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白ばら日記

学校再開

本日から、学校を再開しました。4月13日から開始したリモート授業の到達度テストを、学年を分けて分散登校をしながら行っています。 それに先駆けて、土曜には、一年生が初登校しました。 保護者の方もお越しいただいたので、待合室など、密にならないようにしつらえました。 前が生徒、後ろが保護者席です。 待機場所はカフェテリア。 一クラスずつ、HRを行いました。 こちらは講堂。 こちらは第一体育館。 2カ所を交互に使いました。 私と校長も6クラスそれぞれで挨拶をさせていただきました。 オンライン入学式はしたものの、登校は初めてなので、記念写真が撮れるように屋上に校旗を飾りました。間を開けて並んで、 一人一人記念撮影です。 この日は、冬服でもOK。 一生に一度の入学式なので、この状況が落ち着いたら、思い出に残るような工夫をして行いたいと思っています。 「早稲田会議」のオンライン会議に参加しました。 6月3日(水)日本経済新聞 朝刊 全国版 14面に掲載される予定です。

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創業守成

南校地の新校舎が完成しました。 上級生から順番にホームルーム教室を移していき、高等部全学年が入ります。その他の施設として、理科室(2)、作法室(仮)、ダンススタジオ、屋上運動場があります。 今年は創立95周年になります。この学校が創立された大正時代、女性には参政権がなく、女子には男子と同じような教育は必要ないというのが常識でした。そのような中、女子校を創立するという「非常識」な一歩を踏み出すには、どれほどの勇気が必要だったでしょう。 「ゼロから始める」ためには強い志と、批判に耐え、予想できない困難を乗り越える力が必要です。まさに「志願無倦」です。 一方、誰かが始めたことを引き継ぎ、続けていくのも、容易なことではありません。『貞観政要』にも、「創業は易く、守成は難し」(新事業を興すより、事業を維持することの方が難しい)という言葉があります。 金沢で約350年続く陶芸の家元を訪ねたときのことです。併設された美術館で歴代の家元の作品を見ながら、後を継ぐ方が言った言葉が心に響きました。 「才能にあふれた素晴らしい作品より、才能のない家元が作った子供のような作品を見るときに涙が出る」理由を尋ねると、 「才能がないことは本人が一番自覚していたはず。それでも逃げずによく続けてくれたと思うから」と言われました。 そして、物資のない戦時中の貧弱な作品を見るときも、「食べ物に不自由する時に、生活の役に立たないと後ろ指さされながら、よくぞ続けてくれた」と感謝の念が沸き起こるともおっしゃっていました。 私達の学校にも、困難な時代がありました。戦争中は言うまでもありませんが、平成に入ってからもいろいろなことがありました。母校の灯火を繋げるのだろうかと、歩みを止めそうになるとき、背中を押してくれたのは、品川ファミリーのみなさんでした。 私立学校には、「創立の理念」があります。その理念を実現するために、勇気を持って始める人がいて、それを受け継ぐ人たちがいる。そうして、長く繋いでいくうちに、各校の理念に根ざした独特の文化が育っていくのだと思います。 今回の工事は、一棟一棟、道を隔てた土地に本校舎を建てていく方式で、工事の影響は最小限に留めますが、クラブの活動場所など、一時的に不自由になることも出てきます。校舎の全面改築は創立以来の大事業であり、完成後まもなく、本校は100周年を迎えます。そんな大切な節目に、縁あって在校する生徒のみなさんには、是非、協力をお願いし、後輩達へと母校の文化をバトンタッチしていただけたら幸いです。 保護者の方は品川ファミリーにも掲載されていますのでHPから是非ご覧ください。

