超えられない棒はない?
明日は体育祭。下校延長をしている6年生のフロアをちょっと覗いてきました。各教室に数名ずつ残って集中して勉強していますが、中には教卓に陣取って参考書をたくさん広げている生徒も。今日は暖かいとはいえ、ほとんどの教室の窓が全開です。もしかすると、下校延長の直前まで踊りの練習をしていたのかもしれません。
廊下に、数日前にはなかった掲示物を見つけました。体育祭優勝への決意がたくさん貼ってある模造紙のようです。それぞれの想いがよく伝わってきましたが、その中に一瞬考えてしまう付箋がありました。「私には超えられない棒はない!!」
本校の体育祭には「はっとしてピョン」という競技があり、走者2人が棒の両端を持ってクラス集団の足下を通過させ、それをリレーしながら早さを競うものです。走者は、急ぎながらも棒を低く通過させる必要がありますし、それを待ち受ける集団はタイミング良く棒を跳び越えなければならない難しい競技です。経験がモノを言うので、優勝を目指す6年生は取りこぼせません。そのプレッシャーに打ち勝つ決意の標語のようです。面白いです。
75期には最後のリベンジのチャンス。前学期に一人一人と話しもしたので是非頑張って欲しいですが、この生徒が気合いを入れすぎて早く跳びすぎないことを祈ります。Go fot it! 6年生
2022.4.25 [高等部校長]