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白ばら日記

今年も企業とのコラボが始まりました・グリココラボその後

今年も企業とのコラボレーションが始まりました。今年、協力してくださるのは、セイコーウオッチ株式会社様です。昨日、生徒たちにも発表し、みな楽しみにしています。 卒業後、コラボ先の企業に就職する卒業生も出てきて、社会と学校を結ぶこうした取り組みが生徒の将来につながって行くのだなぁとうれしく思っています。 そして、その卒業生たちが、在校生へさらなるコラボの案件をもってきてくれたり、就職先での仕事の話をしにきてくれたりすることも。 本校は今年の1年生が卒業するときに100周年を迎えます。 生徒たちが、在学中に学んだことを、卒業後、社会に活かし、様々な形で母校に還元してくれる、私立学校は、そうして先輩から後輩へとバトンタッチされていくのだなぁと感じます。 そんなご縁を大切に、昨年のコラボの続きを高田からご紹介します。   昨年度企業コラボ授業が終了した後も、 旧3年生はグリコさまと交流をつづけてきました。新型コロナウイルスの影響で延期になっていた、キャンペーンも開始をすることになり、この度、公式HPのセブンティーンアイスのブランドサイトに子供たちが制作したキャンペーンお知らせのPOPと動画が掲載されました。 クリックで動画が見られます クリックで動画が見られます

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特別講座もオンラインで開催しています

今週は1年生と6年生のみが登校しています。密にならないように授業も工夫しています。 こちらは、1年生の情報の授業、家庭科の教員とのティームティーチングです。 先日は、私もZoomでJリーグ浦和レッズの長澤和輝選手をゲストに招いての特別講座を実施しました。 私とのご縁は、早稲田大学スポーツ科学大学院の社会人修士課程で学んだことでした。この日は、同じゼミからオリンピアンで元バレーボール日本代表監督の植田さんなど、ほかの方も顔を出してくださって、生徒にコメントをくださいました。 学生時代の話、海外での生活、サッカー選手として大学院に通ったこと、現在の取り組みなど多様なお話をしてくれました。 長澤選手は、サッカー選手としてはなかなか芽が出ず、中、高、大とセレクションに落ち続けたそうです。そのおかげで、雑草魂を持つことができたこと、また、大学では先輩と一緒に厳しい寮生活を経験し、それがどこでも生きていける自信につながったとのこと。今回は、1年生が130名そのほかの学年から30名が参加しましたが、入学後も通えていない一年生にとって逆境が自分を成長させる話は励みになりました。うまくいかなかったときのモチベーションの保ち方やストレス解消の方法など質問が出ていました。 勉強との両立についても質問が多くありました。実は、長澤さんは教員免許を持っているんです。大卒選手としては初のブンデスリーガへの移籍を果たしましたが、一言も話せなかったドイツ語の勉強のため学校に通いながら選手生活をし、さらに英語の勉強もしたそうです。タイムマネジメントの大切さについて、そのコツを教えていただきました。 現在行っている医療従事者へ感謝を伝える取り組みについてのお話には、生徒たちがその行動力に感激のコメントをチャットボックスに次々書いていました。 面白かったのは、どうしてチャレンジできるのか?という質問に対して。「実は、僕は臆病なので、こちらがだめでももう一つの道をと用意しておくんです。教員免許をとって指導者の道というもう一つの夢があるからチャレンジできるという面もある」というお話に、なるほど~と生徒たちもうなずいていました。 