PRODUCED BY 品川女子学院
図書室日記

『都会のトム&ソーヤ』映画化!

生徒たちにも大人気、はやみねかおるさんの『都会のトム&ソーヤ』が7/30に映画公開されるので、シリーズを大きく展示しました! 最新17巻まで、他にゲームブックなどもあります。   また、『都会のトム&ソーヤ』シリーズは電子図書館にもあります。 「1~5巻合本版」「6~10巻合本版」「完全ガイド」の3冊です。   中学生が主人公で、わくわくとドキドキがつまった物語です。 読んだことがない人はこの機会にぜひ、もう読んだことのある人もガイドやゲームブックを楽しんでみてください。 図書室 伊達木

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白ばら日記

挫折しない子の共通点・表彰・小泉大臣とのセッション・改革の記事

夏休みに入り、暑い日が続きます。緊急事態宣言下の制約の中、様々な工夫をして学習や文化祭準備の活動をしています。 昨日は、オリンピックの開会式でした。終業式では、元金メダリストから伺った話をしました。 その方は、オリンピック出場を逃し引退し、母校の指導をしていたのですが、不祥事で部活が一年間の出場停止となってしまいました。母校の名誉を回復させ、頑張っている部員を励ましたいと復帰を決断。なんと一ヶ月半のトレーニングで全国優勝し、その後のオリンピックで金メダルを取りました。 そのときの制約の中で工夫したトレーニング方法が今に活きているそうです。 「困難なときに辞める子と辞めない子の違いは?」と伺ったところ、 「入部を自分の意志で決めたかどうか」とおっしゃっていました。 挫折しない子の共通点は「自分で決める力」があることなのでしょう。 また、「自分は不安や失敗が多いタイプだが、不安は見えないものが怖いので何が不安なのかを自分に質問し突き詰める、失敗はそこから学ぶことが大切、気が小さいことは恥ずかしいことではない」とも話していました。 生徒達も今、制約の中で、様々な選択を迫られることがあると思い、この話を共有しました。 終業式はオンラインで行い、以下の表彰をしました。 *研究発表〈日本地理学会2021春季学術大会 高校生ポスターセッション〉 日本地理学会理事長賞(全国2位)  森川さん、井手さん *2020年度C B L学年代表〈MY PROJECT AWARD 2020〉All Stare Team 全国優秀賞〈ソーシャル・ビジネス・プラットフォーム〉最優秀賞 齊藤さん、森田さん、遠藤さん、工藤さん *生徒会部〈日本生徒会大賞2021〉優秀賞     小川さん *中等部演劇部〈東京私立中学校演劇発表会〉 優秀賞 品川女子学院 楽静(らくせい)作『タイムカプセル』 岡村さん、小澤さん、髙見さん、池田さん、田中さん、田中さん、三宅さん *高校2年生の生徒がフジテレビの番組「未来を変えるFUTURE TALK」に出演しました。他校の生徒の皆さんと『カーボンニュートラルとその先の未来』をテーマに、小泉環境大臣とのトークセッションに参加させていただきました。小泉大臣には以前、イノベーションをテーマに特別講座を二回やっていただいたこともあります。環境問題こそ、未来の当事者である中高生が主体的に考え行動することで、社会が変わると実感しました。この様子は、8月14日スタートのフジテレビ「バーチャル冒険アイランド」アプリで配信される予定です。 *ダイヤモンドオンラインに以下のインタビューが載りました。かなり昔の話なのでちょっと恥ずかしい話題なのですが、お世話になった方の教育対談シリーズで依頼がありました。編集者の方に、「漆先生、昔はかわいかった」と、遠い目でおっしゃっていたとか・・・・。もう還暦です。 《第1回》経営危機からよみがえった「品川女子学院」、人を動かす4つの法則とは  

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高等部校長

終業式の日

先日の終業式では、オリンピック選手の言葉、というテーマで少しお話しをさせていただきました。金言とか名言というような堅いものではなく、全力でプレーをした後の選手の何気ないひと言に注目してみて欲しいと伝えました。今回のオリンピックに関してはさまざまな意見がありますが、少なくとも選手たちは100%の気持ちで挑んでいます。その選手達が発するひと言は、どんな時代でも注目に値すると思います。 話の中でいくつか例を出しましたが、約30年前のマラソンで転倒した谷口選手の言葉を最初に紹介しました。保護者の方々はよくご存じの言葉だと思いますし、他にも、皆様が印象に残っている言葉やできごとから、スポーツや大会の意義などについてお話しいただくきっかけになればと思います。 またこの日の午後、本校の5年生2名を引率して、環境問題について小泉環境大臣や他校の生徒と意見を交わす番組の収録に行ってきました。2人が周到な準備をして、自分たちの言葉でしっかり質問や提言を行っている姿に、本校が目標としている1つの生徒像が垣間見られ、誇らしく感じました。この時の模様は、以下のURLで概要と本放送についての案内が見られますので、お時間のある方はご覧いただければ幸いです。 https://www.fnn.jp/articles/-/212784   *この後、夏休み中のできごとは始業式後にお伝えします。 昨年度の卒業アルバムが届きました。マスクをせず、手を繋いで、みんなで校歌を歌っています。何か遠い昔の写真のような気がします。  

