オープンキャンパス・国際ガールズデー・ホームカミングデー・お知らせ
秋のオープンキャンパスを開催しました。 校舎竣工まであと2年を切りましたが、それまでは、講堂がなく、校舎も手狭でご迷惑をおかけしています。 そんな中、生徒達は、限られた場所をいろいろ工夫してクラブ活動をしています。 茶道部 箏曲部 生徒による模擬授業 生物部 被服部 吹奏楽部 バトン部 インターアクトクラブ 生徒による相談コーナー 競技かるた部 チェンバーオーケストラ部 28プロジェクトプレゼンテーション テニス部 卓球部 放送部 軽音楽部 ダンス部は週3回の練習ですが、全国大会にも出場しています。先日は、一般社団法人ガールパワーからお話をいただき、国際ガールズデーのチャリティパーティーにて、ブルガリの会場で演技をさせていただきました。今回のパーティーのためにオリジナルの振り付けを考え、衣装も曲ごとに変えるなど、 演出面でも様々な工夫をしたそうで、主催者から感謝の言葉をいただきました。 ガールパワーのHPでも紹介していただきました。『ガール・パワー主催チャリティパーティ2023』開催レポート 28歳ホームカミングデー(66期)が開催されました。 私たちの学校は98年前、まだ女性に参政権がなかったころ、家庭と両立して政治や経済の分野でも活躍する人を育てるために設立されました。これまで2万人をこえる卒業生を送り出してきましたが、まだまだ日本のジェンダーギャップは大きく、人口減少社会の中でこの国を支えていく人財を育てるため、女子教育が果たさなければならない役割は大きいと感じます。 最近は企業経営における人的資本が定量化されるようになってきましたが、女性管理職比率の高い企業はパフォーマンスも高いというデータもあります。 以前、米国議会初の女性議員がたった一人だけ戦争に反対票を入れたという話を書きましたが、コロナ禍において、女性リーダーが優れたリーダーシップを発揮したという話もあります。 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー女性は危機下で男性よりも優れたリーダーシップを発揮する *以前、特別講座を実施してくださった眼科医で起業家の窪田良先生が、先日、オンライン朝礼で近視についてお話しくださいました。 28日に文科省から報告も出ていましたが、現在、問題になっている子どもの近視を防ぐため、ボランティアでZEROーDiopter Projectを推進なさっており、私も来週、窪田良さん、茂木健一郎さんと、瀧口 友里奈さん司会のパネルディスカッションに参加します。 生徒データ、アンケートなども、個人情報をカットしたビックデータとしてディスカッションに活用させてもらいます。 *世界最大級の女子中高生向けアプリコンテスト「Technovation Girls 2024」プログラミング初心者でも5ヶ月でIT起業体験ができる無償の国際的なプログラムSDGs、グローバル、社会課題に興味がある人はチェックしてみてください。締め切りが9日までです。▼詳細はこちら https://www.technovation.waffle-waffle.org/
28歳ホームカミングデー・生徒有志の生理の授業
先週末、65期のホームカミングデーを行いました。子連れの人もいて、すっかり大人になっていましたが、教員から見るといつまでもかわいい生徒です。一年生の宿泊行事の朝、寝坊した子が多くて、「明日は絶対に遅刻しません!」宣言する委員たちに、主任が「どうやって?」と聞いたら、「気合いです!」と答えていたのを思い出しました。 卒業生に伝えたいことはすべて『働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』にすべて込めました。 20代の卒業生へのアンケートによれば、社会に出てからもアントレプレナーシップを発揮している品女生ですが(ウエブ調査による比較で統計的にも有意差が出ています)最近は、中高時代から学校の枠を越えて活動する子も少なくありません。何度かご紹介した「生理の授業」の活動を担当の渡邊よりまとめて報告します。 この問題は、昨今、女性の悩みを越え、社会問題として経済損失の文脈でも語られていますが、生徒達は、自分事として同性代の男子、共学校、そして、小学生に向けても問題意識をシェアしています。 自宅学習日の時間を使い生徒有志企画が、 開成高校にて出張授業をしました。 