生徒の自主プロジェクト・企業との連携(メルカリ・キユーピー)・ラジオ出演
1,生徒の自主プロジェクト「Artry!」の活動紹介WHAT CAFEで美術作品の鑑賞会を行いました。まず一人で作品を見た後、それぞれが気になった作品について感想や解釈を共有し、さらに仲間と話しながらもう一度作品を鑑賞するというアートワークショップです。同じ作品でも、人によって感じ方は違い、それをシェアすることで新たな気付きが生まれます。そんな多様性の面白さに気付く時間になったようです。 当日の様子について、担当の塩崎より報告します。 Artry!特別講座 WHATCAFE鑑賞会 報告書.pdf (10.38MB) 現在、校内のさまざまな場所にカルチュア・コンビニエンス・クラブの増田会長から寄贈していただいた作品が飾られています。Artry!はこの校内鑑賞ツアーも行いました。 Artry!特別講座 校内絵画鑑賞会 報告書.pdf (6.75MB) 2,メルカリとの連携を考えています。その様子が「merpoli(メルポリ)」 で公開されました。AI時代の学びにおいて、完成した「答え」だけでなく、試行錯誤する「過程」にどのような価値があるのか。企業と学校が一緒に考えている内容が紹介されています。ぜひご覧ください。 3,サステナビリティをテーマにした特別講座「heeee!」の一環として、キユーピー株式会社様の施設に訪問した様子を、キユーピー様のブログで紹介していただきました。食と健康、アップサイクル商品の開発など、企業の現場で大切にされている考え方を学ぶ貴重な機会となりました。 4,「私学妙案研究所」のWebラジオ番組「先生と、ひとやすみ」に出演しました。「『社会を変える子』は、身近な誰かを思うことから育つ」というテーマです。 ▼ ラジオの視聴はこちらから第21回「社会を変える子」は、身近な誰かを思うことから育つhttps://s-goodidea.jp/radio/r2 026-10-2/※全4回に分けて公開される予定です。
ジェンダーギャップ指数・「SJ OPEN DAY」の開催報告
先日、世界経済フォーラム(WEF)より「世界ジェンダーギャップ報告書(Global Gender Gap Report)」が発表されました。この報告書は、政治・経済・教育・健康の4分野における男女格差を指数化し、各国を比較したものです。日本は今回、世界117位。前年より順位を一つ上げたものの、依然として大きな課題が残されています。 女子校が減る中、一世紀以上教育方針を変えず貫いているのは、社会の意思決定層に女性を増やすには、中等教育で自己決定力のある女性を育てることが最も近道と考えているからです。卒業生のデータからもそれが明らかになってきています。 日本のジェンダーギャップ指数は健康、教育の2分野は世界トップレベルなのに、政治、経済の2分野が世界最低レベルであることでこの順位になってしまっています。これまでも何度も紹介してきましたが、和平合意に女性が参加すると継続率が上がる、女性は危機時のリーダーシップ力が高いなど、意思決定の場には多様性が必要であることはデータが示しています。 昨日、公益財団法人Will for Japan主催のイベントにて、フジテレビの解説委員の鈴木 款さんと対談し、品川区の森澤区長にインタビューしたときの話が出ました。自然災害の増加する中で、品川区では「女性視点の防災」を打ち出しているそうです。 避難所では生理を含めた女性特有の健康課題への対応や、性被害、トイレの問題などがあるにもかかわらず、市区町村の防災・危機管理部の女性職員割合は全国平均が12.6%で、品川区は8年前は29人中5人で17%→今年は29人中11人と倍増しているそうです。 なぜ東京都品川区は子育てしやすい街 全国ナンバーワンになったのか “おむつ定期便”でプッシュ型支援 森澤恭子区長に聞く(FNNプライムオンライン(フジテレビ系) ) 私たちの学校は、関東大震災のとき女性たちが設けた避難所が元になっているので、この話は心に残りました。 そして、もう一つ、うれしいニュースが! 東京大学学長に藤垣裕子氏選出 女性初、学内投票覆す:日本経済新聞私も東京大学には、経営協議会の委員として関わっていますが、せめて候補者に女性をといろいろな場面で、発言し続けてきたので、この結果は次に続く女性たちにとっても、日本社会にとっても朗報だと思っています。 