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中等部校長

今年も翌日に(20230116)

共通テストの国語の問題を解くのは、毎年の個人的な恒例行事となっております。

仕事上ということもありますが(←もともと国語科の教員です)、単純に、文章を読んだり、それを元に考えたりするのが好きというのが1番の理由です。

今年の大問1は、コルビュジエの建築物で窓が果たす役割をめぐる文章。人間の視覚におけるフレームの問題は、最近ではPCやスマホの画面をめぐっても論じられることがあるテーマですので、興味深く読みました。

前年からの傾向の通り、文章自体の読解に加えて、複数文章の比較検討が必要ですので、スピードの要求される問題でした。大問2の小説文も同様です。

一方で、古文漢文は解きやすいように思いました。

生徒の皆さんが、力を発揮してくれていればよいのですが。

(私はコルビュジエの建築が好きで、校長室に国立西洋美術館で買ったポスターを貼っています。)

2023.1.16 [中等部校長]