新緑の中の絵画(4年校外授業)
昨日今日と東京は素晴らしい快晴に恵まれていますが、まだ5月だというのに真夏のような暑さです。 そんな中、一昨日は4年生が校外学習で箱根のポーラ美術館を訪れました。当日は曇り空でしたが、美術館内での鑑賞が中心だったため、大きな影響もなく一安心。館内には世界的な画家の作品もあり、しかもその多くが写真撮影可能という素晴らしい環境です。生徒たちは、お気に入りの1枚を見つけると嬉しそうにカメラを向けていました。 美術館の皆様には、ここでも時々紹介している有志団体Artryの下準備の機会を作っていただいたり、当日は鑑賞後の振り返りができるよう専用の会議室までご用意いただき、本当にお世話になりました。 私も一通り展示を見た後、小雨の降る遊歩道を少し歩いてみました。国立公園に指定されている箱根の森は、静寂に包まれ、本当に落ち着いた雰囲気です。普段、東京の賑やかな学校にいる私たちにとって、こうした大自然の静けさは贅沢だと感じます。 美術館の方のお話では、モネをはじめとする印象派の作品が多いため、森の中の自然や光を感じながら作品を鑑賞してほしいという想いから、このような自然と調和した建物に設計されたのだそうです。 本物の芸術と箱根の豊かな自然に触れた生徒たち。きっと今回の経験を経て、また少し成長してあの静かな森へ戻っていく生徒もいるのではないか。そんな生徒たちの未来も楽しみに思えた、素敵な校外学習でした。
大一番に向けて
今朝も校門に立っていると、生徒が中庭の草花に水をやってくれていました。当番制だと思いますが、朝早くから登校して役割を果たしてくれる姿はありがたいものです。時々踊るような足取りで水を撒いていることもあり、果たしてまんべんなく行き届いているかは少し怪しいところですが、何事も楽しんで取り組む姿勢は良いと思います。 さて、本日の総合学習は各学年それぞれの動きがありました。4年生はCBL(Challenge Based Learningの班決め、5年生は校外学習の準備、そして6年生はいよいよ明日に迫った体育祭の着付け準備です。 明日の楽しみを奪わぬよう中までは覗きませんでしたが、廊下まで学年責任者の声が響いてきました。「中等部時代は2年連続6位だったけれど、最後は2連覇を狙おう」という言葉に、熱い思いを感じずにはいられません。応援横断幕のお披露目でも、これまでにない盛り上がりを見せていたようです。最高学年としての意地と団結力、明日の健闘を心から祈っています。 ハトも日蔭を選んで歩く(?)ほど日差しが強くなってきました。
芝浦工業大学にお邪魔しました
先週の金曜日、高大接続の連携協定を結ぶために、芝浦工業大学の豊洲キャンパスに行ってきました。 少し早めに到着し、駅から歩みを進めると、いつの間にか自然にキャンパスの中へと足を踏み入れていました。そこには大学と地域との垣根がなく、近所の幼稚園児が元気に遊び、地元の方がスポーツを楽しむ姿があり、開かれた教育環境を象徴しているようでした。 キャンパス内を歩けば、理系大学らしく大きな荷物を抱えた男女の学生たちが次々と目に付きますが、その表情は実に活き活きとしていて楽しそうです。調印式の後には校舎内を案内していただきましたが、各フロアには大型ホームセンターを思わせる本格的な作業場が備わっていました。午前中ということもあり学生の姿はまだまばらでしたが、それぞれが思い思いの場所で自らの研究や作業に没頭している姿が印象的でした。 非常に専門性が高く、その分野を本当に学びたいと願う学生にとっては、これ以上ないほど素晴らしい研鑽の場となるでしょう。個別に見学も受け付けているとのことですので、百聞は一見に如かず。興味のある生徒はぜひいってらっしゃい。 本校ホームページ https://www.shinagawajoshigakuin.jp/news/60252/
進路ガイダンス×3
今日の総合学習は年度初めということもあって、高等部3学年とも進路ガイダンスでした。私が覗きに行った時は、4年生が大学進学の意義、5、6年生は入試についての話でした。 例年より少し早く授業が始まってちょうど1週間。各学年少しずつ授業を見に行っていますが、新たな気持ちで頑張ろうという気持ちが見える一方、少し疲れ気味の生徒も。でも、この後全校面談日があったり健康診断日があったり、そして2週間後にはゴールデンウイーク。新年度の緊張感もあるでしょうが、まずはここまで頑張りましょう。 目標は遠くても一歩一歩
ポンポン60個の履歴
今日はバトン部の引退発表会があり、6年生に声をかけてもらったので舞台を見に行きました。 引退する学年はさすがの堂々とした演技でしたが、2〜5年生もこれまでの恩返しをしようと、最後のステージで精一杯のパフォーマンスを見せてくれました。大会とは異なり、先輩や保護者の方々のために踊る舞台ということもあり、踊る方も会場も笑顔に包まれていたのが印象的でした。 部長・副部長による後輩への想いがこもったスピーチも素晴らしく、私自身も顧問をしていた当時のことを思い出しながら聞き入ってしまいました。先輩から後輩への、感動的なバトンタッチを目の当たりにできた一日でした。 顧問の頃、私は器具などの購入を担当していました。初めて通販サイトで買ったのはポンポン60個。まだ購入履歴に残っていますが、今使っているものは少しデザインが違う気がします。
品女に戻るのが辛かった?
