PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

品川女子学院には97年の歴史があります-英語ではどう言いますか?

1つの言い方としては、Shinagawa Joshi Gakuin is 97 years old.  中学1年生から使える表現です。上級生になれば、直訳(word-for-word translation)では通用しない場面が増えてきますね。一旦頭の中で意味や状況を整理してから翻訳するよう心がけましょう。 5月2日は本校の創立記念日です。本日、記念品として校名入りのボールペンが配られました。コロナ前はこの日にお菓子が配られることが多く、担任をしていた頃は「下校中に食べないように」などとよく注意していましたが、筆記具ならその心配はありません。後援会からいただいたものですので、有効な使い方を考えてみてください。私も1本いただきましたが、軽いので手帳につける筆記具として使おうかと思っています。 もうすぐ100年になる歴史は、「扉の向こうに」やホームルームで紹介されていますので、ここでは振り返りません。先日の体育祭でもお伝えたした通り、本校の伝統は誰かに押しつけられたものではなく、ほとんどは生徒の自発的な行動が習慣化したものです。体育祭をはじめ行事のほとんどが生徒会・実行委員によって運営されることがその典型で、これは大いに誇れる伝統だと思います。これからもずっと続いていくことを祈ります。 始業式の頃にはC棟の窓から僅かに桜が見えていましたが、今はすっかり新緑に変わりました。どの学年の生徒も本当に慌ただしい1ヶ月だったと思います。明日からの数日間で少し羽を休めて、また連休明けから頑張りましょう。 後援会をSupporters' Associationと記してあります。高校生は、sの後にアポストロフィ(')が付いている理由がわかりますね。

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中等部校長

健康診断日(20220428)

生徒の皆さんは学年ごとに登校して健康診断を受けています。 私は完成間近のB棟(の一部)へ。設備の確認のため入った家庭科の教員について行きました。 (シックな色合いの調理室)

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中等部校長

変わらず(20220427)

体育祭翌日。 中等部の教室をひと回りしてみましたが、朝読書の時間から静かに変わらぬ日常が始まっていました。 植え込みのツツジが、いい感じです。

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高等部校長

体育祭点描

昨日無事体育祭が終了し、接戦を制して6年生が見事に優勝しました。詳しい内容は、お嬢様のお話しや学年・クラスのブログで紹介されると思いますから、ここでは写真とコメントを少しだけ。この学校の体育祭は、何と言っても実行委員あってのものですので、数枚ですがそれも入れておきました。 国立代々木第一体育館。久しぶりにツツジの季節の体育祭です。 3年生は他学年より早く登校し、無人の会場で演舞のリハーサルをしていました。 実行委員が競技用のポイントを付けているところ。手にいっぱいガムテープを貼っています。 審判部の実行委員でしょうか。活動前に円陣を組んで気合いを入れます。 学年カラーの襷をつけた責任者が集まって選手宣誓します。 最初の競技、徒競走。下級生には負けられません。 玉入れの1回戦は4年生の圧勝でした。 6E担任が更衣室でイメージトレーニングをしています。 パン食い障害物競走。左手にパンを持って激走。 大縄。経験が重要なこの団体競技で1年生は4位になっています。 ビーチフラッグのスタート直後。この競技はダッシュ力が勝敗を大きく左右します。 6年担任が着付けの出番を待ちながら、心配そうに得点の中間発表を待っています。 クラブ対抗リレー。走りづらそうな衣装ですが速かったです。 演舞本番。ファインダー越しでもかなりの迫力を感じました。 着付け6年F組。担任はもう振り切れている感じですね。世界観がありました。 着付け6年E組。この後、衣装を投げる姿がカッコ良かったです。考えられた展開です。 着付け6年B組。担任をよく目立たせていました。雰囲気作りがとても上手です。 着付け6年C組。最初は担任がわからないくらいでした。踊れる教員をうまく使っていました。 着付け6年A組。普段と今回の担任、本当はどちらなのでしょう?企画の段階で成功です。 着付け6年D組。担任は生徒と手を組んでずっと回っていて心配しました。トリにふさわしい華やかさでした。 着付けエンディング。学年団の教員が揃っています。学年主任が制服を着ていますが、あまり抵抗がなさそうです。 1年生綱引き。この競技での上級生との対戦は大変です。 宅配便リレー。6年生の荷物が危ない! 実行委員器具部の生徒が、毎競技ごとに素早く運んでくれます。 メディシングボールの順位発表。上級生の経験が生きます。 借り物競走。生徒が必死で、渡す教員はけっこう怖いです。 はっとしてピョン。低い位置で素早く棒を通すのは、なかなか腰がキツいんです。 学年対抗リレー。このレースに象徴されるとおり、体育祭を通して6年対5年の図式が続きました。 最終結果。 体育祭の振り返りビデオを見る6年生。みんな笑顔ですね。優勝おめでとう。 体育祭実行委員長による閉会の言葉。やはり今日1番の拍手。 生徒が下校し終えてから1時間以上経っての実行委員最終集会。本当にご苦労さまでした。