さて、次に続く年代を育てるためのイベントの紹介です。 夏休み中、本校でSJ OPEN DAYを開催しました。 これは、本校で生徒が行っている様々なプロジェクトの発表会を他校にも広げ、学校の外の世界の大人とつなぐ試みです。人口減少社会の中で、次の世代は少人数でこの国を支えていかなければなりません。地域や性差、年齢差を超えてつながり、シナジーを起こすことが必要です。 今年はどのような交流や学びが生まれたのか、担当の荻野よりご報告します。 SJ OPEN DAYは、複数の学校の生徒が一堂に会し、自身の取り組んでいるプロジェクトについてプレゼンテーションやワークショップを行い、大人の方々からフィードバックを直接いただくことで新たな気づきを得たり、社会とのつながりを築いたりすることを目的としています。 「他校の生徒や大人と繋がり、その交流を通じて学びや気づきを得てほしい」「自ら人と繋がる経験を通じて、能動的に道を切り開く力や意欲を育んでほしい」そんな願いから2024年度にスタートしたこの企画も、今年で3回目を迎えることができました。 当日は、全国から11校の生徒の皆さんが発表者として参加してくださいました※。企業や大学など各分野でご活躍されている85名もの方がご参加くださり、熱心なフィードバックをしていただきました。本校からも9チームが発表に参加し、受付や誘導、司会進行に至るまで、生徒たちがイベント運営を担いました。 イベントの冒頭では、参加者全員の前で代表校の生徒がプレゼンテーションを行い、直接フィードバックをいただく「公開フィードバック」を実施しました。ゲストコメンテーターとしてお招きした青井浩さま(株式会社丸井グループ代表取締役社長)、田丸玲奈さま(株式会社エービーシースタイル代表取締役社長)からの鋭く温かいフィードバックは、生徒たちにとって非常に貴重な経験となりました。また、全体でフィードバックを共有できたことで、その後の各教室での発表も、より深みのあるものとなりました。 1ターム15分、13の教室に分かれて行われたプレゼンテーションやワークショップでは、生徒一人ひとりの個性が光る内容ばかりでした。発表後には質疑応答をしたり、アドバイスをいただいたりと、積極的に交流する様子が見られました。 懇親会でも、ゲストの皆様からたくさんの激励の言葉をいただきました。今回の経験を糧に、生徒たちが楽しみながらプロジェクトを深め、その輪をさらに広げていってくれることを強く願っております。 イベントにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。来年度も同様のイベントを開催する予定ですので、ぜひ多くの方にご参加いただければと思います。 ※参加校:鹿児島実業高等学校、岐阜県立多治見北高等学校、攻玉社中学校・高等学校、桐蔭学園高等学校北海道ニセコ高等学校、本郷中学校・高等学校、長野県白馬高等学校、長野県松本県ケ丘高等学校文教大学付属中学校・高等学校、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校、横浜市立東高校 再掲:SJ OPEN DAYの記事がForbesJapanオンラインに掲載されました。
特別講座・フードロス、キユーピー訪問
起業体験や企業コラボなど、本校では校外との連携を20年以上続けてきました。その成果として、作り上げたプログラムが広く他校へもシェアされるようになってきました。卒業生への調査からも、教育効果が実証されています。(自己決定力がつき、ゼロからイチを生む起業マインドが育っている、ウエルビーイングが高いなど) 今年度からは、生徒の自主的な活動を活性化し、部活との両立などタイムマネジメントもしやすくするため、ゼロ時間目、2期制がスタートしました。 改革一年目から、すでに成果が出始めています。その一つをご紹介します。 担当の丸山より報告です。サステナビリティをテーマにした特別講座「heeee!」の一環として、実施しました。 8/17(月)、高校1・2年生9名が、特別講座での学びをより深める取り組みとして、講座にご協力いただいているキユーピー株式会社様の施設「仙川キユーポート」および「マヨテラス」を訪問しました。