PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

新学期が始まりました。お知らせ

新学期がスタートしました。

入学式の様子です。

今年も、フラワーアレンジ部が新入生のためにアレンジメントを作成してくれました。

今日の始業式では、今話題のチャットGPTの話をしました。

最初に、LINEの「AIチャットくん」に「校長から中高生向けに始業式で話すスピーチとして、今、チャットGPTに何が起きていてこれからの学校や、将来の仕事にどんな変化が訪れるのかまとめて」とコマンドを入れて作った挨拶を読み、種明かしをしてから本題に。

数年前まで犬と猫の顔の区別が付かないと言われていたAIが急激に進化して誰でも使えるようになっているという話を私が耳にしたのは、ちょうど1年前くらいでした。教えてくれた人は今、オープンAIにいます。この会社にマイクロソフトが一兆円を投資したというのも驚きでした。

昨日、知人に英会話のAIアプリ、スピークを見せてもらったのですが、フリートークでこちらの間違いも直してくれて、早速使ってみようと思っています。

新しいテクノロジーにはリスクもつきもので、論文やレポートへの使用制限、著作権の問題でアクセスを禁止の国もあり、また、社会の鏡ともなるため、AIによる差別も存在するなど様々な話題が出ています。

私は、以前インターネットと子どもに関する法案を検討する委員をやっていたのですが、そのとき、多くの委員が「インターネットに子どもがアクセスするのは危険だから制限」という意見を述べていたことを思いだしました。私はそれではチャンスも逃すので、コントロールできるようなリテラシーが必要と発言しましたが、今回も、インターネットのない時代に戻れないのと同じようなことになるのではないでしょうか。

昨日、友人から、映画パラサイトの監督の「最もクリエイティブなことは最も個人的なこと」と言う発言に言及していました。チャットGPTは大きなデータを扱いますが、たった一人の体験に基づく表現だからこそ多くの人の共感を得る、そんなこともあるのでしょう。

日本のAIの第一人者の方が、「アメリカに行けば年収が100倍になるのに、どうして日本にとどまるのか」と聞かれたとき、「AIをやっていると人間とは何かという問いに当たる。自分にとって大切なのは身近なひとに貢献することだから」と答えていました。

若い頃から答えをすぐ求め、検証せずにまるごと使うようなことを繰り返していれば、「人間に残る仕事」を果たせない人になってしまうでしょう。今は、ソクラテスのキャラクターで答えを教えず問答するAIもあるそうですが、AIを活用する力、いわばAIとの対話力、コミュニケーション能力も社会的スキルの一つになる日が近づいているのかもしれません。学校教育も大きな岐路に立たされています。

*留学生紹介

アナ・ルイスさん
国籍はアメリカです。

*表彰は以下です。

<高等部>
■ECC
第8回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2022
ベストPOI賞 

■JasminePeach Education
第5回Change Maker Awards東京ブロック決勝
金賞 

■JasminePeach Education
第5回Change Maker Awards全国大会
銀賞 

■品川女子学院 CLAIR.
#SASS2022
最優秀賞

■品川女子学院 CLAIR.
全国高校生マイプロジェクトアワード2022
ベストラーニング賞 

■個人
SandyFace 
部門:bgirl 1on1 *NZの大会です 

<中等部>
■ECC
長良川カップ2023
ベストディベーター個人7位

*生理について活動をしている生徒有志企画の「CLAIR.」が、SASS2022(Sustainability Awards for Students by students)にて活動が評価され、 最優秀賞を受賞したそうです。

*4年生徒有志団体”Jasmine Peach Education”が、「 全ての学生にとって学校の授業をより有意義なものにすする」とい うテーマについて活動し、Change Maker Awards全国大会で銀賞をいただきました。
東京海上日動様、マネーフォワード様にもご協力いただきました。

*卒業生の堅田智子さん(大学の最年少で専任の教員)の著書を紹介します。

アレクサンダー・フォン・シーボルトと明治日本の広報外交

吹奏楽部の保護者の皆さま、誕生日のお花をありがとうございました!

*広末さんとの対談のあと子育てについての取材がありました。

こちらで放送前日の夕方に告知されるそうです。↓

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