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中等部校長

体育祭(20220426)

直前になって延期になり、秋に5年生までの参加で体育祭が行われるということが、2年続きました。 全員揃ってこの時期に行われるのは3年ぶりです。 それ以前に比べ、進行に若干のぎこちなさを感じたのは、気のせいではなかったでしょう。 生徒の顔ぶれは毎年6分の1が入れ替わりますから、生徒が企画運営をする行事は経験の継承と蓄積が大きな意味を持ちます。 中等部の生徒、つまり、全校の半数の生徒は4月の全員参加の体育祭を経験していませんから、運営をした5年生諸君は苦労が多かったと思います。 来年もまた、このかたちでやりたいものです。 (学校の体育館がこんなに広かったら・・・、嬉しいけど持て余しますね。)

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中等部校長

強調(20220425)

スマートフォンで写真を撮ると、画像処理のシステムが必要以上に意図を忖度して「きれい」な仕上がりにしてくれることがあります。 これもそうだと思いますが、今日の午後の日差しは、確かにこんな印象ではありました。 クラブ活動も、適宜休憩を入れながらやっております。

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高等部校長

超えられない棒はない?

明日は体育祭。下校延長をしている6年生のフロアをちょっと覗いてきました。各教室に数名ずつ残って集中して勉強していますが、中には教卓に陣取って参考書をたくさん広げている生徒も。今日は暖かいとはいえ、ほとんどの教室の窓が全開です。もしかすると、下校延長の直前まで踊りの練習をしていたのかもしれません。 廊下に、数日前にはなかった掲示物を見つけました。体育祭優勝への決意がたくさん貼ってある模造紙のようです。それぞれの想いがよく伝わってきましたが、その中に一瞬考えてしまう付箋がありました。「私には超えられない棒はない!!」 本校の体育祭には「はっとしてピョン」という競技があり、走者2人が棒の両端を持ってクラス集団の足下を通過させ、それをリレーしながら早さを競うものです。走者は、急ぎながらも棒を低く通過させる必要がありますし、それを待ち受ける集団はタイミング良く棒を跳び越えなければならない難しい競技です。経験がモノを言うので、優勝を目指す6年生は取りこぼせません。そのプレッシャーに打ち勝つ決意の標語のようです。面白いです。 75期には最後のリベンジのチャンス。前学期に一人一人と話しもしたので是非頑張って欲しいですが、この生徒が気合いを入れすぎて早く跳びすぎないことを祈ります。Go fot it! 6年生

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中等部校長

後援会・PTA総会(20220423)

3年ぶりにリアルでお集まりいただきました。 退任される昨年度のPTA会長さんは、お嬢さんが姉妹とも私が担当した学年でした。 最後の1年間は私は校長になってしまい直接の担当を外れましたが、12年の長きにわたるおつきあいでした。 こうなるともう、親戚みたいなものですね(笑) コロナ禍の中での活動の工夫には、ご苦労も多かったと思います。 お疲れ様でした。ありがとうございました。

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高等部校長

同じ中1の英語でも

始業式以降、ときどき高等部の授業を見ていますが、今日はC棟を離れて中1の英語を見学しました。行事の多い学校とはいえ、ベースになるのはあくまでも授業。私は英語の教員なので中1の導入は気になります。 私の入った授業では、英文の語順について考えさせていました。まだ英語をはじめて1週間ですので、簡単な英文(I play tennis.)を提示した上で、語順が日本語とどう違うかをグループで話し合ってもらいます。最後に各班が当てられた時には「述語が先にきている」とか「倒置が起こっている」など、文法用語を使ったうまい説明がどんどん出てきます。いいぞ、と思いながらも、教員の説明の余地がなくならないかとヒヤヒヤしました。英語には日本語のような助詞がないので、語順が大きな意味を持ちます。それを早い時期から意識させるのは一つの良い手法だと思います。 思い返せば、私自身が受けた中1最初の英語の授業はThis is/That isから始まっていました。ちょうど1週間くらい経ったところで、ある生徒がthisとthatの違いを教員に質問しました。たぶん、指し示す距離の目安を知りたかったのだと思いますが、返ってきた答えは、thisは「これ」thatは「あれ」と覚えればいい、というものでした。 授業も大きく変化しています。    

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