図書委員会広報班より
今回も図書委員による本の紹介です。
今回の原稿を書いてくれた3年生は今ごろニュージーランドです。
楽しんでいるでしょうか。
『傘のさし方がわからない』岸田奈美:著(小学館)
岸田家による人生のエピソードをおもしろおかしくまとめたエッセイです。
著者が大阪人だからこそ持ち前のユーモアさで綴られていく言葉はとても軽快で読みやすいです。
Twitterでもたびたび話題になる岸田さんのエッセイはみんなが笑って泣くことができるとても親しみやすい話となっています。
「100文字で済むことを2000文字で伝える作家」と言われるように、どんな辛く悲しい出来事も文字で明るく伝えてしまうため読み終えた後はとてもスッキリした気持ちになれます。
岸田奈美さんの本は計5冊あります。
noteというサイトで本以外でも岸田奈美さんの話を読むことができます。
私が初めて読んだエッセイだったので印象に残り、図書室で続きの本をよく借りています。
緊張しているときに読むときっと温かい気持ちになります。
ページ数もちょうど良いので読んでみてください。
図書委員会広報班3年