PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

2年は京都へ向けて、5年は勝って大阪へ

今日は午前中に2年生の道徳、6時間目に5年CBL学年代表プレゼンを見てきました。 2年生は来年の京都研修に向けて、現在の古都が抱えている課題・テーマをさまざまなヒントから考えていくゲームでした。他クラスとのタイムトライアルということで、かなり盛り上がっていましたが、肝心の答えの地域とフレーズ記憶に残っていますね? 5年生はCBLの学年代表を決めるプレゼンテーション。上位チームは大阪の学校へ行って学年代表として発表する予定です。各チームはこれからさまざまなフィードバックをもらえるでしょうから、きちんと振り返って今後に生かしてほしいと思います。今日のゲストのお一人であるボーダレスジャパンの鈴木様からは、テーマの設定はどこもすばらしい。あとは、統計だけでなく問題を抱える当事者にもっと入り込んで話しを聞き、本音を聞き出すのも効果的だ、とのコメントをいただきました。次にプレゼンを作るときの参考にしてみて下さい。 ゲストの方がずらっと前にいらっしゃったので緊張したと思います。

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高等部校長

体育祭LIVE

11:00 もう少しで体育祭が始まります。今年も残念ながら保護者の方をご招待できませんでしたので、ここで何か面白いことがあればご紹介します。(携帯で撮っているので画質が悪くブレています。ご了承下さい) 写真の通り、快晴の駒沢体育館にきれいな紅葉。体育祭実行委員長が近くにいたので、いい天気で無事に実施できてよかったね、と言ったら神様のおかげですと言っていました。いえいえ、あなたや実行委員の心がけです。   11:40 開会前に体育祭実行委員が円陣を組んでいます。みんなで揃って「コートに入らないでください」「席を立たないで下さい」などと言っています。注意の練習というのも面白いですね。彼女たちが今日の成功を支えてくれます。   12:30 いよいよ競技が始まりました。徒競走です。1年生が健闘しています。バックの1年生横断幕は「青龍」ですが、昨年までの青色73期は「青猿」と自らを呼んで横断幕を作っていました。猿から龍へ少し強くなった感じです。   12:45 今度は玉入れです。目の前の5年が1回戦は1つ差で2位。こうなると最上級生の意地が爆発。2回戦は差をつけて1位になりました。   12:55 パン食い障害物競走。口でパンを掴むことができないので、マジックハンドを用います。実行委員のこの発想力には脱帽です。   13:15 宅配便リレーは、筏のようなものに荷物を載せて運びます。荷物が軽いので、焦れば焦るほどバランスを崩してしまうようです。 13:30 大繩とび。練習ではどこも大差ありませんでしたが、本番に強かったのは4年生。2戦続けて1位となりました。   13:35 ビーチフラッグが始まりました。各学年選手の気持ちが入りすぎているのか、フライング連発。フラッグ前で余裕がある場合は足でマットに乗りますが、今日は際どい勝負が多くダイブする生徒が続出。そして毎レース後に実行委員が長い棒についた布でマットを消毒します。これももちろんオリジナルの用品でしょう。ちょっと私もやりたかったです。   13:50 3年生演舞は迫力満点でした。演技途中に全員で作った五輪マークと2020のロゴが大型ビジョンに映し出されると大拍手をもらっていました。最初は緊張気味でしたが、後半は曲に合わせて力強く楽しそうに踊っていました。まさに一心不乱。   14:10 綱引きです。ご存知の通り本校の体育祭は学年対抗ですから、1年生対高等部という図式も存在します。下の写真はかなりの接戦でしたが、4年生にわずかに及びませんでした。   14:25 メディシングボールは、ボールの受け渡しとドリブルのバランスが重要な競技です。チームワークがとても必要で紛れも起きやすく、ハラハラする試合展開でした。   14:35 借り物競走。いろいろな教員が3コーナーでグッズを持って待ち構えているのですが、生徒は本当に必死なので声をかけたり余計なことはできません。渡すだけです。   14:45 ハッとしてぴょん。これもメディシングボールとともに、チームワークと走力が要求される競技です。1年生も途中で棒を踏むことはほとんどなくきれいに跳べていました。経験がモノを言うので次年度以降楽しみです。   14:50 最終競技の学年対抗リレーは、どこの学校でもどんな時代でも一番盛り上がる競技です。今年は4年生が終始先頭を譲らず大差でゴールイン。スコアが拮抗しているときには、このリレーの結果が大きな影響を与えます。   15:05 写真のような結果になりました。4年生おめでとう。閉会式の開始予定は15:46でしたが、全生徒と実行委員の協力で40分の短縮です。閉会式で理事長も言っていましたが、これは凄いことです。優勝と準優勝の僅差が、5年生の心に火をつけたことは疑いの余地はありません。4年生、覚悟して半年後の体育祭に臨んでください。   15:10 閉会の言葉。生徒も教員も全員拍手。心からの拍手。   16:05 生徒がいなくなった後、体育館での実行委員最終集会です。委員長は上からものを言いたくないとのことで、膝をつけてのスピーチでした。話をずっと聞いていると感情移入しそうなので、途中で会場を出てきました。  