担当の丸山より報告します。 当日は講義やグループワーク、見学を通して、食文化やサステナブルに対する理解を深める大変貴重な時間となりました。その充実した1日の様子をご報告いたします。 【講義】「サラダとタマゴ」から学ぶ食の価値と開発の工夫 まずは仙川キユーポートにて、キユーピーグループの歴史や目指す姿について講義をしていただきました。キユーピーは日本で初めてマヨネーズを販売した会社で、キユーピーマヨネーズは本校同様昨年度100周年を迎えました。「食と健康への貢献」を目標として、「サラダとタマゴに本気で取り組む会社」であることを、具体的な事例を交えながら教えていただきました。 続いて、野菜の未利用部分を活用した「アップサイクルスープ」の開発についてお話を伺いました。試行錯誤を経て想いを形にしていくプロセスや加工の難しさを知り、生徒たちは商品開発の現実と面白さを深く理解した様子でした。 【座談会】サステナビリティを自分事として捉え直す 講義後は、テーマごとにグループに分かれて座談会と発表を行いました。 Aグループ:サステナ疲れ、どう乗り越える? 「サステナブルはスケールが大きすぎる」「サステナブルについて意識する機会が少ない」という本音を出発点に、AIを活用してキャベツの芯の活用法などを手軽に知ることができる仕組みを提案しました。 Bグループ:おいしい!で社会は変えられる? 「社会」という大きな括りを 「サステナブル」「経済」「健康」の3つに細分化した上で、食材に関する豆知識の提供や、商品QRコードからの情報発信など、消費者が自然と楽しめるアイデアを提示しました。 Cグループ:友だちに広めたくなる“へぇ〜!” 社員の方から、食品ロスを減らすための様々な取り組みについて教えていただいた中で、卵殻膜が化粧品に使われている驚きに着目しました。保護者へ安全性を伝えるPOP配置など、商品の魅力を正しく届ける工夫について発表しました。 Dグループ:自分がキユーピーのサステナ担当だったら? 工場見学など、体験を通じて知る方が楽しいという気づきから、食材を組み合わせて商品を考える企画や、自分たちで食材を調理するワークショップを提案しました。 発表後の投票ではAグループが見事優勝し、賞品が贈呈されました。サステナブルを自分事として捉える楽しさを知った生徒たちにとって、11月のメニュー考案に向けた大きな糧となりました。 【マヨテラス見学】発見にあふれる「ものづくり」の現場 午後からは体験型施設「マヨテラス」を見学しました。コーディネーターの方の案内のもと、館内に散りばめられた「隠しキユーピー」を探しながら楽しく見学が進みます。 長期間保存できるボトル構造の秘密や、海外の食文化に合わせた商品の多さに驚きの声が上がりました。製造工程の映像では、1分間に600個もの卵を割る「高速割卵機」のスピードに圧倒されつつ、分けられた卵白や殻、卵殻膜が肥料や化粧品などへ余すことなく活用される資源循環の仕組みを体感しました。 また、5種類のマヨネーズを食べ比べする体験も行われ、気に入ったマヨネーズを最後にショップで購入する生徒もいました。 今回の経験は、11月のイベントに向けて「自分たちが届ける食」への意識を高める素晴らしい機会となりました。温かく迎えてくださったキユーピー株式会社の皆様に心より感謝申し上げます。 ここで得た気づきをもとに、11月のランチプレート提案に向けてさらにアイデアを深めてまいります。これからの活動にもご期待ください! *品川区と包括連携協定を締結した記事が、8月25日(火)読売新聞朝刊18面に掲載されました。
校外授業