今週の土曜には、家庭科の特別講座として、フランス料理のシェフ松嶋啓介さんと対談します。2006年には、本場フランスのミシュランの星を外国人最年少で獲得したことでも有名な方で、近年では日本人の食生活の改善に向けて様々な活動をされています。 1~5年生の在校生、また保護者の方、卒業生も参加できます。(ご案内は各学年からしました)お楽しみに! そして、教員たちも様々な講座を継続しています。社会科の河合より、以下特別講座の報告です。 5月18日(月)〜5月23日(土)放課後, 2つの特別講座を開催しました。 1つは,2〜5年生に向けた「 お家にいながらオープンキャンパス」という講座。 「今年は大学のオープンキャンパスが開かれない... どうやって大学を選んだらいいですかね」 という生徒からの質問をもとに構想が生まれ,医学・栄養・会計・ 化学・看護・経営・建築・言語・心理・児童・政治の分野に進み, 専門科目を勉強中という11人の卒業生が協力してくれました。 1つの分野につき40分ずつ,1人の卒業生が大学・学部・ 専門分野について紹介し, 在校生から数々の質問を受けるという形式で11つの講座を実施し ました。それぞれ30〜80名ずつ,のべ450名が参加。 専門分野に関する質問,大学卒業後の人生設計に関する質問, 高校在学時あるいは入試についての質問と, 質問内容は多岐に渡ります。質問は全て, リモート授業と同じようにチャットで受け付けてみました。 きっと口頭での質問より多くの質問を, 受け付けることができたはず。スピーカーも, 資格取得のための予備校や長時間続く実習が忙しくて, 普段は母校に遊びになど来れない卒業生が多く協力してくれました 。このように, オンラインだからこその利点を生かせた講座ができたのかなと実感 しています。 「こういう時だからこそ,医療に関わるのが怖い… という在校生が増えてほしくないんです」 と言って協力してくれた医学・看護の2人の卒業生も, 他の卒業生と同様「後輩からの質問に答えていて, 初心に返ることができました」「もっと勉強しなきゃな, という気持ちになりました」との感想が。  在校生,卒業生が繋がりあうことができて, 双方ともに好評でした。 2つ目は,「通学路の防災を見つめよう」という, 1年生に向けた講座です。 この講座は,在校生が「学校と自宅では防災訓練があるけれど, 通学中に地震が起きたらどうしたら良いのか」と考え, 2018年度から始めた活動の一環として実施されました。 1年前にも, 入学前の新入生を対象に同様のワークショップを在校生が開いてい ました。 これまで教室の大きさの関係で40名で締め切ってきましたが, 今回はリモートで128名が参加。 企画をした在校生6名だけでは,到底運営できないと判断し, 1年前に参加してくれていた在校生からも急遽スタッフを募集。 16名で実施しました。 通学経路別に16のチームに分かれて, 通学路の中で地震が起こると危険な場所, 洪水が起こると危険な場所,1つ1つ確認しながら「 もしもの時のマップ」を作りました。 昨年秋の豪雨の際, 都心から何時間もかけて自宅まで歩いて帰ったという先輩の話も聞 きながら, 試行錯誤しながら各チームごとに地図を作り上げました。 こういう時であっても,地震は待ってくれない。 いつでも起こりうる。そんなことを頭の片隅に入れておきつつ, 同級生となる1年生同士でのコミュニケーション機会確保という目 的も果たせるよう,在校生が何度もシュミレーションを行い, アイスブレイクを考えていました。 後半はほとんどがグループごとでの活動だったので, 各グループがどのくらい盛り上がっていたのか計り知れませんが, 企画をした在校生からは「 思っていた以上に1年生が元気で楽しそうで,ホッとした」 との声が。 在校生主催の講座も,引き続き実施していきます。