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高等部校長

いつもと違います

今日は、ここで以前に触れた就職情報交換会が行われました。この会は、生徒相手でなく就職活動を控えた大学2、3年の卒業生相手に話すので、理事長もパネリストの大学4年生も直球で攻めていきます。 「大事なことは人に相談しない」「後悔しない決断はない」は、理事長の言葉。普段私が学校で聞くことはありません。卒業生は、在学中に聞いていた理事長の言葉とは明らかにテイストが違うので、はっとしてメモをとり始めます。大学4年生の方は「就活のために突然何か始めても無駄」「就活に遠慮は不要、頼れる人は誰でも頼る」「圧迫面接でストレス耐性を測るような会社に未来はない」など、経験から生まれた言葉がどんどん出てきます。 そして最後には、企業にお勤めの在校生保護者の方に相談したり、面接の練習をしてもらったりしています。本当にありがたいことですが、もしかすると前述の「誰でも頼る」という4年生の言葉は、在校生の保護者をも頼る本校の姿勢が影響しているかもしれません。 中等部校長がツリーの「その後」を載せていましたので、私も華やかになった木の写真を載せておきます。11日のブログに貼った御殿山庭園の光景を、同じアングルで今日撮ったものです。予想通り見事でした。

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高等部校長

敢えて厳しく

昨日の高等部総合学習は、4年が3回目のinspire High、5年はCBL学年代表プレゼンテーション、6年は学習でした。5年生のプレゼンテーションは、学年で選ばれたチームの発表教室を各生徒が選んで回り、発表後に質問したり評価して改善の後押しをします。発表中に少し曖昧な表現を使っていた説明に対して鋭い指摘をする場面もありました。なかなか同級生どうしだと厳しいことを言えないと思われるでしょうが、そこは今後の発展ためと割り切って、指摘をする方も聞く方も真剣です。時々報道などで、予定調和のような大人の質疑応答を見ることがありますが、彼女たちは違いました。来週の体育館での最終プレゼンが楽しみです。  

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高等部校長

賛同の重み

6年生の生徒が、半年以上にわたって生理の悩み事を解決するための活動を続けています。生理用品を忘れたり持ち運べないなどの問題に対処するため、校舎のトイレに自由に使える用品BOXを置く活動です。金曜日の朝まで、朝エントランス前で募金活動をしていますが、募金箱は結構重くなっていました。いろんな学年の生徒が賛同してくれているようです。

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高等部校長

Love My Team

先日のオープンキャンパスにご参加いただいた方のアンケートを読ませてもらっています。中にこんな嬉しいコメントがありました。「昨日いただいたスカートと同じ柄の髪飾りを早速今日つけて修学旅行に行きました。受験の時もお守りとして持って行こうと思います。」 休憩室で配られていたおみやげの1つですが、PTAに作っていただいたもので数量限定。残念ながらオープンキャンパスのお手伝い生徒ももらえません。配る合間に、ときどき「いいなあ」とつぶやいている生徒もいました。 「愛校心ある生徒さんが多く、生き生きしているのがよかった。」もちろん全ての生徒が同じではないと思います。学校には良いところも悪いところもあります。ただ、それを全部含めて愛着を持ってもらえる学校であればと思います。 先日の大河ドラマで、第一国立銀行や清水組の話しが出てきましたので、本校の新校舎を作っていただいている清水建設の方にそのお話しをしたら、すかさず写真の手帳を取り出されて、この社是は渋沢さんの本からいただいたのですよ、と歴史を熱く語られていました。自らの会社に愛着を持っていられる方に校舎を作ってもらえるのは、いいことだなと思いました。

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高等部校長

理科教師、小論文を熱く語るが…

今日の高等部総合学習は、4年生が小論文模試、5年は自由選択ガイダンス、6年は大学の志望動向解説でした。 5年生は各科目から自由選択の説明があるのですが、初めてのことなので話しについていけないという表情の生徒もいました。大事な選択ですので、疑問点があれば提出前にしっかり教員に確認してください。6年生は、先日の保護者入試説明会の内容を大学志望動向に絞って学年主任が解説していました。1ヶ月後には入試カレンダーを完成させますから、みんな真剣な表情です。4年生は、小論文模試の前に学年主任が文章を書くことの重要性を語り始めたのですが、zoomの画面で誤って妙なマークが画面に出たため生徒は大爆笑。少し落ち着いてからの模試となりました。 最近の東京の空は本当にきれいです。生徒が一生懸命模試や進路研究をしているのに外に出て写真撮りました。すいません。

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高等部校長

黙食と合唱祭ビデオ

昼食の時間に合唱祭のビデオを流している2年生の教室を覗かせてもらいました。無音の状態で、文字通り黙々と食事をとりながら時折テレビ画面に視線を移していますが、彼女たちにとっては資料映像のようなもの。2年生はまだ合唱祭を経験していません。今年度無事合唱祭が実施できて、来年は思い出の合唱祭ビデオとしてワイワイ言いながら見られることを願ってやみません。

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高等部校長

小さな春の始まり

今日は日曜日。しかし校舎の中から、生徒の挨拶の声が聞こえてきます。今日は次年度入学の帰国生入試を行っています。緊張した面持ちの受験生親子に、生徒が声を掛けると一瞬で表情が軟らかくなります。教員には到底できない仕事です。この生徒たちは、日曜日にも関わらず、まだ影の長い早朝から登校し入試を手伝ってくれています。合格すれば、春には先輩と後輩になる生徒と受験生が初めて会う朝です。

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