PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

金融経済教育(池上彰さん新井和宏さん講座、起業体験など)

 

先週末、お父さんの会の皆さんが、学校周辺の環境整備のためゴミ拾いをしてくださいました。

まもなく文化祭ですが、起業体験プログラムにも保護者の方々が協力してくださっています。

起業家教育についてお話をした記事が公開されました。

■YOSOROオンライン記事
“配当金未定”が引き起こした大失敗、それでも品川女子学院が諦めなかった「起業家教育」

文化祭でも、校外の多くの方にお世話になりますが、特別講座としても、様々な専門分野をお持ちの方にいらしていただいています。明日はテニスの伊達公子さんと私の対談を行います。せっかくいただいたお話なので、以前、安倍晋三さんと黒岩祐治さんとの鼎談を本校でお願いしたように、生徒の前でやらせていただけるようお願いしました。

すると、なんと、担当者の方も以前、特別講座をしてくださっていた方でした。(ご本人も4大大会に出場するようなトッププレーヤーで引退後、新聞社のデスクになられたそうで)

この記事は、一回目が元OECDの村上由美子さんでしたので、これもご紹介します。世界の教育データ関連でお世話になっています。今は、女性の起業を支援するファンドを立ち上げられたそうです。

対談 伊達公子×村上由美子 なぜリスクを取った方がいいのか/㊤
対談 伊達公子×村上由美子 「成功の理由はユニークな視点」/㊦

金融経済の知識は、起業マインドをもって夢を叶えるためにとても大切です。そんな特別講座もしていただきました。

知人の紹介で、新井和宏さんと池上彰さんをお迎えして実施。担当の丸山、山下より以下報告です。

「あたらしい“お金“と”生き方“の授業」と題し、お金の貯め方ではなく使い方にフォーカスし、生き方や仕事と絡めた新しい視点の金融経済の授業になりました。

ベースになったのは、『あたらしいお金の教科書 ありがとうをはこぶお金、やさしさがめぐる社会』新井和宏(山川出版社2021)と『僕らの未来の生き方が変わる お金と生き方の教室』池上彰(Gakken2023)です。

お二人の掛け合いが実に軽妙で、生徒の意見発表とそれに対するコメントにも時間をとってくださって、大いに盛り上がりました。参加生徒からは、「お金を腐らせる」「非地位財」「お金の背後にあるストーリー」といった概念に共感する感想が多く寄せられました。

池上さんは2015年に5回シリーズの授業をしてくださって以来のご縁です。

新井さんには、今後の家庭科の金融経済教育授業へのご協力もお願いしてしまいました。

今回の授業にとどまらず、今後の展開に繋げていけるよう努めたいと思います。

*以前、本校で特別講座をしてくださった松嶋啓介さん(フランス本土で外国人として史上最年少でミシュランの星を獲得)から、食育の論文 についての記事が送られてきましたので、以下のコメント(抜粋) とともにご紹介します。

「『学校での食育には大きな可能性が秘められている』 北欧研究者からのメッセージです。
世界も気づいてきています。
料理をできないというのが、 健康に豊かに生きるための機会損失だという事に、、、 食は総合学習でもあると思います。」

卒業後、生徒は広い世界に羽ばたいていきます。人生の扇の要とも言える中高時代に、様々な専門領域をもつ方々と直に接し、未来の夢を見つけてくれたらと思っています。これからもあらゆる機会を捉えてそんなチャンスを提供していきます。