この出張授業は、 昨年度の文化祭起業体験をもとに始まった活動です。5年の生徒を 中心に活動していますが、 もうすぐ引退ということで新しいメンバーを募集しました。 今回の開成高校での出張授業は、 新しいメンバーを迎えて初めての講座ということで、 生徒たちも入念にリハーサルを重ねていました。 今回本校から参加した生徒は、1年〜5年(中学1年〜高校2年) の18名です。 開成高校からは、高校2年の生徒35名が参加しました。 講座日が、期末試験最終日だったのにも関わらず、 沢山の生徒さんが集まり真摯に向き合っている姿に感動しました。 講座では、 株式会社ユニチャームの方にご協力いただき様々な種類の生理用品 を提供して頂きました。 本校の生徒は、 生理の歴史や生理がタブー視されている理由を学術的に扱い、 生理用品を実際に触って血に見立てた絵の具と水を混ぜたもの生理 用品に染み込ませ、 どれだけ吸収力があるのかということをグループワークとして取り 扱っていました。 講座の後半に行った、 デート中に生理になった彼女への対応を演じるロールプレイでは、 生徒たちが持ち前の演技力で場を身近な問題として感じてくれてい たようです。 そして、開成高校の生徒さんも、 本校の生徒の説明を聞きながら男性側の意見を言ったりと、 生徒同士の交流を深める機会になっていました。 個人的には、普段担当している1年の生徒が高校2年の生徒相手に 、物おじせず話している姿勢を見て嬉しく感じました。 また、講座後に実施したアンケートでは、 講座を受ける前と後では生理に対する価値観が変わったという回答 が多く見受けられ、講座の意義を感じました。 開成高校での講座は、次年度以降も継続的に続けていく予定です。 今後とも生徒の活動を見守って頂けると幸いです。 開成高校で講義した話がFNN 系列のニュースサイトで紹介されました。本人たち曰く「男性だから、女性だからということではなく、周りにいる人を気遣ったり声をかけたりが当たり前にできるような社会にしたい」とのこと。 「家事を大事に」東大合格者数トップの開成がなぜ? 3つの理由と“男性目線”脱却を図る新たな取組とは(FNNプライムオンライン) 芝中学校・芝高等学校でも、 対面での生理の講座を開催しました。今回の芝高校での講座は、 昨年5月以来となります。 前回はオンラインで今回は対面とのことで、 生徒たちも試行錯誤を重ね実りの多い講座でした。 芝高校の担当の石渡先生からも好評を頂き、 来年度からも継続的に開催してほしいとのご意見を頂きました。 来年度の予定が出次第、開催時期をご相談する予定です。 また、今回の講座はミライクリエの方に取材に来て頂きました。 取材中、 生徒が地方に支部を立てたいことや活動を広めていくために取り組 みたいことを話していたので、 今後もサポートしていきたいと思いました。 共学校でも行いました。 品川翔英高校にてユニ・チャームでみんなの生理研修を担当してくださっている講師の方と協働し、初の共学校での講座を行いました。 その際にユニ・チャームの方から生理用品を提供していただき、さらにお土産で初経キット(女子生徒にはナプキンとチラシ、男子生徒にはチラシのみ)をいただきました。 生徒達は、学内で行う予定の、新入生講座やこれからの講座に役立てたいそうです。 #NoBagForMe『ソフィ みんなの生理研修※』品川女子学院と共同で同世代の学生に向けて実施 ※講座の様子がFNNプライムオンライン、産経新聞、首都圏模試センターにて紹介されました。 *首都圏模試センターが発行している中学受験情報誌「shuTOMO」に、インタビュー記事が掲載されました。以下のPDFからご覧頂けます。 shuTOMo11月号vol.29.pdf (3.15MB) 学年主任の白石の記事も掲載されております。WEBサイトに掲載されておりますのでこちらよりお読みいただけます。
PTAイベント・制服スラックス・品女紹介メディア
