PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

体育祭LIVE

11:00 もう少しで体育祭が始まります。今年も残念ながら保護者の方をご招待できませんでしたので、ここで何か面白いことがあればご紹介します。(携帯で撮っているので画質が悪くブレています。ご了承下さい)

写真の通り、快晴の駒沢体育館にきれいな紅葉。体育祭実行委員長が近くにいたので、いい天気で無事に実施できてよかったね、と言ったら神様のおかげですと言っていました。いえいえ、あなたや実行委員の心がけです。

 

11:40 開会前に体育祭実行委員が円陣を組んでいます。みんなで揃って「コートに入らないでください」「席を立たないで下さい」などと言っています。注意の練習というのも面白いですね。彼女たちが今日の成功を支えてくれます。

 

12:30 いよいよ競技が始まりました。徒競走です。1年生が健闘しています。バックの1年生横断幕は「青龍」ですが、昨年までの青色73期は「青猿」と自らを呼んで横断幕を作っていました。猿から龍へ少し強くなった感じです。

 

12:45 今度は玉入れです。目の前の5年が1回戦は1つ差で2位。こうなると最上級生の意地が爆発。2回戦は差をつけて1位になりました。

 

12:55 パン食い障害物競走。口でパンを掴むことができないので、マジックハンドを用います。実行委員のこの発想力には脱帽です。

 

13:15 宅配便リレーは、筏のようなものに荷物を載せて運びます。荷物が軽いので、焦れば焦るほどバランスを崩してしまうようです。

13:30 大繩とび。練習ではどこも大差ありませんでしたが、本番に強かったのは4年生。2戦続けて1位となりました。

 

13:35 ビーチフラッグが始まりました。各学年選手の気持ちが入りすぎているのか、フライング連発。フラッグ前で余裕がある場合は足でマットに乗りますが、今日は際どい勝負が多くダイブする生徒が続出。そして毎レース後に実行委員が長い棒についた布でマットを消毒します。これももちろんオリジナルの用品でしょう。ちょっと私もやりたかったです。

 

13:50 3年生演舞は迫力満点でした。演技途中に全員で作った五輪マークと2020のロゴが大型ビジョンに映し出されると大拍手をもらっていました。最初は緊張気味でしたが、後半は曲に合わせて力強く楽しそうに踊っていました。まさに一心不乱。

 

14:10 綱引きです。ご存知の通り本校の体育祭は学年対抗ですから、1年生対高等部という図式も存在します。下の写真はかなりの接戦でしたが、4年生にわずかに及びませんでした。

 

14:25 メディシングボールは、ボールの受け渡しとドリブルのバランスが重要な競技です。チームワークがとても必要で紛れも起きやすく、ハラハラする試合展開でした。

 

14:35 借り物競走。いろいろな教員が3コーナーでグッズを持って待ち構えているのですが、生徒は本当に必死なので声をかけたり余計なことはできません。渡すだけです。

 

14:45 ハッとしてぴょん。これもメディシングボールとともに、チームワークと走力が要求される競技です。1年生も途中で棒を踏むことはほとんどなくきれいに跳べていました。経験がモノを言うので次年度以降楽しみです。

 

14:50 最終競技の学年対抗リレーは、どこの学校でもどんな時代でも一番盛り上がる競技です。今年は4年生が終始先頭を譲らず大差でゴールイン。スコアが拮抗しているときには、このリレーの結果が大きな影響を与えます。

 

15:05 写真のような結果になりました。4年生おめでとう。閉会式の開始予定は15:46でしたが、全生徒と実行委員の協力で40分の短縮です。閉会式で理事長も言っていましたが、これは凄いことです。優勝と準優勝の僅差が、5年生の心に火をつけたことは疑いの余地はありません。4年生、覚悟して半年後の体育祭に臨んでください。

 

15:10 閉会の言葉。生徒も教員も全員拍手。心からの拍手。

 

16:05 生徒がいなくなった後、体育館での実行委員最終集会です。委員長は上からものを言いたくないとのことで、膝をつけてのスピーチでした。話をずっと聞いていると感情移入しそうなので、途中で会場を出てきました。

 

2021.11.29 [高等部校長]