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図書室日記

図書委員会広報班より(おすすめの本紹介)

図書委員広報班より、おすすめの本の紹介です。


『すべてがFになる』

森博嗣:著(講談社)

 

14歳の時に両親殺害の罪に問われ、外界との交流を断ち孤島の研究室に籠った天才工学博士、真賀田四季。

N大学建築学科助教授の犀川創平と教え子の西之園萌絵は真賀田四季に会うために孤島を訪れました。しかしそこで知った事実は、真賀田四季は1週間外部との通信を切っているということでした。

真賀田四季の部屋を訪ねた2人はそこで衝撃的で不可解なことを目にします。すべての謎が解かれた時、隠されていた真賀田四季の生涯が明らかになります。

この本は読み進めていけばいくほど謎が深まっていくようなストーリーになっています。真相解明までに起こる様々な謎が、真賀田四季という人物を未知のものにしていきます。

「すべてがFになる」とはどういうことなのか、是非皆さんもこの本を読んでミステリーの真実を考えてみてください。

図書委員広報班4年