PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

中等部総合学習日・本の紹介

先週土曜日は中等部総合学習日でした。 中1は、小笠原流礼法ご宗家による講演会。中2は、英語4技能の試験GTECと文化祭に向けた活動。中3は、GTECと起業体験に向けた マーケティング講座。 高等部は、ベネッセ模試でした。高3は、大学の入試担当の方々に来ていただいて相談会もあり、いよいよ進学に向けた取り組みが本格化していきます。 私は、中学3年生保護者に向けた毎年恒例の講演会を行いました。中学3年生から採ったアンケート結果を踏まえ、データをもとに「子どもの心にスイッチが入る瞬間」として、思春期の親子のコミュニケーションについて、お話ししました。パネラーとして大学生となったOGも協力してくれ、生徒側の気持ちを代弁してもらいました。 午後には2年生向け着付けの特別講座も開催していただきました。 以前、特別講座を実施していただいた眼科医で起業家の窪田先生の本が出版されました。これを記念して先日、窪田良さん、為末大さん、茂木健一郎さんとのパネルディスカッションに参加しました。 特別講座の様子:品川女子学院にて中学生向けの講義を開催 サイン本をいただきましたので、図書室に入れます。私も帯にコメントを書いています。 近視は病気です(東洋経済新報社 )

READ MORE
白ばら日記

2年生総合学習・お知らせ

2年生では、日本文化に触れる学習をしています。今年もその一環で、着物の文化についてのお話をしていただだきました。 日本文化の授業についてまとめた本はオンライン書籍(女の子が幸せになる授業)になりました。 学年主任の住谷より以下報告です。 中間試験の終わった翌日、2学年の総合学習では「日本を知る」 の年間テーマ第1弾として津田恵子先生による着物に関する講演会 を開催しました。 津田先生は、もともとは着物とは無縁の生活で、 バリバリとご自身のキャリアを築かれていた方ですが、 言語を通さずに日本人としてのアイデンティティーを伝えられる、 着物の魅力に惹かれ、 以来様々な形で着物の魅力を発信されています。 まずは生徒たちの着物に対する概念(先入観?)を壊すべく、 さっそうと自転車に乗る先生の動画が流れ、生徒たちはびっくり。  そして着物のもとである反物を広げて見せて、 その長さに生徒はびっくり。 さらに、 着物は基本的に体型やジェンダーを選ばず着られること、 そして何度もサイズ調整をしながら着回した後、 最後は切り分けておむつや掃除にも使って、 土に返すこともできるという話に、 SDGsなんていう言葉がない時代からサスティナブルな存在であ ったとこれまた驚いていました。 生徒たちがぐっと引き込まれたところで、 さらに大盛り上がりとなったのが、 学年の教員3名による着物ファッションチェック。 それぞれに素敵な着こなしをした教員に「かわいいーっ!」「 きゃーっ!」と大歓声。帯の結び方や襟元、 さらには髪形や草履のアドバイスもあって、 生徒たちは興奮しながらも一生懸命メモを取っていました。 最後、質疑応答では、着崩れしない帯の締め方を聞く生徒がいて、 関心の高さがうかがえました。 7月に希望制で浴衣の着付け講座を開催予定ですが、 多くの生徒が参加したいと表明しており、 感想にも今までに知らなかった着物の魅力を感じた、 自分でも着てみたい、 ニュージーランドの修学旅行でもホストファミリーに着せてあげた い、など多くの前向きな声が書かれていました。 7月の講座ではきっとまた多くの生徒がさらに実演を通してその魅 力を感じてくれることと思います。津田恵子先生、漆圭子先生、 本当にありがとうございました。 *評議員を務めているグロービス主催のG1サミットに参加し、「スポーツ教育・部活動のあり方を考える〜部活動「地域移行」の実態と課題〜」に登壇しました。その様子が、HPに掲載されましたのでお知らせいたします。 「スポーツ教育・部活動のあり方を考える〜部活動「地域移行」の実態と課題〜」朝日健太郎×五十嵐立青×伊原木隆太×漆紫穂子×為末大 【知見録記事URL】https://globis.jp/article/49xf y3-p7v/ 【Youtube】https://youtu.be/J9rzp1Ts3f4【X(Twitter)】https://x.com/GLOBISJP/status/ 1797492866165739934

