PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

「進学の手引き」から③

今日はおもに6年生向けです。少しずつ模試が返却され始め、梅雨前で天候が不順なこともあり、気持ちが不安定になりがちです。そんな時のためのコメントを集めてみました。

・全然気分が乗らない日や季節によって起きられない日があったりすると思います。私は気分が乗らない時はベッドに寝転んで休憩がてら化学の教科書をひたすら眺めていました。何のために勉強しているのだろう?と思ったら大学のホームページやサークルを見てモチベーションをあげていました。模試の判定や偏差値は、良い時は素直に喜び、悪い時は気にしすぎない方がいいと思います。

・よく周りと比べたり、模試の結果に一喜一憂したりしていましたが、何も良いことはありません。模試は実際の入試問題とは形式が違うので、あくまで苦手を発見するツールだと思って取り組んでいました。

・ずっと勉強をしていたり、模試を受け続けていたらメンタルは持ちません。受験生の間はどれだけ勉強しても学力がついているか常に不安になります。私は色々な先生に褒めてもらったり、慰めてもらったりしてモチベを維持していました。あと難易度の高い問題を解いて全然できなかった時は自分がすらすら解ける問題集を解いて、自分天才では?と思わせるのがいいです!

・模試は自分の苦手分野を把握したり、会場の雰囲気を掴むためのものです。大体2ヶ月後に結果が返ってきますが、「それは過去の自分で、今の自分はもっと成長している」と思ってください!

写真部生徒撮影。今週末は本来ならば品川神社例大祭の日。今年は神事のみが行われ、お祭りは中止です。来年はこんな光景が見られるでしょうか。

2021.6.05 [高等部校長]