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中等部校長

1学期終業式(20210719k)

全校生徒が「密」にならずに集まれる場所がありませんので、終業式は校内リモートで。 生徒の皆さんの顔が直接みられなかったのは残念ですが、教室では、担任や同級生同士とでリアルなやりとりがあったことでしょう。 感染症対策に気を配りつつも、人と人とが現実に触れ合う場を守っていくにはどうしたらいいか、考える日々です。 (梅雨が明けたら、すっかり夏の強烈な日差し。)

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中等部校長

答案返却日(20210714k)

夏休みになると、さまざまなところで中高生向けのイベントが行われます。 学校の外に出て、いろいろな体験をしてみるのはいいことです。 校内にも各種紹介ポスターが貼られています。 (綺麗な写真でイベントの内容も興味深いのですが、ネーミングについてはノーコメント。)

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図書室日記

1年国語科×図書室

今年の1年生は、国語科と図書室で連携して読書を推進しています。 図書室からおすすめの本プリントを配布し、1ヶ月毎に5冊以上読んだ本の記録を提出すると、名前入りの季節に合わせた特製しおりをプレゼントしています。 夏休みも課題の本の中から好きなのを読んでPOPを作ったり、作文を書いたりする課題が出ています。 課題用にいつものおすすめの本コーナーをどどん!と拡大しました。   夏休み貸出中ですが、他の人も課題で使いたい本なので、読み終わったら早めに返却するよう呼びかけています。 講習期間中は図書室も開室していますので、ぜひ借りに来てください!   図書室 伊達木

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高等部校長

綾鷹とか伊右衛門とか(大学出張授業②)

大学出張授業の続き、今回は文系学部です。 ・法政大学/現代福祉学部/水とまちづくり-地元の人の立場から地域の未来を考える お忙し中、品川女子学院に来て下さり、ありがとうございます。私は今地理の授業で地域のまちおこしにどう対処するかという課題に取り組んでいたので、とても参考になりました。(なんと礼儀正しい。高校と大学の授業はつながっていることがわかりましたね) ・早稲田大学/商学部/経済学の視点で経営を学ぶ-経済学では公共部門の経営をどう考えるのか 舞台芸術のコスト病の話が印象的でした。舞台に関わる仕事がしたいと思っていますが、舞台芸術への需要を高めるためにPRやマーケティングをうまくできないと赤字になりやすい産業だとわかりました。(景気が良くなると舞台産業は赤字に陥りやすい、と言われて驚きましたね。でも経済学で説明されるとよくわかります) ・青山学院大学/経営学部/マーケティングの魔法:実は私の行動って…編 本日は本当に興味深い授業をありがとうございました。私は、お茶などは相当おいしくないものでなければ安いものを買っているので、綾鷹や伊右衛門のみを好んで買っている人とは知覚マップが違うのだなとわかりました。(またもや礼儀正しい。私の知覚マップはあなたにかなり近いと思われます) ・立教大学/法学部/法学入門/ルールの意味を考える 日常の中にある物事のルールを考えることはとても興味深く面白かった。法学部と言えばなんだか堅苦しいイメージがあったが、実際は身の回りのルールを考えることから始まったので、とても親しみやすいと思った。(私は、水道の蛇口のルール「なぜ左に回すと水が出るか」が興味深かったです。すぐ人に言いたくなってしまいますね) 立教大学の先生の板書。日常生活におけるさまざまなルールが提示され、受講生徒と一緒に考えていきました。面白くて緊張感のある1時間だったと思います。