READ MORE
白ばら日記

小学生向けの特別授業

青空、夜空、いろいろな時間を背景に今年は桜を楽しませてもらいました。 生徒が主催する特別講座も増えてきましたが、これは、生徒が小学生向けに実施した特別授業です。CBLなどプロジェクト学習をきっかけに社会課題解決に向けて一歩踏み出し、それを継続するために進路を選び、大学でも活動を続ける子もでてきました。本校は多くの校外の皆さんのお力を借りて生徒たちが様々な体験をさせていただいています。そうしたことをきっかけに、いつか社会に学びを還元してくれることを願っています。在学中にもこうして社会にお返ししてくれること、うれしく思っています。 担当の岩崎より以下報告です。 このチームは、ジェンダーをテーマに活動しています。 資料によって知識を深め、アンケートによる現状調査を進めてきました。その中で「ジェンダーについて正しい知識を得られる機会が少ないのではないか」という仮説を立て、解決策の実行へと模索していきました。 今回はその解決策として、小学生向けの簡易授業を開くことを企画しました。班員が小学生の時に教えられる機会がなかったが、小学生のうちに知っておくことで、当事者の人への偏見や、自分が当事者になった時、素直に自分のことを受け止められるようになるのではないか、と考えたことがこの企画の原点です。せっかく時間を割いて来ていただくので、品女のことも知ってもらおう!ということで生徒による校内案内や、質問タイムなども設けました。 まず最初に少人数で校内案内を行いました。生徒目線の案内なので、教職員もなるほどと思うコメントが多くありました。続いて実際の簡易授業です。授業内では親子で話し合ってもらう時間を適宜設け、小学生でもわかりやすいように工夫していました。終了後に質問時間を設け、授業のことだけではなく、品女の生活に関して自由に質問できるようにしました。 最初の校内見学では緊張していた生徒たちも、簡易授業まで終わるとやりきった!という表情を見せていました。いただいたアンケートをもとに、さらなるやる気をみなぎらせておりました。 企画した生徒たちの感想です。 小学生や保護者の方が感想で『授業内に出てきた単語について興味を持ったため今後調べてみたい』や、『理解が深まった』と書いてくれたことや、『品女に入りたい』と言ってくれた子がたくさんいたのが嬉しかったです! お越しくださった小学生と保護者の皆様、本当にありがとうございました。

READ MORE
白ばら日記

特別講座シリーズ「古着を生まれ変わらせよう」

椿って、冬咲くものと思っていたら、この季節に満開も。 これは、珍しい紅白で、速水御舟の絵のモデルとされているそうです。 卒業生が開いてくれた特別講座の紹介です。 教頭の窪田より、以下報告です。 ************* 特別講座「古着を生まれ変わらせよう」を開催しました。 この講座は、この春卒業の75期卒業生が起業した、教育によるキャリア支援をする会社が企画した特別講座の第2弾です。 今回は、大学生が中心となって立ち上げた「carutena」というブランドの皆様とコラボして実施しました。「carutena」は、服の大量廃棄問題を解決するために、回収した古着を小物商品へとリメイクし販売しています。参加したのは1~3年生、小規模ながら充実した講座が展開されました。 前半は、服の大量廃棄が引き起こす、環境問題・労働問題について学ぶ講義です。 服が大量廃棄されている現状と、服の生産にどれだけの資源・エネルギーが使用されているかということ、ファストファッションというブランドの形態が、製造国の労働者の劣悪な労働環境や業務中の事故を引き起こしたこと、地球環境問題を一段と悪化させていることについて学びました。その中でメンバーの一人が実際にバングラデシュに行った模様を写真や映像で説明してくれたことは、実感が伴い現実味を帯びて伝わってきました。 後半はいよいよ、制作に入ります。古着を使ってシュシュ(ヘアアクセサリー)を作る作業です。 生徒が家から不要な服(Tシャツなど)を持参し、材料の布とゴムを使って手縫いとミシンで制作を進めます。贅沢にも生徒一人につき、お一人が講師として教えてくださいました。生徒はとても熱心に制作にあたり、着々と作業を進めていきました。 そして最終的にとてもかわいいシュシュができあがりました!制作が早い人は短時間で2つも完成していました。 最後にまとめをした後、記念撮影です。それぞれデザインが違うシュシュが、皆とてもかわいく似合っていました。自分がつくったものを持ち帰れると、見る度に受けた授業の内容を思い出すことができ、授業の効果が持続しますね。生徒とcarutenaの皆様の双方がとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。 生徒の感想からです。 「初めはシュシュが作れるからという理由で参加したけど、服の大量廃棄や、普段着ている服はリメイクできることを知って、今度からは古着を縫って服などを作ろうと思った」 「1対1で丁寧に優しく教えてくれてわかりやすかったです。雑談もしてくれて楽しい雰囲気で作業できたので楽しめました!」 carutenaの皆さん、卒業生の皆さん、ありがとうございました。   *carutena  ブランドサイトhttps://carutena.com/ 常時古着の回収と外部からの制作協力を募集しているそうです。

