PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

活け花の授業 最終回

朝焼けの空に春を感じたと思ったら、今日は冬のような寒さです。
修学旅行のショートコースが帰国すると、2年生の京都宿泊行事が始まります。どちらも引率する校長は大忙しです。

さて、日本文化の授業の一つ、活け花の最終回は、自由花でした。

ペットボトルで器を作り、ラッピングします。

一輪の花と一枚の葉でも、一人一人工夫を凝らし、個性ある作品に。

全員で活けていきます。

完成!

このクラスは、合唱祭の曲に合わせてブラックパンサーのラッピングです。

水切りを教わって花は生きていることを実感すると、家に戻ってからも大切に水やりをして長く持たせる子もいます。道ばたの植物に目が行くようになると、今まで目に入らなかった世界が広がり、季節をより感じるようになります。
日本に古来伝わる活け花の入り口を垣間見ることで、生徒達のこれからが少しでも豊かになればうれしいです。
来年の今頃は、修学旅行。
何処の国にも花と器とはさみがあるので、それを使って、少ない花でも空間を美しく演出できる日本の活け花を披露してくれることでしょう。