PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

小学生向けの特別授業

青空、夜空、いろいろな時間を背景に今年は桜を楽しませてもらいました。

生徒が主催する特別講座も増えてきましたが、これは、生徒が小学生向けに実施した特別授業です。CBLなどプロジェクト学習をきっかけに社会課題解決に向けて一歩踏み出し、それを継続するために進路を選び、大学でも活動を続ける子もでてきました。本校は多くの校外の皆さんのお力を借りて生徒たちが様々な体験をさせていただいています。そうしたことをきっかけに、いつか社会に学びを還元してくれることを願っています。在学中にもこうして社会にお返ししてくれること、うれしく思っています。

担当の岩崎より以下報告です。

このチームは、ジェンダーをテーマに活動しています。

資料によって知識を深め、アンケートによる現状調査を進めてきました。その中で「ジェンダーについて正しい知識を得られる機会が少ないのではないか」という仮説を立て、解決策の実行へと模索していきました。

今回はその解決策として、小学生向けの簡易授業を開くことを企画しました。班員が小学生の時に教えられる機会がなかったが、小学生のうちに知っておくことで、当事者の人への偏見や、自分が当事者になった時、素直に自分のことを受け止められるようになるのではないか、と考えたことがこの企画の原点です。せっかく時間を割いて来ていただくので、品女のことも知ってもらおう!ということで生徒による校内案内や、質問タイムなども設けました。

まず最初に少人数で校内案内を行いました。生徒目線の案内なので、教職員もなるほどと思うコメントが多くありました。続いて実際の簡易授業です。授業内では親子で話し合ってもらう時間を適宜設け、小学生でもわかりやすいように工夫していました。終了後に質問時間を設け、授業のことだけではなく、品女の生活に関して自由に質問できるようにしました。

最初の校内見学では緊張していた生徒たちも、簡易授業まで終わるとやりきった!という表情を見せていました。いただいたアンケートをもとに、さらなるやる気をみなぎらせておりました。


企画した生徒たちの感想です。

小学生や保護者の方が感想で『授業内に出てきた単語について興味を持ったため今後調べてみたい』や、『理解が深まった』と書いてくれたことや、『品女に入りたい』と言ってくれた子がたくさんいたのが嬉しかったです!


お越しくださった小学生と保護者の皆様、本当にありがとうございました。