月の綺麗な季節になりました。 以前、遠州流のお家元が「誰かが、秋は月がきれいだと教えてあげないと、 子どもはその美しさに気づかない。けれど、誰かが教えてあげると、月を見てきれいだなと思う心が養われる。季節を楽しむ心や、美しいものに気づく目を育てると、大人になり、忙しい日常のなかにいても、道端の花を見るだけで、一瞬、リゾートにいるようなゆったりした気持ちを味わうことができる」とおっしゃっていたことが心に残っています。( 生徒が日本文化の授業のテキストとして使っている『女の子が幸せになる授業』でも紹介しています) そして、昼は「雲一つない空」が美しいのも秋の楽しみですね。 土曜はPTA行事が目白押しです。 先週は、1年PTA主催で親子のコミュニケーション講座がありました。私と、CPIの宇田川先生とのコラボで行いました。 ここで学ぶNLPは私自身も学び、保護者の方にも紹介しているカウンセリングの手法です。中学時代は反抗期とも重なり、親子のコミュニケーションが難しくなるご家庭もあります。そんなときのヒントにと、ワークショップと講演を組み合わせて毎年実施しています。 著書の『女の子の未来が輝く子育て』では、私が学んだ中で、効果があって本を読めば活用できると実感している手法を紹介しています。今は、デジタル書籍で手に入ります。 この日の午後は、お父さんの会でも、 「心理学を子育てに生かすワークショップ」 を開催していました。 品女は生徒や卒業生だけでなく、ご家族の品女愛も強く、こちらは、クラスの保護者の方が作ったそうで、お裾分けをいただきました。もったいなくて食べられず、しばらく飾っていましたが、開けたら袋が二重なんですね。 これも最近のニュース。 生徒提案で作成していたスラックスの制服が完成し、試着会が実施されました。 動きやすそうですね。 早稲田大学ビジネススクールの入山先生の事業継承をテーマにしたシリーズ番組で、対談をした様子がこの日に放映されました。生徒スラックで学年主任から事前に案内していたのですが、上記の会で、伺ったところ、ご存じない方もいて、さては「ランドセルの中でお知らせプリントが蛇腹になっている」現象ですね。 事後でも見られるので、お知らせします。 BS12賢者の選択サクセッション 【第19回放送】品川女子学院の事業承継 文化祭の舞台発表や起業体験など、生徒のイキイキした様子が取材されています。インタビュー部分には30年前の昔話もあり、今更かな~とも思ったのですが、まもなく迎える100周年に向け、これまで大切にしてきたことを次の時代を支える品川ファミリーに伝えたいという思いを込めてお話ししました。 本校に関するメディア掲載情報は、広報ブログで紹介しています。*9月の掲載情報*10月の掲載情報 *在校生、卒業生が参加できる政策ワークショップの案内です。 https://pep-workshop-youth-01.peatix.com/view
一年生の植栽・吹奏楽部とパレード
一年生が学校の前の歩道にお花を植えました。国土交通省との連携で毎年行っています。お父さんの会の皆さんが、草むしりなどで協力もしてくださっています。近所の方に、声をかけていただくこともあります。 本校はこの地に100年、地域の方に支えられてきました。少しでも恩返しができたらと思っています。 そんな思いから、宿場まつりでは毎年、吹奏楽部がパレードを行っています。先月の様子です。 吹奏楽部は最初は楽器もないところから数名の生徒に声をかけて始まりました。(私のフルートもいつの間にか吹奏楽部の言い出しっぺだった母が持って行ってしまい、吹奏楽部のものになっていました) その後、少しずつ大きなクラブになり、海外でのパレードを行うまでになりました。そんな歴史の中で長く顧問を務めてきた音楽科の小山が65歳で卒業することになり、先日、鶴見公会堂にて、吹奏楽部OGが「小山先生65歳記念の謝恩会」を計画、開催しました。 顧問の河合から以下、その様子を紹介します。(品女卒業生が集まると仕事が早いと驚いていました。DNAですね。) 52期〜75期,総勢127名のOGが集まり,昔話に花を咲かせ,世代を超えて演奏会を開きました。現役で音楽活動をしている方,他校で教員として吹奏楽を指導している方もいらっしゃいますが,長い間ブランクがある方も大勢集まり,数回の練習だけでしっかりと演奏ができてしまうのが,同じ場所で活動を続けてきた卒業生ならではなのでしょう。*** OGから,数回に渡って音楽室を練習場所としてお借りしたことのお礼の代わりと,中々お会いできない先生方へのご挨拶を兼ねて,昨日の様子の写真をいただいたそうなので、セレクトした写真を紹介しますね。
卒業生とばったり!伊達さん対談・白ばら就職情報交換会