夏休み中も部活に、自主活動に、夏期講習にと飛び回る品女生たちです。 前期に行った校外授業を主任からご紹介します。 *4学年主任の住谷より校外授業の報告です。 高等部になって最初の校外授業、本校の有志団体「Artry!」からの企画をいただき、感性を大いに養ってもらおうということで、箱根にあるポーラ美術館へ行きました。1人の生徒の「若者の美術館離れ」というテーマに基づく「もっと 多くの人に美術に触れていろいろなことを感じて欲しい」という探究から始まった「Artry!」の活動は、現在後輩たちに引き継がれ、文化祭や特別講座、オープンキャンパスなどでも実践されてきましたが、今回は学年行事ということでいかに生徒みんなをうまく巻き込める か、がポイントとなりました。各クラス2名ずつのファシリテーターを募り、事前にArtry! メンバーと打ち合わせを重ねました。また、ファシリテーターとArtry!メンバーとで4月末に下見に向かいました。この時は、発起人の卒業生や後続のOGたち、理事長、顧問など1台のバスに乗り込んで行きました。現地では、この活動を支援して下さっている公益財団法人ポーラ美術振興財団 理事長 鈴木郷史様にもお会いでき、美術館スタッフの方の説明を受けながら、施設をめぐり作品を一通り見学した上で、どこが集合場所として使えそうか、鑑賞後の感想共有ではどのような声掛けをしていったらいいかを相 談し、当日のイメージを作り、帰ってからまた準備を進めました。そして当日、あいにくの小雨模様で屋外展示が十分に見られませんでしたが、屋内ではそれぞれがじっくりと美術作品と向き合い、お気に入りの作品を見つけて感想を共有し合い、班で、クラスでお気に入りの作品を選出しました。これまで美術館に来たことがなかった、美術作品についてお互いに感想を言い合うという機会がなかったと いう生徒も多く、これからも美術館に足を運んでみたいという、感想が多数寄せられました。鈴木様をはじめポーラ美術館の皆様、Artry!のOG、現役メンバーの皆様、活動を応援して下さる皆様、そして頑張ってくれたファシリテーターの生徒11名には本当に感 謝の気持ちでいっぱいです。今後も生徒の感性を育てる活動にも注目しながら学年活動ができれ ばと思っております。※写真は事前のファシリテーターとArtry!との活動の様子、下見の様子、当日の感想共有の様子です。 美術科の塩崎からもArtry!の報告書が届きました。添付します。 4年校外授業 ポーラ美術館鑑賞会 2026.pdf (23.36MB) *5学年主任の直井より報告です。 5年の校外授業は、(午前)上野恩賜公園内を各班の行動計画にしたがって巡る(午後)東京ドームホテルでテーブルマナーという内容で実施されました。 行動計画では、・国立西洋美術館・東京都美術館・国立科学博物館・恩賜上野動物園の施設を選んで見学することになっていましたが、その他にも不忍池でボートにのったり、公園内を散策したりと、天気のよい午前中を満喫していました。 午後は、和食のテーブルマナーについて教えていただきました。どのメニューもとてもおいしかったようで、マナーのことを忘れて食事を楽しんでいる様子があちらこちらで見られました。 品川女子学院での最後の校外授業は、委員のみなさんが今までの経験を存分にいかして運営をしてくれました。成長している様子はとても頼もしく、安心して全てを任せられました。運営してくれた委員のみなさん、ありがとうございました。 最後の校外授業が、学年のみなさんのよい思い出になっていることを願っています。 *2学年主任の荒井より報告です。 2学年の校外授業は「日本の伝統工芸と科学技術に触れる」 をテーマに行いました。 「伝統工芸」 は茨城県笠間市において笠間焼の手ひねり体験をしました。焼物は初めてという方が非常に多く、 慣れないながらも楽しく形を作っていました。夏過ぎには作品が到着する予定で、 来るのをワクワクしながら待っているところです。 「科学技術に触れる」 では茨城県つくば市のつくばエキスポセンターを訪問しました。展示室ではいろいろなものに触れ、体験をしながら学びました。プラネタリウムでは「ゴッホが描いた星空」 というプログラムを鑑賞し、 詳しい解説を聞いて天体への興味が湧く内容でした。
品川区と包括連携協定を締結・記事の紹介など