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今後の予定・エンジン01 リレー動画・子供支援

東京都も緊急事態宣言が解除されました。 5月30日には、まだ一度も登校できていない1年生の登校日を設け、翌週は上級生も分散登校をし、これまでのリモート授業による学習の到達度をはかるテストを行います。その後の予定についても、本日ご連絡をいたしました。 双方向のオンライン授業が実施されている学校は5%という調査もあり、地域、また学校によって対応は全く違っております。本校は、常に 1,生徒の安全性の確保 2,生徒の学習機会の確保  という優先順位に照らして、判断をしていきますので、ご協力よろしくお願いいたします。 私の所属しているENJIN01文化戦略会議のリレー動画メッセージに参加しました。生徒たちの取り組みから学んだことをお話しています。Instagram Twitter   Facebook   SGHのリーダシップ講座などでお世話になっている熊平美香さんから、Learning for Allの取り組みのご紹介をいただきましたので、シェアします。 新型コロナウイルスで、さらなる「貧困の連鎖」 を生まないために、また、困難な状況の中でも、 一人でも多くの子どもたちが笑顔で楽しく過ごせるようにという支援活動です。 ▶クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/283077 運動不足で朝、散歩をしているのですが、ゆっくり歩いていると小さな幸せが見つかります。 これ、何の形に見えますか? 私は♡に見えて思わず足を止めました。 見慣れたものも、角度を変えてみると違ったものに見えてくる。 4月に文庫化された『女の子が幸せになる子育て』に、「見方を変えれば、短所も長所に見えてくる」という話を書いています。 「リフレーム」と言って、私たちが無意識にかけているフレームを外して違う角度から見てみる方法についてです。  さて、では一つ練習です。身近な人(自分でも)のいやなところ、短所と思っているところを、長所に言い換えてみてください。 在学中短所と見えたところが、時間と場所が変わることで長所として花開く、そんな卒業生を何人も見てきました。 今のこの苦しい状況も見方を変えて少しでもプラスに転じられたら、小さな幸せが見つかるかもしれません。

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新校舎紹介・留学先からのレポート・東京大学より

先週は1年生の保護者会をZOOMで、3年生の保護者会を動画配信で行いました。動画で、新校舎のご紹介をしましたので、品川ファミリーの皆さんにもシェアしますね。(画像をクリックしてください。) *留学中の5年生のレポートです。自分も大変な状況の中で、みんなの役に立つような情報をシェアしてくれたこと、本当にうれしく思いました。(親御さんから本人に許可をとっていただき、皆さんにもご紹介しますね) 『カナダ留学中の16歳の女子高生が、 世界56ヶ国の100人にオンラインで “コロナ”の状況を聞いてみました』   *理科の特別講座などでお世話になっている東京大学の大島まり先生(高校の同級生です(^^;)から情報提供いただきました。 理系には特に参考になると思います。 東京大学生産技術研究所 次世代育成オフィス(ONG)

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一年生の様子・卒業生の記事・伊達さんのトレーニング

一年生もようやく、Zoomでみんながつながるようになりました。 学年の連絡用SNSを見ると、まだ使い勝手が分かっていないようで、質問を全員に流して、私も私もと次々コメントしていたりして、賑やかな画面がなんとも微笑ましいです。 今日の15時30分からZoom 図書室も開設され、5月22日の16時には、私もZoomでJリーグ浦和レッズの長澤和輝選手をゲストに招いての特別講座を実施します。詳しくは対象学年のスラックへ。長澤選手の現在行っている医療従事者へ感謝を伝える取り組みや、学業とスポーツの両立、海外での体験など、幅広くお伺いするつもりです。 保護者会も動画やZoomで実施します。 と、書いていたら、今朝から連絡用のSNSの調子が悪く、リモート授業に支障がでないよう、教員間で協力し合って緊急の代替措置をとっています。 教員から日経ウーマンの最新号に卒業生のインタビューが出ている と連絡がありました。まだ、20代なのですが、読んでみると、 リーダーとしての取材でした。 化粧品会社勤務で26歳で課長に抜擢され、 部下が全員年上だそうです。 力を発揮してもらえるように自分は調整役に回るとのこと。 相手が何を望んでいるか会話や雰囲気から察する、 毎日の朝礼で部下の気分や体調を確認するなど、 コミュニケーション力を発揮している様子が読みとれて、 誇らしく思いました。 誌面で、私の『 働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』 を紹介してくれていました。これは、 卒業生を思い浮かべて自分の経験をすべて伝えるつもりで書いた本 なのでとてもうれしかったです。 最後に、伊達さんからメッセージです。