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学校再開

本日から、学校を再開しました。4月13日から開始したリモート授業の到達度テストを、学年を分けて分散登校をしながら行っています。 それに先駆けて、土曜には、一年生が初登校しました。 保護者の方もお越しいただいたので、待合室など、密にならないようにしつらえました。 前が生徒、後ろが保護者席です。 待機場所はカフェテリア。 一クラスずつ、HRを行いました。 こちらは講堂。 こちらは第一体育館。 2カ所を交互に使いました。   私と校長も、   6クラスそれぞれで挨拶をさせていただきました。 オンライン入学式はしたものの、登校は初めてなので、記念写真が撮れるように屋上に校旗を飾りました。間を開けて並んで、 一人一人記念撮影です。 この日は、冬服でもOK。 一生に一度の入学式なので、この状況が落ち着いたら、思い出に残るような工夫をして行いたいと思っています。 「早稲田会議」のオンライン会議に参加しました。 6月3日(水)日本経済新聞 朝刊 全国版 14面に掲載される予定です。

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今後の予定・エンジン01 リレー動画・子供支援

東京都も緊急事態宣言が解除されました。 5月30日には、まだ一度も登校できていない1年生の登校日を設け、翌週は上級生も分散登校をし、これまでのリモート授業による学習の到達度をはかるテストを行います。その後の予定についても、本日ご連絡をいたしました。 双方向のオンライン授業が実施されている学校は5%という調査もあり、地域、また学校によって対応は全く違っております。本校は、常に 1,生徒の安全性の確保 2,生徒の学習機会の確保  という優先順位に照らして、判断をしていきますので、ご協力よろしくお願いいたします。 私の所属しているENJIN01文化戦略会議のリレー動画メッセージに参加しました。生徒たちの取り組みから学んだことをお話しています。Instagram Twitter   Facebook   SGHのリーダシップ講座などでお世話になっている熊平美香さんから、Learning for Allの取り組みのご紹介をいただきましたので、シェアします。 新型コロナウイルスで、さらなる「貧困の連鎖」 を生まないために、また、困難な状況の中でも、 一人でも多くの子どもたちが笑顔で楽しく過ごせるようにという支援活動です。 ▶クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/283077 運動不足で朝、散歩をしているのですが、ゆっくり歩いていると小さな幸せが見つかります。 これ、何の形に見えますか? 私は♡に見えて思わず足を止めました。 見慣れたものも、角度を変えてみると違ったものに見えてくる。 4月に文庫化された『女の子が幸せになる子育て』に、「見方を変えれば、短所も長所に見えてくる」という話を書いています。 「リフレーム」と言って、私たちが無意識にかけているフレームを外して違う角度から見てみる方法についてです。  さて、では一つ練習です。身近な人(自分でも)のいやなところ、短所と思っているところを、長所に言い換えてみてください。 在学中短所と見えたところが、時間と場所が変わることで長所として花開く、そんな卒業生を何人も見てきました。 今のこの苦しい状況も見方を変えて少しでもプラスに転じられたら、小さな幸せが見つかるかもしれません。

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新校舎紹介・留学先からのレポート・東京大学より

先週は1年生の保護者会をZOOMで、3年生の保護者会を動画配信で行いました。動画で、新校舎のご紹介をしましたので、品川ファミリーの皆さんにもシェアしますね。(画像をクリックしてください。) *留学中の5年生のレポートです。自分も大変な状況の中で、みんなの役に立つような情報をシェアしてくれたこと、本当にうれしく思いました。(親御さんから本人に許可をとっていただき、皆さんにもご紹介しますね) 『カナダ留学中の16歳の女子高生が、 世界56ヶ国の100人にオンラインで “コロナ”の状況を聞いてみました』   *理科の特別講座などでお世話になっている東京大学の大島まり先生(高校の同級生です(^^;)から情報提供いただきました。 理系には特に参考になると思います。 東京大学生産技術研究所 次世代育成オフィス(ONG)

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一年生の様子・卒業生の記事・伊達さんのトレーニング

一年生もようやく、Zoomでみんながつながるようになりました。 学年の連絡用SNSを見ると、まだ使い勝手が分かっていないようで、質問を全員に流して、私も私もと次々コメントしていたりして、賑やかな画面がなんとも微笑ましいです。 今日の15時30分からZoom 図書室も開設され、5月22日の16時には、私もZoomでJリーグ浦和レッズの長澤和輝選手をゲストに招いての特別講座を実施します。詳しくは対象学年のスラックへ。長澤選手の現在行っている医療従事者へ感謝を伝える取り組みや、学業とスポーツの両立、海外での体験など、幅広くお伺いするつもりです。 保護者会も動画やZoomで実施します。 と、書いていたら、今朝から連絡用のSNSの調子が悪く、リモート授業に支障がでないよう、教員間で協力し合って緊急の代替措置をとっています。 教員から日経ウーマンの最新号に卒業生のインタビューが出ている と連絡がありました。まだ、20代なのですが、読んでみると、 リーダーとしての取材でした。 化粧品会社勤務で26歳で課長に抜擢され、 部下が全員年上だそうです。 力を発揮してもらえるように自分は調整役に回るとのこと。 相手が何を望んでいるか会話や雰囲気から察する、 毎日の朝礼で部下の気分や体調を確認するなど、 コミュニケーション力を発揮している様子が読みとれて、 誇らしく思いました。 誌面で、私の『 働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』 を紹介してくれていました。これは、 卒業生を思い浮かべて自分の経験をすべて伝えるつもりで書いた本 なのでとてもうれしかったです。 最後に、伊達さんからメッセージです。

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人の中なる薔薇の花・リモート授業報告会・トレーニング動画続き

本校のシンボルフラワー、薔薇の季節になりました。 本来ならば、創立を記念する日や、芳葉会(同窓会)で、品川ファミリーの歴史を振り返ったり、旧交を温めたりする時期です。 顔を合わせることができないのは寂しいです。 私たちの学校は、関東大震災という未曾有の災害の中、みんなのためにできることをと始めたボランティア活動が創立のきっかけでした。 こんな時だからこそ、自分にできることは何なのかを考える時間をもちたいですね。 「まして我等平和の使」 「ともにやさしきこころおこなひ」 「人の中なる薔薇の花」 と与謝野晶子が校歌に歌ったように。 昨日は、リモート授業事例報告会をウエブ上で開催しました。教育関係者を中心に定員100名があっという間に埋まり、情報を共有することができました。今、困っている教育現場に本校の取り組みをシェアして、互いに助け合う場を作りたいと思って開催したイベントという事情から、保護者の方には参加を遠慮していただきましたので、後ほど、何らかの形でご覧いただきたいと思っています。 伊達さんにいただいた、トレーニング動画の続きをご紹介します。