品川区と私学中高としては初めて、包括連携協定を締結しました。品川区のHPでも紹介されています。本校は品川の地に創立して101年、長きにわたって地域の皆様のお世話になってきました。創立の契機になったのも、関東大震災後に女性たちが地域に設立した避難所の活動でした。区の20歳を祝う会にも部活が協力させていただいています。これからは、この関係をさらに深め、地域に貢献していけたらと思っています。 新世紀を迎え一つの学校、地域を超えて、人と人がつながるプラットフォームのような学校にしていきたいと様々な活動をしていますが、その一つ、こちらでご紹介したSJ OPEN DAYの記事がForbesJapanオンラインに掲載されました。 生徒の自主プロジェクトでも、校外とつながっています。 担当の平川より以下、報告です。 先日、本校の有志団体「CLAIR.」の生徒たちが、渋谷教育学園渋谷中学高等学校を訪問しました。 本校には「有志団体」というくくりで活動する生徒たちがいます。部活動でも委員会でもなく、身近な社会の課題に関心を持った生徒たちが、学年を越えて集まり、自分たちで活動しています。CLAIR.もその一つです。 サポートしている教員の平川より報告です。 >今回の交流のきっかけは、渋谷教育学園渋谷の生徒さんから、CLAIR.の活動について教えてほしいと声をかけていただいたことでした。最初はオンラインでお互いの活動について話をするところから始まり、そのご縁で、渋谷教育学園渋谷で行われたイベントにもご招待いただきました。当日は、女性のからだや生理について、クイズやロールプレイなどを通して学ぶプログラムが行われました。 詳しい当日の様子は、JKクリニックのイベントレポートでも紹介されています。 学校の中で活動を続けていると、それがいつの間にか自分たちの「当たり前」になります。違う学校の同世代と出会い、同じテーマについて話してみることで、自分たちとは違う視点や考え方に気づくことがあります。私立学校というと、それぞれが独立して教育を行っているイメージがあるかもしれませんが、実はこうした学校を越えた生徒同士の交流もあります。自分たちの活動がきっかけとなり、オンラインでつながり、実際に学校を訪問するところまで交流が広がりました。身近な課題に関心を持ち、まず動いてみる。その先で、同じように活動している誰かと出会う。生徒たちの活動は、学校の中だけで完結するものではないのだと改めて感じました。 お声がけくださった渋谷教育学園渋谷の皆さん、JKクリニックの皆さま、ありがとうございました。
栄養を考える特別講座
春本番です。校舎の花も次々に先始めています。 生徒たちもそれぞれ進級、 新しい季節が始まりました。 新世紀の始まりに、 0時間目品女朝活の開設など、 さらなるチャレンジをしていきます。 今年は、0時間目を活用する連携が進んでいくと思います。先月行った講座の報告を丸山より紹介します。 春の暖かな日差しが感じられるようになった3月28日、セブン-イレブン川崎登戸駅前店にて、本校5年生の有志メンバーによる鉄分セミナーを開催いたしました。 この活動は、昨年度の4年生家庭科における問題解決型学習「CBL」で、貧血をテーマに取り組んでいた生徒たちが、さらに活動を広げたいと仲間を募り、1年間継続して学びを深めてきたものです。 より多くの方に鉄不足について知ってほしいと願う生徒たちは、コンビニエンスストアでの情報発信を企画いたしました。そして、以前より本校の活動にご協力いただいているセブン-イレブン・ジャパン様がこの思いに共感してくださり、話し合いを重ねる中で、売り場開発とセミナーの実施が実現しました。 まずセブン-イレブン川崎登戸駅前店の店頭では、鉄分を補える商品を集めた特設コーナーを設置し、生徒たちが作成したポップを掲示しました。さらに太陽化学株式会社様のお力添えにより、鉄不足を確かめられるチェックリストも作成し展示しました。 セミナー当日には、江崎グリコ株式会社様から管理栄養士の方にお越しいただき、不足しがちな栄養素に関するレクチャーをしていただいた上で、生徒たち自らも鉄不足の現状について説明を行いました。 また、食品カードを並び替えるワークショップなども実施し、参加者の皆様と楽しく学びを深めることができました。 参加してくださった方からは「鉄不足を意識する良い機会になった」といった温かな感想をいただき、自主的に活動を続けてきた生徒たちの努力が実を結んだことを大変嬉しく感じております。 生徒たちの熱意を受け止め、多大なサポートをいただきましたセブン-イレブン・ジャパン様、江崎グリコ株式会社様、太陽化学株式会社様、の皆様に、心より深く感謝申し上げます。
品川区主催「エシカルカフェ」、美術の授業報告
