PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

「進路の手引き」から①

新年度になってすぐに、高等部生は新しい「進路の手引き」が配られたと思います。その中に合格体験記がありますが、私は昨年度6年の学年主任でしたので、書いた生徒を知っています。ここでは、少しずつ合格体験記の内容を紹介していきたいと思います。(一部こちらで編集、強調しています)

4年生/5年生

・学校での課題や小テストなどを軽んじることなく基礎を積み重ねていけば、6年生で1日に10時間以上勉強しなくても十分上位校の合格は狙えます。5年生まで遊んで6年生で必死に勉強するか、5年生までの積み重ねで基礎を完成させ、6年生も特に変わらず過ごすか、決めるのは自分です。(文理選択で悩んでいた時期もあったが、志望大学や学部が決まらない時期でもコンスタントに勉強してきた生徒)

6年生

・私は最後まで周りと自分の成績や勉強の仕方を比べないようにしていました。同じ進学先を目指すような人達と比べスタートが遅くなってしまったことや、6年生の4月の時点で、志望校と自分の実力の間にありえない程の差があり、それを自覚してはいましたが、自分が最終的にはどの成績まで上がるかなどということは誰にもわからないので、焦らず着実に自分のやり方で進めていくことが大事だと思っていました。第1志望の模試の結果がE判定でも決して志望を下げる必要は無いし、スランプ期間があるといわれているけれど、毎日勉強してるんだからそんな期間がある訳ないと自分を鼓舞することも大事です。(一貫して自分のスタイルで勉強し続けた生徒)

 

再び学校のバラ。今が満開です。3号館ベランダから高等部C棟と工事中のタワークレーンが見えます。

2021.5.08 [高等部校長]