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リモート授業事例報告会・オンライン特別講座・伊達公子さんのトレーニング

学校の休校により、教育格差がますます広がることが懸念されています。学校現場が実践情報をシェアする必要性を痛感し、5月6日13時より、本校のリモート授業の事例報告を行うことにしました。ゲストに東京大学・慶応大学教授の鈴木寛さんをお招きして私が聞き手になってコメントをいただきます。教育関係者の皆様のご参加をお待ちしています。 申し込みは、こちらより。 授業は通常の時間割通り行っていますが、まだ、タブレットが手元に届いていない新入生は配信が中心です。休校措置がどこまで伸びるのか予想がつかず、上級生同様、インタラクティブな授業ができないかを検討中です。先日は2年生対象の特別講座にも1年生が参加できるように呼びかけました。私も、参加しましたが、質疑応答にも積極的に参加していました。担当の石渡から、以下報告です。 4/30(木)放課後、「# 学びを止めるな 品女ver」ということで、始業式やリモート授業開始から3週目にして品女の特徴の1つである特別講座を開催することができました。 このような状況でも学びを止めて欲しくないという想いに賛同していただいた、静岡大学情報学部の板口典弘先生をお招きし、zoomウェビナーというサービスを使い、品女初のオンライン講座です。 対象は2年生でしたが、閲覧や簡単なQ&Aという形で1年生にも参加してもらいました。 総数で200名以上の参加! いまだに登校ができていない1年生にとって、品女や先輩の雰囲気を知る良い機会になったことと思います。 題して「心理学ってなにそれ?」。 巷に口語的に溢れる「心理学」という言葉について、学問として正しい観点からのお話をいただきました。 講座始まってすぐのアンケートでは「心理学は文系」という回答が多くありましたが、おそらく終了後にはその考えは変わったのではないでしょうか。 実際に被験者となって参加してみたり、参加者全員で投票したり、こちらからの質問に答えていただいたり。 オンラインという新しい形のメリットをとてもうまく使い、参加生徒の感想も非常に好評でした。 今後も特別講座第2弾、3弾と企画して行きます。 # 学びを止めるな # 品女 #特別講座 この期間、運動不足になる方も多いでしょう。テニス部へいただいた伊達公子さんの室内トレーニング動画の続きです。 トレーニング① トレーニング② トレーニング③ *東洋経済に私がインタビューされた、おおたとしまさんの『21世紀の「女の子」の親たちへ』( 祥伝社)が掲載されました。

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家でできること・アスリートからのメッセージ

オンラインでの授業が進んでいますが、外出できないストレスもたまっているのではないでしょうか。特に、いつも大いに体を動かしていた部活動ができず、インターハイなどの試合も中止になり、寂しく悔しい思いをしている人は少なくないと思います。私も、来年、世界マスターズが日本に来るのを目標に、していたのですが、自宅周辺の野良猫くんたちと同じくらいの行動半径になっています。それでも、季節の移り変わりは感じられます。     桜のあとは、八重桜になったなぁと思っていたら、   気の早い藤を見つけました。   自宅の桜はすでに実を結んでいます。 部活動でも、配信を行っている部があると聞き、テニス部にメッセージを送りました。そして、伊達公子さんにお願いして、自宅でできるトレーニングを紹介してもらいました。他の部活の生徒にも、また部活に入っていない人、ご家族にも運動不足を解消するトレーニングになっているので、ご本人に許可を得て、こちらでも数回に分けて紹介していきます。   *先が見えず、何かとストレスのたまる毎日かと思いますが、こんなときこそ、お互いに思いやりを持って助け合う気持ちを忘れないようにしたいです。以前もご紹介しましたが、 日本赤十字社が、今の不安にどう対処するか、とてもわかりやすくまとめたものをシェアします。 感染を、 1,病気 2,恐怖 3,差別 の三つに分け、それぞれにどう向き合ったらいいかを具体的に示しています。特に、このような時に生じがちな偏見や差別について、巻き込まれないようにしたいです。 *毎年行われている、多様性を大切にする心を広げるパレードです。 今年はオンラインで行われることになりました。 東京レインボープライド2020         *特別講座も、オンラインで行うことになりました。 心理学とはどのような学問なのか、いつもとは違った角度で紹介します。 中学2年生が対象ですが、1年生にもご案内が行きます(1年生は閲覧のみです)  

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