今年度も校外の皆様にお世話になり、生徒は社会とつながる様々な経験をさせていただきました。その中からご紹介をしていきます。 担当の丸山より以下報告です。 二学期に品川区主催の「エシカルカフェ」が、本校の調理室を会場に開催されました。当日は、株式会社ソーイ様を講師にお招きし、普段は捨てられてしまうコーヒーかすを発酵させて作ったペーストを使用した、オリジナルラテ作りと試飲が行われました。さらに、同社のエシカルスイーツ(コーヒー豆を使用したガナッシュ)も振る舞われ、楽しみながら食品ロス削減につながるエシカルな取り組みを体感することができました。さらに、ラテを飲む際に使用したコップは、株式会社Circloop様の再利用可能なコップが使用され、「循環」を意識した取り組みについても学ぶ機会となりました。本校といたしましても、品川区の貴重なエシカル消費普及・啓発の取り組みに、会場提供という形で参画できたことを大変光栄に思っております。 ブラザー販売株式会社様と株式会社ストーリーアンドカンパニーコミュニティ事業NewMake 様から、中学2年生の美術の授業で使う材料をご提供いただきました。担当の塩崎より授業の報告がありましたのでご紹介します。 中学2年美術_2025年度2学期コラージュ報告.pdf (22.14MB)
品女新世紀の幕開け
初日の出です。本校の新世紀101年めの幕開けです。 始業式では、12月19日のブログで紹介した昭和38年の白薔薇新聞の「瑣事」をテーマに以下のような話をしました。 芥川龍之介は「侏儒の言葉」の中で「瑣事」と題して次のように述べている。 「人生を幸福にするためには、日常の瑣事を愛さなければならぬ……しかし瑣事を愛するものは瑣事のために苦しまなければならぬ。」 皆さんも、親御さんや先輩から言われる細かい注意で、いちいちうるさいな~、そんな小さなことどうでもいいんじゃない?と思うようなこともあるのではないか。食事はよく噛む、 顔を合わせたら挨拶をする、人の話は顔を見て聞くとか。長く生きていると、その意味が見えてくることがある。 例えばゴミ。 冬休みに以前から好きで興味を持っている企業が運営する長崎のスタジアムシティーを見学した。案内をしてくれた役員の女性は、この運営会社が今の6分の1くらいの社員数の時、合同会社説明で説明者の目が一番輝いていたという理由で就職したが、人が何倍になっても、創業当時から大事にしてきた「ゴミを拾う、挨拶をする」といった行動の意味を一人一人が考えて自ら動くことで心がつながっているそうだ。 また、大相撲の秋場所優勝の大の里の稽古を見に行ったとき、師匠に、強い力士の特徴は?と聞いたら「土俵のゴミを拾える力士」と。対戦相手のちょっとした変化にも気づく、練習の場を大切にする感覚が必要だからと。 駅伝優勝の青山学院、どうやって強くなっていったか?と聞いたら食堂のスリッパを揃えるところから始めたと。チームが強くなるためには、食事管理をしてくれる人など様々な人の世話になる。自分の行動が次の人にどう影響するか、次工程を思いやる想像力が必要。 ディズニーランドではゴミ拾いを徹底する、カンガルーのトラックは車体磨きをすることで、事故率が下がる。ニューヨークの割れ窓理論しかり。 小さなことを大切に続けることは大きな手間がかかる。小さなことは大きなことにつながっていく。 これまでの100年を支えてくれた人たちが大切にしてきた、小さな、取るに足らない、一見些細に見える、「瑣事」の意味を考えながら、みんなと一緒に新世紀の学校を作っていきたい。 *美術科の塩崎より、教科イチ押し見学会の報告がありましたので紹介します。 品川女子学院 教科イチ押し見学会 森美術館.pdf (941.02KB) 始業式の表彰です。 <中等部表彰> 【ECC部】第15回全国中学生英語ディベート大会Best Defense SpeakerExcellent Debater Prize 【作画部】 日本骨髄バンク 理事長感謝状 <高等部表彰> 【ECC 部】 第20 回全国高校生英語ディベート大会 ベストサポーター賞 Make Friends Special Award 【CBL】 「はじめようフェアトレード〜その"買い物"が社会を変える〜」「動物の命を繋ぐために〜保護動物との向き合い方〜」 【作画部】 日本骨髄バンク 理事長感謝状 【チェンバーオーケストラ部・吹奏楽部】第32回 全国高等学校選抜オーケストラフェスタ