昨日の午後、ザ・リッツ・カールトン東京で講演をしたのですが、ここでも卒業生にばったり!就職2年目、経理にいるそうです。話していると、2年目なのに経営者のような目線で、思わず笑ってしまいました。そして、先日、文化祭の起業体験の振り返りで校長が中3に三つの企業の財務を見せて「ニトリと大塚製薬とキャノン」どれでしょう?とクイズをやっていたのを思い出しました。 本校はゼロから一を作って社会に貢献するような「起業マインド」を育てていますが、事業を継続発展させるためには数字に強くなることも大事です。私は、学校改革の当初、成功した他校を訪ねていろいろなことを教えていただきましたが、その中で、経理をやってから校長になった世田谷学園の山本先生から「帳簿を読めるようにした方がいいですよ。数字が分からないと大切な判断ができませんから」とアドバイスいただいたことがあります。この宿題を先延ばしにしたことで校舎改築などの折に苦労し、後悔しています。お金の教養は夢を叶えるスキルでもあります。生徒には、いわゆる「論語とそろばん」どちらも持って卒業してほしいと願い、様々なプログラムを提供しています。 さて、生徒の未来から逆算する28プロジェクトでは、いろいろなキャリアを持つ方にお話をしていただいています。昨日は、メディア関係の方々が来てくださり、社会課題を共有する映像作成の特別講座6回シリーズの初回でした。ここにも、卒業生で大学院在学中、教員支援のNPOを設立している子が仲間を連れてメンターで入ってくれていました。 そして、先日ご紹介しましたが、伊達公子さんと「女子の未来を作る教育」というテーマで行った特別講座の様子が、昨日の毎日新聞に掲載されました。 *オンライン記事はこちらです。(※全文を読むためには有料会員登録が必要です。)*新聞記事は2023年10月4日(水)夕刊6面に掲載されました。 在学中だけでなく、卒業後も卒業生を支援するイベントがあります。今週末と来週末には、就活を支援する「白ばら就職情報交換会」を開催します。 10月7日(土)10:00-11:00は、オンラインで私が話します。日本の女性を取り巻く社会状況、キャリアデザイン、面接のコツ、仕事で壁にあったらなど、学生だけでなく、昨日リッツでお話ししたような社会人でも面白く聞けるような内容で話します。質疑応答時間もあります。卒業生なら年齢問わず、誰でも参加できます。申込はこちらから 10月14日(土)14:00-17:00は、リアル実施で学生向け。就職活動を終えた72期と、人事担当はじめ様々な業種の「お父さんの会」有志から、就職活動に関する、ここでしか聞けないリアルな情報をもらえます。前半はパネルディスカッション、後半は業種ごとに分かれて自由に質問できるコーナーもあります。申込はこちらから これは、東棟を見守った薔薇。 シンボルフラワーとして本校には至る所に薔薇が植わっていました。散水機のない時代には、薔薇当番というのがあって、夏休み中も毎日だれかが登校して水をやっていました。 校舎の改築に伴い、お別れすることになりましたが、事務所で一部を植え替えてくれて、新校舎の上から旧校舎が取り壊しになるところを見守っていました。これから約2年、新校舎がすべて完成するまで見守り続けてほしいです。
文化祭・特別講座伊達公子さん・お知らせなど
9月14日に毎日新聞の企画で、元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんと「女子の未来を作る教育」というテーマで対談を行いました。せっかくなので、生徒にも聞かせたいなと思い、お願いして学校で特別講座形式で実施させていただきました。 生徒からは活発に質問も出ていました。内容は、オンラインと新聞紙面に掲載予定です。 オンライン記事の掲載は、9月29日(金)14:00の予定です。https://mainichi.jp/articles/20230928/k00/00m/040/062000c(有料記事です) また、女性誌STORYでも、中学受験を迎えるお母さまたちに向けてのインタビューを受けました。こちらも、9月29日(金)発売です。 ※画像をクリックすると拡大します。 文化祭が開催され、表彰式などまだ続いています。今日は中3で神谷校長が振り返りの授業をしました。賞をとったクラスの評価から、生徒達が何が優れた点だったかを考えていました。起業体験だけでなく、他にも活かせる体験になったと思います。目標、理念、企画、運営・・・会計などのそれぞれ手法についての振り返りもありました。