。 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー女性は危機下で男性よりも優れたリーダーシップを発揮する *以前、特別講座を実施してくださった眼科医で起業家の窪田良先生が、先日、オンライン朝礼で近視についてお話しくださいました。 28日に文科省から報告も出ていましたが、現在、問題になっている子どもの近視を防ぐため、ボランティアでZEROーDiopter Projectを推進なさっており、私も来週、窪田良さん、茂木健一郎さんと、瀧口 友里奈さん司会のパネルディスカッションに参加します。 生徒データ、アンケートなども、個人情報をカットしたビックデータとしてディスカッションに活用させてもらいます。 *世界最大級の女子中高生向けアプリコンテスト「Technovation Girls 2024」プログラミング初心者でも5ヶ月でIT起業体験ができる無償の国際的なプログラムSDGs、グローバル、社会課題に興味がある人はチェックしてみてください。締め切りが9日までです。▼詳細はこちら https://www.technovation.waffle-waffle.org/

READ MORE
白ばら日記

文化祭・特別講座伊達公子さん・お知らせなど

9月14日に毎日新聞の企画で、元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんと「女子の未来を作る教育」というテーマで対談を行いました。せっかくなので、生徒にも聞かせたいなと思い、お願いして学校で特別講座形式で実施させていただきました。 生徒からは活発に質問も出ていました。内容は、オンラインと新聞紙面に掲載予定です。 オンライン記事の掲載は、9月29日(金)14:00の予定です。https://mainichi.jp/articles/20230928/k00/00m/040/062000c(有料記事です) また、女性誌STORYでも、中学受験を迎えるお母さまたちに向けてのインタビューを受けました。こちらも、9月29日(金)発売です。 ※画像をクリックすると拡大します。 文化祭が開催され、表彰式などまだ続いています。今日は中3で神谷校長が振り返りの授業をしました。賞をとったクラスの評価から、生徒達が何が優れた点だったかを考えていました。起業体験だけでなく、他にも活かせる体験になったと思います。目標、理念、企画、運営・・・会計などのそれぞれ手法についての振り返りもありました。ROEの計算ができる中3というのも珍しいんだろうなぁと私も、面白く見ていました。 改築中で手狭な校舎の中、生徒達が工夫を凝らして安全に実施できてほっとしています。今年からのキャッシュレス決済も大きなトラブルもなく行えたようです。 文化祭の写真ができてきたので紹介しますね。 一年生は、アーティストの小林武史さんとのご縁で、千葉県のクルックフィールズに行き、そこで体験したサスティナビリティーに関するテーマについて発表しました。 二年生は、日本社会、文化について学びます。着付け、茶道、活け花の授業、京都での体験学習を通して気づいた社会課題の解決について発表しました。 1A 1B 1C 1D  1E  1F 2A 2B 2C 2D 2E 2F 3年生はクラス単位、4,5年生は企画を立てた生徒が有志を募っての起業体験です。そのほか、家庭科の授業を中心に行っている課題解決プロジェクトや、学年の枠を越えて継続実施しているプロジェクトなど、様々な発表がありました。 部活の発表も年々充実してきています。 3A Peace COCO 3B もぐ。 3C Hairppy Lab 3D (株)chocoっと。 3E FraEly 4年 Like me 4年 Meuty 4年 Lifetime 4年 Kasstory 4年 Myselfact 5年 everesh 5年 てあらいふ 5年 UrVary 5年 ASSIT <クラブ・企画> 私と28歳の卒業生の対談