第18回 高校生模擬裁判選手権・お知らせ
夏休み中も、生徒たちは講習、部活、そして様々なプロジェクトで動き回っています。 先日は、ダンスの大会で全国へ進み、主催者の方からご連絡いただきました。 第18回高校生模擬裁判選手権に参加した生徒から「お世話になった先生方に感謝の気持ちを伝えたい」と言うことで寄せられた報告文を紹介します。 以下。 この大会は、模擬裁判を通じて、・事実を的確に把握し、多角的な視点で考える力・事実に基づき論理的に意見を構成する力・意見をわかりやすく他者に伝える力を育成することを目的としています。 ■東京大会(予選) 弁護士会館にて開催され、18校が参加しました。金賞を受賞した2校のみが関東大会へと進むことができます。 ■関東大会(本戦) 大会は実際の東京地方裁判所の大法廷を使用し、被告人役や証人役を弁護士の方が務めるなど、本格的な裁判形式で行われました。各校が弁護側・検察側の両方を担当し、午前・午後に2試合の対戦します。 <報告> 事前には弁護士や検事の先生方とともに尋問や弁論を準備し、当日は裁判官・検事・弁護士・大学教授などを審査員に迎えて緊張感のある審査が行われました。午後の対戦に使用した「104号法廷」は、かつて麻原彰晃の初公判が行われた歴史ある法廷でもあり、特別な経験となりました。 <結果>6月7日 東京大会(予選) 本校は金賞を受賞し、東京都代表として関東大会へ進出しました。 8月2日 関東大会(本戦) 関東大会では、6年藤榮さんが活躍し、審査員特別賞をいただきました。 支援してくださった弁護士の中塚正記先生、川村勇太先生、服部幸太郎先生、検事の方、4名の先生方が、平日、休日問わず、相談に乗ってくださりました。それぞれの先生方の事務所にお邪魔させていただいたり、来校していただいたりして、検討を重ねました。また、支援検事が担当されている裁判もいくつか傍聴させていただき、検察庁にもお邪魔させていただくなど、滅多に経験できないことをたくさん経験させていただきました。毎週いずれかの先生の事務所に伺って検討しました。感謝の気持ちでいっぱいです。私たちが悔いなくこの大会を終えられたのは、支援してくださった弁護士の先生方と検事のおかげです。 今回の模擬裁判選手権を通じて、生徒たちは事実を見極め、論理を組み立て、他者に伝える力を大きく育むことができました。これは、現在2年生で行っているディベートの授業とも通ずるものです。大会の成果にとどまらず、今後の学びや人生に活かされていくことでしょう。 4人の弁護士・検事の先生方には日々のお仕事に加えてご指導を賜り、生徒たちにとってかけがえのない学びとなりました。生徒たちには、恵まれた環境で受けた御恩を社会にお返しする人に育ってほしいと思います。 2024年には、日本人として初めて国際刑事裁判所(ICC)の所長に赤根智子(あかね ともこ)氏が就任されました。戦争犯罪や人道に対する罪などを扱う国際裁判の場で、日本人が中心的役割を担っていることは、私たちにとって大きな励みとなります。模擬裁判で培った「事実を見極め、論理的に考え、わかりやすく伝える力」は、国内にとどまらず国際社会でも必要とされる力であることを改めて感じます。 ぜひ来年も、後輩たちには模擬裁判に挑戦し、さらなる成長を遂げてほしいと思います。 *私の所属している会議エンジン01で、9月5日(金)~7(日)まで、石川県・加賀温泉で様々なパネルディスカッションを行います。私は以下に参加します。以前、新潟で実施したとき、卒業生に声をかけられてびっくり!地方赴任中の保護者の方が参加してくださったこともあり、もし、ご都合がつく方がいらしたら是非。 9月6日(土)私以外のパネルメンバーをご紹介1時限 10:00~11:15 「AIで広告を作ろう!①講義編」久保明彦様/眞下伸友様2時限 11:45~13:00 「戦後80年、メディアが伝えない 日本の危機」秋尾沙戸子様/小山泰生様/森本 敏様4時限 15:45~17:00 「外国人の労働者とのより良い共生を考える」安田洋祐様 /ロドリグ マイヨール様/エナンディオ D.アンジャヤ様 詳細、申し込みは以下です。■ イベント公式HP(加賀市)https://kaga-city.jp/enjin01_k aga-onsen/program/program_6