ROEの計算ができる中3というのも珍しいんだろうなぁと私も、面白く見ていました。 改築中で手狭な校舎の中、生徒達が工夫を凝らして安全に実施できてほっとしています。今年からのキャッシュレス決済も大きなトラブルもなく行えたようです。 文化祭の写真ができてきたので紹介しますね。 一年生は、アーティストの小林武史さんとのご縁で、千葉県のクルックフィールズに行き、そこで体験したサスティナビリティーに関するテーマについて発表しました。 二年生は、日本社会、文化について学びます。着付け、茶道、活け花の授業、京都での体験学習を通して気づいた社会課題の解決について発表しました。 1A 1B 1C 1D 1E 1F 2A 2B 2C 2D 2E 2F 3年生はクラス単位、4,5年生は企画を立てた生徒が有志を募っての起業体験です。そのほか、家庭科の授業を中心に行っている課題解決プロジェクトや、学年の枠を越えて継続実施しているプロジェクトなど、様々な発表がありました。 部活の発表も年々充実してきています。 3A Peace COCO 3B もぐ。 3C Hairppy Lab 3D (株)chocoっと。 3E FraEly 4年 Like me 4年 Meuty 4年 Lifetime 4年 Kasstory 4年 Myselfact 5年 everesh 5年 てあらいふ 5年 UrVary 5年 ASSIT <クラブ・企画> 私と28歳の卒業生の対談
金融経済教育(池上彰さん新井和宏さん講座、起業体験など)
先週末、お父さんの会の皆さんが、学校周辺の環境整備のためゴミ拾いをしてくださいました。 まもなく文化祭ですが、起業体験プログラムにも保護者の方々が協力してくださっています。 起業家教育についてお話をした記事が公開されました。 ■YOSOROオンライン記事“配当金未定”が引き起こした大失敗、それでも品川女子学院が諦めなかった「起業家教育」 文化祭でも、校外の多くの方にお世話になりますが、特別講座としても、様々な専門分野をお持ちの方にいらしていただいています。明日はテニスの伊達公子さんと私の対談を行います。せっかくいただいたお話なので、以前、安倍晋三さんと黒岩祐治さんとの鼎談を本校でお願いしたように、生徒の前でやらせていただけるようお願いしました。 すると、なんと、担当者の方も以前、特別講座をしてくださっていた方でした。(ご本人も4大大会に出場するようなトッププレーヤーで引退後、新聞社のデスクになられたそうで) この記事は、一回目が元OECDの村上由美子さんでしたので、これもご紹介します。世界の教育データ関連でお世話になっています。今は、女性の起業を支援するファンドを立ち上げられたそうです。 対談 伊達公子×村上由美子 なぜリスクを取った方がいいのか/㊤対談 伊達公子×村上由美子 「成功の理由はユニークな視点」/㊦ 金融経済の知識は、起業マインドをもって夢を叶えるためにとても大切です。そんな特別講座もしていただきました。 知人の紹介で、新井和宏さんと池上彰さんをお迎えして実施。担当の丸山、山下より以下報告です。 「あたらしい“お金“と”生き方“の授業」と題し、お金の貯め方ではなく使い方にフォーカスし、生き方や仕事と絡めた新しい視点の金融経済の授業になりました。 ベースになったのは、『あたらしいお金の教科書 ありがとうをはこぶお金、やさしさがめぐる社会』新井和宏(山川出版社2021)と『僕らの未来の生き方が変わる お金と生き方の教室』池上彰(Gakken2023)です。 お二人の掛け合いが実に軽妙で、生徒の意見発表とそれに対するコメントにも時間をとってくださって、大いに盛り上がりました。参加生徒からは、「お金を腐らせる」「非地位財」「お金の背後にあるストーリー」といった概念に共感する感想が多く寄せられました。 池上さんは2015年に5回シリーズの授業をしてくださって以来のご縁です。 新井さんには、今後の家庭科の金融経済教育授業へのご協力もお願いしてしまいました。 今回の授業にとどまらず、今後の展開に繋げていけるよう努めたいと思います。 *以前、本校で特別講座をしてくださった松嶋啓介さん(フランス本土で外国人として史上最年少でミシュランの星を獲得)から、食育の論文 についての記事が送られてきましたので、以下のコメント(抜粋) とともにご紹介します。 「『学校での食育には大きな可能性が秘められている』 北欧研究者からのメッセージです。世界も気づいてきています。料理をできないというのが、 健康に豊かに生きるための機会損失だという事に、、、 食は総合学習でもあると思います。」 卒業後、生徒は広い世界に羽ばたいていきます。人生の扇の要とも言える中高時代に、様々な専門領域をもつ方々と直に接し、未来の夢を見つけてくれたらと思っています。これからもあらゆる機会を捉えてそんなチャンスを提供していきます。