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白ばら日記

大学出張授業・傘シェア・新校長記事・DXAI教育対談

7月16日に4・5年生の大学出張授業が行われました。シリーズでお伝えします。 担当の小川より以下報告です。 東邦大学の看護学部の山内英機先生からは「生きる力を支える看護の仕事」というテーマでお話をいただきました。 看護実習では人形を使って、触ったり観察して身体の状態を判断するフィジカルアセスメントの練習をするそうです。ここで先生が女の子の絵を出しました。「女の子の他に、何か見えますか?」よく見ると、絵の中に猫やお婆さんがいます。 先生「患者さんの身体を見る時も、ただ見るだけではなく、自分が何を見るかを意識することが大事です。唇の色やまぶたの裏側の色、足のむくみからも患者さんの健康状態がわかります。健康診断で胸を触っているのは、肺の動きを手で触っているんです。だから、看護師の仕事は身体の構造を知っていることがとても大事です。」 動画で不整脈がドク…ドク、ドドド、と乱れる映像を観たり、実際の呼吸音を聴かせてもらったりしました。呼吸の音を聴く聴診では、呼吸音の高低、濁っているか、プツプツ、ヒューヒューという音を聴き取ります。看護師は自分の五感を働かせて診断する、ということがよく分かりました。 先生の体験談の中では、患者さんが亡くなった時のお話もありました。 人生の終わりに立ち会うこと、苦しみや死に対して何ができるのか、考え続けることで看護師として成長していくというお話を聴いている時、生徒の皆さんも真剣な顔になっていました。 最後の質問タイムでは「高校生のうちにやっておくと良いことはなんですか?」という質問に、先生からこのようなお話をいただきました。 「チームワークが必要な仕事なので、ディスカッションやグループワークができることが大事。 それから、いろいろなタイプの人とうまくやっていくこと。ネガティブな目で人を見ないで、いつも人の良いところを探して気づけるようになること。」 アンケートでは、 「副雑音を聴いて、人間からこんな音がするのかと驚きました。」 「看護職は医療に関する知識だけでなく、患者さんとのコミュニケーションや観察能力が必要ということを学べてよかったです。将来につながるように今から人の気持ちを考えて、良いところに目をつけられる人になりたいなと思いました。」 「看護の専門的な知識はもちろんですが、看護師としての心を学びたいと思いました。将来助産師になりたいという夢があるので、患者さんの気持ちに寄り添える看護師になるために、様々なことに挑戦していきたいと思います。」 などといった感想がありました。   *生徒会役員企画で傘リユースプロジェクトを始めました。使わない傘を生徒会室に集め、雨の日など傘が必要な時に自由に借りられる学校内傘シェアリングシステムを作るそうです。 プロジェクトを始めるにあたり、7/14水~19月の間、玄関前で傘の回収ををおこなっていますので、ご協力よろしくお願いします。 *読売新聞オンラインに新校長のインタビュー記事が紹介されました。【特集】中高に新校長「社会に目を向けチャレンジする生徒を」… 品川女子  *私がモデレーターを務めた教育対談の動画がアップされましたのでご紹介します。コロナを機に実現するDXとAIによる新時代の教育~伊原木隆太×國領二郎×柴山昌彦×水野雄介×漆紫穂子~

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高等部校長

リピーター?(大学出張授業①)

昨日は4,5年対象に大学出張授業もありました。5年生のワークシートから2回に分けて紹介させていただきます。 ・電気通信大学/情報理工学域Ⅲ類/先端科学を学ぼう:ホタルに学ぶ光の化学 応用化学と聞いて「化学だ」と身構えていたけど物理も生物も使っていて、高校の先生達から言われている、分野の壁がなくなってきているということをすごく実感しました。(実社会に近づいていくと、ますますそうなります) ・東邦大学/看護学部/生きる力を支える看護の仕事 病棟看護師だけでなくフライトナースの1日を映像で見られたことがとても興味深くておもしろかったです。ドラマなどで何となく知ってはいたけど、実際の映像を見るとより興味がわきました。(私も伊豆の山中でドクターへリの到着を見たことがあります。とにかくみんな動きが俊敏で、あっという間に救護して離陸して行きました。) ・芝浦工業大学/工学部情報工学科/情報系の研究活動とは たくさん写真を撮ってボケているところをなくすのが、原始的なのに近未来な感じですごく面白かったです。(写真は、撮った後でも明るさや色調などほとんど修正が効くのですが、ピントだけは修正できないと言われていました。おそらく、ピントを分散してたくさん撮って合成する技術ですね。たしかに原始的だけど新しいです。最近スマホのカメラなどに標準でついているHDRという技術も、基本は同じ発想です) ・昭和大学/薬学部/新しい薬学教育の動向~対人援助職としての薬剤師養成プログラム 昨年もこの講座を受けて、大学選びの時に大学独自のカリキュラムを見た方がいいとおっしゃっていたのは覚えていたのですが、調べ方を忘れて困っていたので、今日知れてよかったです。(出張授業のリピーターですか?この先生、新しい薬学のあり方や、他大学との比較をはっきり言っていただけて説得力があり、短時間ですが聞き入ってしまいました) 東邦大学の講義。実際の患者の呼吸音を聞いて、症状を分類する指導などもありました。

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