PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

校外との連携が進んでいます

明日、明後日は文化祭です。昨日から、生徒たちは一生懸命準備をしています。

品女の特徴は校外との協業を積極的に行うこと。それが未来の社会につながっていきます。

 

外とのつながりという点で、先月は、校外の大人とのつながりの場に、地方の学校も招いくイベントを行いました。

担当の荻野より以下報告です。

SJ OPEN DAYは、複数の学校の生徒が参加し、自分が取り組んでいるプロジェクトについてプレゼンテーションやワークショップを行い、見学者からフィードバックをもらったり、ネットワーキングをするイベントです。

「他校の生徒や大人と繋がり、その交流を通じて学びや気づきを得てほしい」「自ら人と繋がる経験をすることで、能動的に道を切り開いていく力や意欲を育んでほしい」そんな願いから、昨年度より企画しました。

当日は、北は北海道、南は九州から、鹿児島実業高等学校、長野県松本県ヶ丘高等学校、本郷高等学校、文教大学付属中学校・高等学校、北海道ニセコ高等学校、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校、計6校が参加、企業や大学など様々な分野の大人、34名の方が参加してくださいました。本校からは23チームが発表、受付や誘導、司会など、イベントの運営も生徒が行いました。

イベントの冒頭では、「学生が学校外と連携することの意義」についてのパネルディスカッションを本郷高等学校高校3年生、北海道ニセコ高等学校高校1年生、本校高校2年生の生徒3名で行いました。生徒の口から語られるリアルな経験に参加者からは笑いや拍手が沸き起こり、会場が一体となりました。

そのあと、14の教室でプレゼンテーションやワークショップが行われ、参加者には興味のある発表を自由にご覧いただきました。発表後には質疑応答をしたり、アドバイスをいただいたりと、積極的に交流する様子が見られました。

全5タームでしたが、男子校、共学校、また、それぞれの地域ごと、10代の課題意識に根差した個性光る発表を互いに聞きインスパイアされていました。

懇親会では、大人の参加者から激励の言葉や今後の支援の提案をいただき、生徒たちにとって今後の活動のモチベーションに繋がる時間となりました。中には名刺をもって今後の相談をする子も。

今回の経験を糧に、楽しみながらプロジェクトを深め、その輪を広げ、それが社会をよりよくすることにつながっていけばと思います。

イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

*部活でも外と積極的に交流をしています。

顧問の直井より報告です。

8月28日に、フラワーアレンジ部が西五反田第二保育園に訪問し、 園児のみなさんにフラワーアレンジを体験していただきました。

日頃の部活動では、 コーチからご指導いただきアレンジしている部員たちですが、 園児の皆さんの自由な発想に驚きながらも、 グループ毎に楽しくお話ししながら楽しんでアレンジを体験してい ただくことができたようです。

クラスを超えて、有志団体を作り、学年を超えて活動を継続するケースも増えています。

そのうちの一つ、「CLAIR.」が、国際青少年デーを記念して開催された「Girl Goals」セッションに参加しました。
この機会は、本校にご支援をいただいているユニ・チャーム株式会社様とのご縁からお声掛けいただいたものです。

8月30日、「東京ウィメンズプラザ」にて「Girl Goalsストーリーセッション2025」が開催されました。
本イベントは、国連が1999年に制定した「国際青少年デー(International Youth Day)」を記念し、UN Womenとプラン・インターナショナルが主催、ユニ・チャーム株式会社が共催して実現したものです。
世界各地で共通する「教育」「月経」「暴力」「健康」など、思春期の女の子たちが直面する課題をテーマに、ユース世代が議論し、提言を発信する場となりました。

CLAIR.の生徒とOGメンバーがユニ・チャーム株式会社と共に「月経」セッションを担当し、中高生・大学生の参加者とともに課題について議論しました。
生理や健康に関する話題を安心して共有できる場は、参加した生徒にとって大きな学びと変化をもたらしたと思われます。
参加した生徒は、他校の中高生とも交流をして問題意識が共有できたので、より多くの中高生と連携していきたいと話していました。

詳細はこちら

明日からの文化祭も「社会の力を学校に活かす」「子供の力を社会に活かす」そんな場になると思います。