始業式・特別講座(寺田倉庫)・表彰
まだまだ暑い日が続きますが、二学期が始まりました。 式では多様性の話をしました。 夏の間に行われた特別講座の紹介をします。以前から寺田倉庫の経営者の方と交流があり、ご近所でもあるので、生徒の美術教育に協力しますとのお話をいただきました。それを、美術科の塩崎に相談したところ、プランのある生徒がいます!とのことで、特別講座として実施できました。 以下、塩崎より報告いたします。 特別講座 現代アートを楽しもう.pdf (2.99MB) ご近所の企業ということでは、同様のご縁で、以前も特別講座をしていただいたセガサミーホールディングスに文化祭でお世話になるクラスもあります。 今日は、関東大震災が起きてから100年の日です。本校の母体となった荏原婦人会の女性達は、このとき、地域のためにと力を合わせ避難所を設営しました。社会的にマイノリティーであった女性達の献身的な活動を見て、地域の方々が次々と支援をしてくださったそうです。そこから品女の歴史が始まりました。 創立者漆雅子はいつもいつも、「感恩報謝、いただいたご恩を社会にお返しなさい」といっていました。 生徒達には一つ一つのご縁を大切に、いただいたご恩を社会へと返していけるような人に育ってほしいです。 そして、その一歩として、お世話になった方への、感謝の気持ちと形にする「連絡報告」を大切に。 *表彰 <高等部> ◆ECC部PDA全国中学校・高校 即興型英語ディベート合宿・大会2023ベストPOI賞 ◆バトン部第42回東京都バトン連盟 選手権大会2位 ◆吹奏楽部第63回東京都高等学校吹奏楽コンクールC組銀賞 ◆ダンス部第16回日本高校ダンス部選手権ダンススタジアム全国大会進出 <中等部> ◆ECC部PDA全国中学校・高校 即興型英語ディベート合宿・大会2023ベストPOI賞ベストディベーター賞 ◆吹奏楽部第63回東京都中学校吹奏楽コンクールB組銀賞 ◆演劇部東京私立中学校演劇発表会優秀賞◆ダンス部第12回日本中学校ダンス部選手権ダンススタジアム全国大会進出◆第11回全日本小中学生ダンスコンクール東日本大会金賞・全国大会進出
国際交流が戻ってきました
猛暑が続きます。自然の涼やかさのお裾分けです。 本校の起業教育についてのインタビューが、オンラインメディアYOSOROに本日掲載されました。 さて、コロナ禍の長いトンネルを抜け、人の移動が戻ってきた夏です。 学校行事も制限され、特に留学や修学旅行などの海外交流には厳しい環境でしたが、その中でも様々な工夫を凝らし生徒の学びを減らさないようにやってきました。4年学年主任の白石より修学旅行とその後の成果について報告します。 修学旅行は、以下の5つの目標を設定しています。①語学学習、②異文化探求、③協調性を高める、④自立(自分の力のみで物事を進めること)、⑤自律(自分自身で立てた規範に従って行動すること)これらを念頭に置いて、責任者を中心として決定したスローガンが、「LED 〜 Learn culture ,Enjoy English ,Discover myself 〜」 ・Learn culture (文化を学ぶ) ・Enjoy English (英語を使って楽しむ) ・Discover myself(自分自身の発見)です。このスローガンを念頭に置いて、ニュージーランドで活動しました。まずは、自主研修。これまでのクルックフィールズ、鎌倉散策、京都宿泊行事などの経験を礎にして、自分達でオークランド市内での活動計画を立てて、グループ活動を行いました。そして、待ちに待ったホームステイ、交流校での学校生活が始まりました。セレモニーで披露した英語でのスピーチや歌は、各交流校から大変お褒めの言葉をいただいています。慣れ親しんだ日本を離れての生活は、楽しいことばかりではなく、悔しいことや辛いこともたくさんあると思います。しかし、様々な課題や不都合を自分の力で乗り越えた先に、生徒達の大きな成長があると信じています。 *そして、その後の成果物ができてきました。