READ MORE
白ばら日記

始業式・特別講座(寺田倉庫)・表彰

  まだまだ暑い日が続きますが、二学期が始まりました。 式では多様性の話をしました。   夏の間に行われた特別講座の紹介をします。以前から寺田倉庫の経営者の方と交流があり、ご近所でもあるので、生徒の美術教育に協力しますとのお話をいただきました。それを、美術科の塩崎に相談したところ、プランのある生徒がいます!とのことで、特別講座として実施できました。 以下、塩崎より報告いたします。 特別講座 現代アートを楽しもう.pdf (2.99MB) ご近所の企業ということでは、同様のご縁で、以前も特別講座をしていただいたセガサミーホールディングスに文化祭でお世話になるクラスもあります。 今日は、関東大震災が起きてから100年の日です。本校の母体となった荏原婦人会の女性達は、このとき、地域のためにと力を合わせ避難所を設営しました。社会的にマイノリティーであった女性達の献身的な活動を見て、地域の方々が次々と支援をしてくださったそうです。そこから品女の歴史が始まりました。 創立者漆雅子はいつもいつも、「感恩報謝、いただいたご恩を社会にお返しなさい」といっていました。 生徒達には一つ一つのご縁を大切に、いただいたご恩を社会へと返していけるような人に育ってほしいです。 そして、その一歩として、お世話になった方への、感謝の気持ちと形にする「連絡報告」を大切に。 *表彰 <高等部> ◆ECC部PDA全国中学校・高校 即興型英語ディベート合宿・大会2023ベストPOI賞 ◆バトン部第42回東京都バトン連盟 選手権大会2位 ◆吹奏楽部第63回東京都高等学校吹奏楽コンクールC組銀賞 ◆ダンス部第16回日本高校ダンス部選手権ダンススタジアム全国大会進出   <中等部> ◆ECC部PDA全国中学校・高校 即興型英語ディベート合宿・大会2023ベストPOI賞ベストディベーター賞 ◆吹奏楽部第63回東京都中学校吹奏楽コンクールB組銀賞 ◆演劇部東京私立中学校演劇発表会優秀賞◆ダンス部第12回日本中学校ダンス部選手権ダンススタジアム全国大会進出◆第11回全日本小中学生ダンスコンクール東日本大会金賞・全国大会進出