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人の中なる薔薇の花・リモート授業報告会・トレーニング動画続き

本校のシンボルフラワー、薔薇の季節になりました。 本来ならば、創立を記念する日や、芳葉会(同窓会)で、品川ファミリーの歴史を振り返ったり、旧交を温めたりする時期です。 顔を合わせることができないのは寂しいです。 私たちの学校は、関東大震災という未曾有の災害の中、みんなのためにできることをと始めたボランティア活動が創立のきっかけでした。 こんな時だからこそ、自分にできることは何なのかを考える時間をもちたいですね。 「まして我等平和の使」 「ともにやさしきこころおこなひ」 「人の中なる薔薇の花」 と与謝野晶子が校歌に歌ったように。 昨日は、リモート授業事例報告会をウエブ上で開催しました。教育関係者を中心に定員100名があっという間に埋まり、情報を共有することができました。今、困っている教育現場に本校の取り組みをシェアして、互いに助け合う場を作りたいと思って開催したイベントという事情から、保護者の方には参加を遠慮していただきましたので、後ほど、何らかの形でご覧いただきたいと思っています。 伊達さんにいただいた、トレーニング動画の続きをご紹介します。

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リモート授業事例報告会・オンライン特別講座・伊達公子さんのトレーニング

学校の休校により、教育格差がますます広がることが懸念されています。学校現場が実践情報をシェアする必要性を痛感し、5月6日13時より、本校のリモート授業の事例報告を行うことにしました。ゲストに東京大学・慶応大学教授の鈴木寛さんをお招きして私が聞き手になってコメントをいただきます。教育関係者の皆様のご参加をお待ちしています。 申し込みは、こちらより。 授業は通常の時間割通り行っていますが、まだ、タブレットが手元に届いていない新入生は配信が中心です。休校措置がどこまで伸びるのか予想がつかず、上級生同様、インタラクティブな授業ができないかを検討中です。先日は2年生対象の特別講座にも1年生が参加できるように呼びかけました。私も、参加しましたが、質疑応答にも積極的に参加していました。担当の石渡から、以下報告です。 4/30(木)放課後、「# 学びを止めるな 品女ver」ということで、始業式やリモート授業開始から3週目にして品女の特徴の1つである特別講座を開催することができました。 このような状況でも学びを止めて欲しくないという想いに賛同していただいた、静岡大学情報学部の板口典弘先生をお招きし、zoomウェビナーというサービスを使い、品女初のオンライン講座です。 対象は2年生でしたが、閲覧や簡単なQ&Aという形で1年生にも参加してもらいました。 総数で200名以上の参加! いまだに登校ができていない1年生にとって、品女や先輩の雰囲気を知る良い機会になったことと思います。 題して「心理学ってなにそれ?」。 巷に口語的に溢れる「心理学」という言葉について、学問として正しい観点からのお話をいただきました。 講座始まってすぐのアンケートでは「心理学は文系」という回答が多くありましたが、おそらく終了後にはその考えは変わったのではないでしょうか。 実際に被験者となって参加してみたり、参加者全員で投票したり、こちらからの質問に答えていただいたり。 オンラインという新しい形のメリットをとてもうまく使い、参加生徒の感想も非常に好評でした。 今後も特別講座第2弾、3弾と企画して行きます。 # 学びを止めるな # 品女 #特別講座 この期間、運動不足になる方も多いでしょう。テニス部へいただいた伊達公子さんの室内トレーニング動画の続きです。 トレーニング① トレーニング② トレーニング③ *東洋経済に私がインタビューされた、おおたとしまさんの『21世紀の「女の子」の親たちへ』( 祥伝社)が掲載されました。