以下が白石からの報告です。 修学旅行ではこれまでの探求型学習を生かすことができないかと、自主研修における課題に探求の視点を盛り込むようにし、「地球の歩き方」ともコラボレーションをして取材について学び、成果物としてオリジナルガイドブックを作るという流れを取り込みました。先日、ガイドブックが完成しましたのでご報告いたします。まず、「地球の歩き方」の皆様による全3回の事前講義を実施しました。 <第1回講義> 『地域の歩き方』授業の導入として、地球の歩き方の紹介と、そこに携わる職業の紹介、制作工程を伝えていき、次回授業の読者設定・テーマ設定につなげていきました。 <第2回講義> ガイドブック制作に欠かせない「取材」について学び、現地フィールドワーク(修学旅行)では、必要に応じ「取材」を実施できるよう、事前の準備から当日のポイントまでを確認しました。 <第3回講義> 取材を踏まえて、魅力的な記事を制作するためのポイントを学び、制作準備を行う。ガイドブック編集者目線での、原稿の作り方、見直し方法、テンプレートの紹介など。 <春休み課題(事後学習)> 自分達で記事作成し、優秀6グループを「地球の歩き方」の皆様に選んできただきました。 <オリジナル冊子完成!> オリジナルガイドブックが完成しました。 目次やインフォメーション、裏表紙も代表生徒作成で、各自のセンスが光ります。 *インターナショナルデーの新設、留学生の受け入れも復活しています。 担当のスチュアートより、Farewell Partyと留学生料理教室について報告です。 まずは、Farewell Partyです。 ■概要 6月13日のお昼休みにグローバル教育部のイベントとしてもうすぐ帰国する留学生のお別れ会を開催しました。留学生の5年F組のElenaさんと5年F組のMariaさんが日本での活動を説明し、一番楽しかったこと、一番辛かったこと、絶対忘れられないことなどを共有しました。お別れ会に参加した日本人学生がメッセージカードを留学生にプレゼントをしました。1年生7名、2年生1名、5年生10名が参加しました。監督はグローバル教育部のスチュアートが務め、その他、英語科の山岡、山本、黒沢が見学に来ました。 ■目的 お世話になった留学生2人に感謝を伝え、留学の成果を共有することを目的として開催しました。 ■実績 クイズゲームの形で、留学生2人にとっては留学中の一番楽しかったこと、一番辛かったこと、絶対忘れられないことなどが何だったのかを日本人学生が推測し、留学生2人が自分の経験を共有し、質問に答えました。その後、日本人学生は、留学生にメッセージを書いたメッセージカードをプレゼントしました。留学生との交流が続けられるために、日本人学生が手紙もプレゼントし、帰国したら送るようにお願いしました。 つづいて、留学生料理教室についての報告です。 ■概要 6月20日の放課後にグローバル教育部のイベントとして留学生による料理教室を開催しました。留学生の5年F組のElenaさんと5年F組のMariaさんが担当して、調理室でスペイン料理のチュロスの作り方を紹介しました。作り終わったら、作った料理についての意見交換を通してコミュニケーションを図りました。4年生8名、5年生8名、6年生1名が参加しました。監督はグローバル教育部の黒沢、山本、スチュアートが務め、その他、英語科の小澤、中川、権藤校長が見学に来ました。 ■目的 異文化に触れることを目的として開催しました。また、留学生の2人とももうすぐ帰国しますので、留学生のお別れ会も兼ねました。 ■実績 チュロスは本来あげて作りますが、今回は安全面を考慮して、あげないものを作ることとしました。留学生と交流しながら、日本人学生がチュロスをうまく作ることができました。作り終わったら、スペインから来た留学生のElenaさんがイベントで作ったチュロスと本場のチュロスとの違いを説明しました。その後、出来上がったチュロスをチョコレートソースをつけて食しました。最後に、思い出として日本人学生と留学生と写真を撮ったりしていて、調理以外の活動にも繋がりました。 *6月には、日本ユースリーダー協会が実施している来日研修「さくらサイエンスプログラム」にて、タイの高校生・大学生が来校しました。 本校の生徒と交流をしたり、化学の実験授業への参加や、茶道部体験をしていただきました。今回来日した学生の中には、ロボットコンテストに出場する学生もいたそうです。