PRODUCED BY 品川女子学院
図書室日記

図書委員広報班より

今年は寅年ということで、「虎」が出てくる小説を紹介します。 『ジョゼと虎と魚たち』田辺聖子:著/KADOKAWA(角川文庫) 田辺聖子さんの『ジョゼと虎と魚たち』。男と女の駆け引きや別れ、さまざまな愛を描いた短編集です。 表題作である「ジョゼと虎と魚たち」では、椅子がないと自由に動けないジョゼ(本名山村クミ子)と、彼女が「管理人」と呼ぶ年下の青年・恒夫の出会いと同棲生活が描かれます。読み終わったとき、本当の幸福とは何なのか考え込んでしまいました。不思議で、新鮮で、どこか色っぽいふたりの関係性に目が離せません。2003年に実写映画化、2020年にはアニメ映画化もされているので、見比べてみても面白いでしょう。 この他にも8編の短編が収められており、登場する主人公の女性は年齢も職業もみなばらばらですが、自分自身の生き方をしっかり持っていて、魅力的です。また、全編で飛び交う関西弁には独特の空気感を感じました。 大人になってから読んだらまた新しい発見が生まれそうな、奥深くて、でも軽やかな一冊です。   図書委員広報班4年

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中等部校長

さっそく特別講座(20220207k)

中1中2の希望者対象の特別講座が実施されました。 今後、心理学の知見を用いたアプリ開発に加わります。 以前からお付き合いのあるテレビ東京のプロデューサーさんからのご紹介です。 このプロデューサーさんは、ときどきふっと現れてはものすごい熱量でさまざまな提案をして嵐のように去っていく、とても面白い方です。 生徒の皆さんも学校外の講師の方からお話を聞いて刺激を受けていると思いますが、我々教員も同様です。 ありがたいことです。

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広報部より

繰り上げ合格について

繰り上げ合格について、本校は電話と電報でお知らせしています。 該当する方には本日の午前中に電報を送り、電話での連絡もついておりますので、本日これ以降に電話することはありません。 これ以降に辞退をする方の人数によりますが、次に連絡をするとしたら、2月10日(木)夕方かと思います。 (連絡先として書かれているご自宅の電話番号で繋がらない場合は携帯電話にかけています。「どちらも繋がらないから次の方へ」とはしていません) 広報部長 平川

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中等部校長

授業再開(20220205k)

生徒の皆さんは、先週金曜日以来の登校になります。 昨日、文部科学省から対面授業やクラブ活動について、これまでよりも厳し目の制限をかける通達が出ました。 感染症対策に一層の注意を呼びかけ、できる限りの対策をして通常の学校生活を継続します。 *** 今日は保護者の方向けの特別講座が実施されました。 学校外から講師をお招きして5年生の家庭科で実施している金融経済講座の体験版で、題して「お金の教養講座」。 リアルとリモートのハイブリッド講座で、合わせて200名ほどのご参加がありました。 いろんなことをやっている学校です。

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高等部校長

生徒がいる場所 いない場所

今日から生徒が戻ってきています。来たら来たで、いたる所騒々しいのですが、でも学校というのはやはりこういう所だなと思います。 そして6年生、今日からいわゆるMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)の大学入試が始まります。ここ数年、2月5日は明治大学と法政大学の全学部(統一)入試が行われ、本校からも多くの生徒が受験に行っていると思います。試験後、模擬試験と違って模範解答や解説が配布される訳ではなく、結果がわかるのも早くて1週間から10日、それもただ合否の通知のみです。4時間以上も真剣に問題を解くので、結果が気になると思いますが、よっぽど確認したい問題以外は見直しにあまり時間を掛けない方がいいでしょう。大学入試で類似問題が出る可能性は低いですし、自己採点して結果が悪いと翌日に響きます。この時期は、終わったことは考えず、前だけを見て進んでほしいと思います。 6年生のフロアだけはガランとしています。6年の教員はホームルームも直前講座もなくなり、職員室にいることが多くなりました。PCの画面を見ている時間も長くなりました。これからの入試本番、いいことがあっても困ったことがあっても、ぜひ担任や学年の先生に連絡してあげて下さい。メールがたくさん来たら来たで忙しいですが、でも学校というのは、そういうことが気軽にできる所だと思います。 C棟5階では、学年主任が一人赤本を整理する音だけが響いていました。

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高等部校長

日常へ戻ります

本日で入学試験が終わりました。自宅で勉強していた(はずの)本校生徒は明日から学校に戻ってきます。教員はそろそろ1週間ぶりの授業へ向けて準備でしょうか。そして、緊張の日々を過ごした受験生は、通い慣れた小学校へ戻ります。 この2年、コロナでさまざまな日常が失われてきました。取り戻せる日常もあれば、そうでない日常もあります。小学6年生にとって、これから卒業までの約1ヶ月は絶対に繰り返されない日常です。緊張から解放された残りの日々を、ぜひ大切に過ごしてほしいと思います。 そしてそれは本校生徒も一緒。二度と同じメンバーにはならない今のクラスとの1ヶ月。今しかできないその学年の勉強やクラブ活動。日常の活動の中からしか得ることのできないものが、学校にはたくさんあります。そんなことを、このあとの朝礼では少し伝えようかと思っています。 各試験室で受験生の心を和ませていた花(あまり見る余裕はなかったと思いますが)が職員室前の廊下に戻ってきていて、いつになく華やかです。

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高等部校長

全ての受験生へのエール

入学試験の2日目が先ほど終わりました。 在校生が、試験の運営を手伝ってくれています。彼女たちは、不安そうな表情の多くの受験生と顔を合わせます。きっと、品川女子学院を志望してくれる6年生には全力を出し切ってほしいし、みんな合格してほしいと思っているに違いありません。しかし受験では、全ての夢が叶うわけではないことも、経験者である彼女たちはよく知っています。 だからこそ、自ら手を挙げて朝早くから手伝ってくれているのでしょう。不安でたまらない気持ちがわかるから、自分たちなりの工夫をして声援を送っているのだと思います。そしてその声は、全力で挑んでいる6年生へのエールであるとともに、過去に同じ状況で頑張っていた自分たちへの声援なのかもしれせん。未来の後輩になる生徒もいますが、今日だけは、頑張っているすべての受験生へのエールです。   受験室への移動の際に使うため、自分たちで作ったボード

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中等部校長

私もリモート(20220129k)

今日はリモート授業日でした。 今年度初でしたが、特に混乱もなく、スムーズにできたようです。 私も自宅から2年生の保護者(希望者)の皆様向けにセミナーを行いました。 デザイン思考の模擬授業を50分間と、その背景説明や質疑を40分間で、合わせて90分。 zoomをベースにGoogleフォームなどを使って参加の皆様にもワークをしていただき、インタラクティブに行いました。 学校の考え方を共有できる機会をいただいて、大変ありがたく思っております。 しかし、「リモートなのに、なんであんな大声で喋るんだ」と家庭内から苦情が。 これはもう、教員の性でして。

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中等部校長

少しずつ(20220128k)

B棟校舎がだんだんできてきて、防音幕が外されてきています。 今日は、御殿山通り側。 もちろん、C棟と統一されたデザインになっています。

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