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家でできること・アスリートからのメッセージ

オンラインでの授業が進んでいますが、外出できないストレスもたまっているのではないでしょうか。特に、いつも大いに体を動かしていた部活動ができず、インターハイなどの試合も中止になり、寂しく悔しい思いをしている人は少なくないと思います。私も、来年、世界マスターズが日本に来るのを目標に、していたのですが、自宅周辺の野良猫くんたちと同じくらいの行動半径になっています。それでも、季節の移り変わりは感じられます。     桜のあとは、八重桜になったなぁと思っていたら、   気の早い藤を見つけました。   自宅の桜はすでに実を結んでいます。 部活動でも、配信を行っている部があると聞き、テニス部にメッセージを送りました。そして、伊達公子さんにお願いして、自宅でできるトレーニングを紹介してもらいました。他の部活の生徒にも、また部活に入っていない人、ご家族にも運動不足を解消するトレーニングになっているので、ご本人に許可を得て、こちらでも数回に分けて紹介していきます。   *先が見えず、何かとストレスのたまる毎日かと思いますが、こんなときこそ、お互いに思いやりを持って助け合う気持ちを忘れないようにしたいです。以前もご紹介しましたが、 日本赤十字社が、今の不安にどう対処するか、とてもわかりやすくまとめたものをシェアします。 感染を、 1,病気 2,恐怖 3,差別 の三つに分け、それぞれにどう向き合ったらいいかを具体的に示しています。特に、このような時に生じがちな偏見や差別について、巻き込まれないようにしたいです。 *毎年行われている、多様性を大切にする心を広げるパレードです。 今年はオンラインで行われることになりました。 東京レインボープライド2020         *特別講座も、オンラインで行うことになりました。 心理学とはどのような学問なのか、いつもとは違った角度で紹介します。 中学2年生が対象ですが、1年生にもご案内が行きます(1年生は閲覧のみです)  

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リモート授業・著書の文庫版が出ました

  桜からハナミズキの季節になりました。 リモート授業が始まり、一週間が経ちました。私もオンラインでいくつか授業を見せてもらいましたが、zoomから他のアプリに移動したり、戻ってきたり、インタラクティブに意見を言ったり、個人作業が入ったりと、テンポよく進んでいました。私は操作に慣れていないので、モタモタしてしまいましたが、生徒はすでに通常の授業でも使っているので(若くて反射神経も高いし)さすがに対応が早いなぁと感心しました。 朝のHRからきちんと参加して、面談もあり、部活からのトレーニング動画の配信などもあり、生活のリズムが保てているようでほっとしました。親御さんから学校へ送られた書類の中に、「子供がオンラインの授業を楽しんでいて笑顔が見られる」などのコメントが添えられていることもあり、教員の励みにもなっています。リモート授業のアンケートも実施し、今日、私もその内容を見たところです。ご家族もテレワークになり、通信環境が不安定になるなど、ご家庭の事情は様々で、不自由なことも少なくないと思います。教職員力を合わせて、生徒のみなさんの学習やコミュニケーションの機会をなんとか工夫して作っていきたいと思っています。 1年生は、タブレットの配布前でしたので、 インタラクティブな授業が行えていないので、今後、 Zoomを利用した特別講座など、企画する予定です。 4月10日私の最初の本『女の子が幸せになる子育て』の文庫版が出版されました。これは、8万人の方に読んでいただいた本で、以前から文庫のお話をいただいていたのですが、出版社の方にとてもお世話になったので、単行本が一段落するまで待っていたら10年近く経っていました。親子が一緒に過ごす時間が多いこの時期だからこそ生じるコミュニケーションの難しさもあると思います。そんなときのヒントにしていただけたら幸いです。   だいわ文庫より出版されました。

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