年初からオーストラリアとニュージーランドへ留学に飛び立っていた生徒たちが無事に帰国し、職員室に揃って挨拶に来てくれました。 一人ひとりに一番楽しかったことを尋ねてみると、即座に答えが返ってきます。現地でかけがえのない友人ができたこと、ホストファミリーに連れていってもらった小旅行、またドラマ(演劇)のような日本にはないユニークな授業に刺激を受けたことなど、話は尽きません。ファミリーの小さなお子さんと触れ合った日常や、誕生日でもないのに自分のために開いてもらったパーティーのエピソードなど、現地で経験した温かな時間が目に浮かぶようでした。 一方、あえて辛かったことを聞いてみると、先ほどとは一転して、すぐには言葉が出てきません。ようやく語られたのは、食事が口に合わなかったことや、慣れない土地での体調不良、英語で人間関係を築くために費やしたエネルギーのことなど。そして最後には、友人やホストファミリーと別れて帰国するのが辛かったという共通の感想がこぼれました。それほど現地での日々が充実していた証拠でしょう。 実際には、言葉の壁や文化の違いに戸惑い苦しんだ時もあったはずです。しかし、それらの苦労を笑いながら振り返る彼女たちの表情には、すべての経験を自分の糧として消化し、一回り大きくなった自信が溢れていました。 おみやげをいただきました。
変わろう、を大切に
久しぶりに全校生徒が登校してきました。静かだった校舎に一気に活気が戻り、いつもの品川女子学院の雰囲気です。 校門で皆さんの登校を迎えていて、新年度に目が留まるのは1、4年生で、4年生は今日からネクタイに装いが変わっています。その変化とともに、表情からも高等部という新しいステージに踏み出した決意が伝わってくるようです。 新学年というのは、誰もが「よし、頑張ろう」「自分を変えてみよう」と前を向く季節です。もちろん、その決意がどのくらい継続するかは人それぞれかもしれません。しかし、私は「今、切り替えよう」とするその瑞々しい気持ちこそがとても大切だと思っています。その一歩踏み出そうとする時のエネルギーが、これからの自分を作る何らかの種になることが多いのです。そして、周りでそういう気持ちになっている友人がいたら、ぜひ静かに応援してほしいと思います。 始業式では時間の都合上、上記の話だけに留めましたが、皆さんの元気な顔を見られたことが私にとっては何よりの喜びでした。また、式後の着任式では、緊張した面持ちで壇上に立つ新任の先生方に対し、客席から温かい拍手や声援が送られていました。こうした他者を受け入れ、励まそうとする優しさこそが、品女生の誇るべき姿です。 今年度からは新しい制度も導入され、慣れないことや大変なこともあるでしょう。しかし、私たち教職員も、皆さんと一緒に歩み、工夫しながら進んでいきたいと思っています。ともに頑張っていきましょう。 エントランスに、新たなスタートにふさわしいフラワーアレンジ部制作の花が飾られています。良い香りです。
Cherry blossoms are holding on for you.
例年より花の進みが早く、雨も多かった今春。前庭のただ1本の桜は全員が揃う始業式まで何とか持ちこたえてくれそうです。 花びらが少し舞う校門で、明日皆さんに再会できるのを楽しみにしています。
それぞれの春休み
春休みは、いくつかのクラブの発表会とアメリカ研修の見送りに行ってきました。生徒それぞれが、好きなことを楽しんでいる姿が印象的でした。 毎年この時期の発表会は、感謝と緊張の入り混じった舞台になります。1年間活動を支えてくださった保護者の方々や教員・コーチに立派な姿を見せたいという思いや、新入生に向けて上級生らしい演技・演奏を届けたいという意気込みが伝わってきました。校内や馴染みのあるホールでの開催でしたので、私もリラックスして楽しませてもらいました。 1日からは、約1週間のアメリカ研修が始まりました。添乗の方から共有していただいた写真を見ると、わずか数日で多くの刺激を受けている様子が伺えます。これからも密度の濃い日々が続きますが、帰国後の体験談を聞くのが今から楽しみです。 カリフォルニアの青い空が、彼女たちの前向きな気持ちを象徴しているようです。