READ MORE
白ばら日記

国際交流が戻ってきました 

  猛暑が続きます。自然の涼やかさのお裾分けです。 本校の起業教育についてのインタビューが、オンラインメディアYOSOROに本日掲載されました。   さて、コロナ禍の長いトンネルを抜け、人の移動が戻ってきた夏です。 学校行事も制限され、特に留学や修学旅行などの海外交流には厳しい環境でしたが、その中でも様々な工夫を凝らし生徒の学びを減らさないようにやってきました。4年学年主任の白石より修学旅行とその後の成果について報告します。 修学旅行は、以下の5つの目標を設定しています。①語学学習、②異文化探求、③協調性を高める、④自立(自分の力のみで物事を進めること)、⑤自律(自分自身で立てた規範に従って行動すること)これらを念頭に置いて、責任者を中心として決定したスローガンが、「LED 〜 Learn culture ,Enjoy English ,Discover myself 〜」 ・Learn culture (文化を学ぶ) ・Enjoy English (英語を使って楽しむ) ・Discover myself(自分自身の発見)です。このスローガンを念頭に置いて、ニュージーランドで活動しました。まずは、自主研修。これまでのクルックフィールズ、鎌倉散策、京都宿泊行事などの経験を礎にして、自分達でオークランド市内での活動計画を立てて、グループ活動を行いました。そして、待ちに待ったホームステイ、交流校での学校生活が始まりました。セレモニーで披露した英語でのスピーチや歌は、各交流校から大変お褒めの言葉をいただいています。慣れ親しんだ日本を離れての生活は、楽しいことばかりではなく、悔しいことや辛いこともたくさんあると思います。しかし、様々な課題や不都合を自分の力で乗り越えた先に、生徒達の大きな成長があると信じています。   *そして、その後の成果物ができてきました。以下が白石からの報告です。 修学旅行ではこれまでの探求型学習を生かすことができないかと、自主研修における課題に探求の視点を盛り込むようにし、「地球の歩き方」ともコラボレーションをして取材について学び、成果物としてオリジナルガイドブックを作るという流れを取り込みました。先日、ガイドブックが完成しましたのでご報告いたします。まず、「地球の歩き方」の皆様による全3回の事前講義を実施しました。 <第1回講義> 『地域の歩き方』授業の導入として、地球の歩き方の紹介と、そこに携わる職業の紹介、制作工程を伝えていき、次回授業の読者設定・テーマ設定につなげていきました。 <第2回講義> ガイドブック制作に欠かせない「取材」について学び、現地フィールドワーク(修学旅行)では、必要に応じ「取材」を実施できるよう、事前の準備から当日のポイントまでを確認しました。 <第3回講義> 取材を踏まえて、魅力的な記事を制作するためのポイントを学び、制作準備を行う。ガイドブック編集者目線での、原稿の作り方、見直し方法、テンプレートの紹介など。 <春休み課題(事後学習)> 自分達で記事作成し、優秀6グループを「地球の歩き方」の皆様に選んできただきました。 <オリジナル冊子完成!> オリジナルガイドブックが完成しました。 目次やインフォメーション、裏表紙も代表生徒作成で、各自のセンスが光ります。 *インターナショナルデーの新設、留学生の受け入れも復活しています。 担当のスチュアートより、Farewell Partyと留学生料理教室について報告です。 まずは、Farewell Partyです。 ■概要 6月13日のお昼休みにグローバル教育部のイベントとしてもうすぐ帰国する留学生のお別れ会を開催しました。留学生の5年F組のElenaさんと5年F組のMariaさんが日本での活動を説明し、一番楽しかったこと、一番辛かったこと、絶対忘れられないことなどを共有しました。お別れ会に参加した日本人学生がメッセージカードを留学生にプレゼントをしました。1年生7名、2年生1名、5年生10名が参加しました。監督はグローバル教育部のスチュアートが務め、その他、英語科の山岡、山本、黒沢が見学に来ました。 ■目的 お世話になった留学生2人に感謝を伝え、留学の成果を共有することを目的として開催しました。 ■実績 クイズゲームの形で、留学生2人にとっては留学中の一番楽しかったこと、一番辛かったこと、絶対忘れられないことなどが何だったのかを日本人学生が推測し、留学生2人が自分の経験を共有し、質問に答えました。その後、日本人学生は、留学生にメッセージを書いたメッセージカードをプレゼントしました。留学生との交流が続けられるために、日本人学生が手紙もプレゼントし、帰国したら送るようにお願いしました。   つづいて、留学生料理教室についての報告です。 ■概要 6月20日の放課後にグローバル教育部のイベントとして留学生による料理教室を開催しました。留学生の5年F組のElenaさんと5年F組のMariaさんが担当して、調理室でスペイン料理のチュロスの作り方を紹介しました。作り終わったら、作った料理についての意見交換を通してコミュニケーションを図りました。4年生8名、5年生8名、6年生1名が参加しました。監督はグローバル教育部の黒沢、山本、スチュアートが務め、その他、英語科の小澤、中川、権藤校長が見学に来ました。 ■目的 異文化に触れることを目的として開催しました。また、留学生の2人とももうすぐ帰国しますので、留学生のお別れ会も兼ねました。 ■実績 チュロスは本来あげて作りますが、今回は安全面を考慮して、あげないものを作ることとしました。留学生と交流しながら、日本人学生がチュロスをうまく作ることができました。作り終わったら、スペインから来た留学生のElenaさんがイベントで作ったチュロスと本場のチュロスとの違いを説明しました。その後、出来上がったチュロスをチョコレートソースをつけて食しました。最後に、思い出として日本人学生と留学生と写真を撮ったりしていて、調理以外の活動にも繋がりました。 *6月には、日本ユースリーダー協会が実施している来日研修「さくらサイエンスプログラム」にて、タイの高校生・大学生が来校しました。 本校の生徒と交流をしたり、化学の実験授業への参加や、茶道部体験をしていただきました。今回来日した学生の中には、ロボットコンテストに出場する学生もいたそうです。

READ MORE