READ MORE
白ばら日記

特別講座シリーズ カインズコラボ

今年の桜は遅咲きで、今が見頃ですね。今日は、新任教員の研修を実施しました。新学期の準備が始まっています。   実は今日は、私の誕生日なのですが、さっき、チェンバーオーケストラ部の子たちから桜のお菓子をもらって驚きました。覚えててくれたんですね。今日、教育関係者の方々が家にいらっしゃるので一緒にいただきます。 そして、吹奏楽部の保護者の皆様から、お花が届きました。紫穂子にちなんで、紫のアレンジにしてくださったんですね。ちょうど、今日の服も紫です。こちらは学校の受付に飾らせていただきます。入学式、始業式で生徒たちと一緒に楽しみます。 カインズと生徒がコラボレーションする特別講座を続けてきました。まとめて、ご紹介します。中高生ならではの視点で、自宅や学校のロッカーの中まで!DIYのアイディアには驚かされました。 担当の丸山・植草より以下報告です。 【カインズ特別講座1回目】 本講座では、DIYを通してカインズの魅力をZ世代に広めるべく「カインズ品川女子学院広報部」として活動していきます。初回の本日は、カインズの皆様から、CMやSNSなど様々な媒体で発信されているコンテンツを見せていただき、日頃から心がけていらっしゃることや制作するときのコツなどを教 えていただきました。講座の最後に「今後の活動が楽しみになった!」「 実際に商品が欲しくなった!」「友達や家族にも勧めたい!」「 若い世代にカインズの素敵なところを広めたい!」 といった声があがり、次回の店舗見学に向けてモチベーションが上がっている様子が窺え ました。 年度末にかけて長期的に活動していく講座になるので、妥協せず良いものを作り上げてほしいと思います。 「カインズ品川女子学院広報部」第2回は、 カインズ幕張店にお邪魔しました。社員の方が「置いていない物はないくらい何でも揃っている」 とおっしゃるように、食品・日用品から家具、 建築資材まで幅広い商品が扱われていました。 カフェやドッグランなども併設されていて、「休みの日は1日ずっとここにいたい!」 と思ってしまうような空間でした。初めて店舗に足を運ぶという生徒も多くいましたが、 各グループに社員の方がついて詳しく説明してくださったので、楽しみながら、商品やサービスなどの「 推し」ポイントをたくさん見つけられたようです。 第3回では、 店舗見学で見つけたカインズの「推し」ポイントを、 どのようなターゲットに、どの媒体を使って伝えるかグループでアイディアを出し合いました 。短い時間でしたが、 各グループ複数のアイディアを発表するほど熱心に取り組み、 カインズ社員の方からも、企業理念に沿った良いアイディアがたくさんあるとフィードバック をいただきました。 次回は、アイディアをブラッシュアップし、 いよいよ媒体の骨組みを考えはじめます。各班の個性がどのように出てくるか、楽しみです。 担当の植草より最終報告です。 この特別講座では、 1年以上にわたってカインズのみなさまにお力添えいただきました 。先日、全班の作品が完成したのでご紹介します。 *学校の休憩時間に自慢したい! 中学生がロッカーの引き出しをDIYしてみたhttps://magazine.cainz.com/ article/166246 *CAINZ学生向けのおすすめ紹介〜商品編〜https://www.instagram.com/p/ C1ELhitrNaF/?hl=ja&img_index=1〜売り場編〜https://www.instagram.com/ cainzsan_official/p/ C1JQ40ePypr/?img_index=1〜ペット関連編〜https://www.instagram.com/p/ C1ObHcerbnQ/?hl=ja&img_index=1 *勉強机が片付かない人必見!現役中高生が選んだカインズのアイテム8選https://www.instagram.com/p/ C1WO7-KrVNz/?img_index=1 *DIYワークショップの紹介https://www.instagram.com/p/ C1Yvy-WLAQX/?img_index=1 生徒たちからは・今回の講座を通してカインズの商品やサービスのさまざまな工夫を 知ることができたので、家族や友人に紹介したいです。・広報用のSNSの投稿を作る大変さを知りました。特に、 撮影するときの組み立て・配置・照明の確認などが大変でしたが、 初めての経験で楽しかったです。・店舗や本社に行かせていただいて、 1つの商品が購入されるまでの労力を知ることができました。 文化祭の起業体験にも活かせそうです。といった感想が寄せられました。貴重な経験ができ、さまざまな発見があったようです。 ありがとうございました。

READ MORE
白ばら日記

お金の授業・動画作成特別講座・掲載情報など

春休みになりました。 今日は、毎年行っている、家庭科の金融経済教育を紹介します。 家庭科の山下より以下、報告です。 先日4年家庭基礎にて、お金の教養講座を実施いたしました。ファイナンシャルアカデミーの講師の方々に来ていただき、 全クラス2時間ずつ講義をしていただきました。この講座は今年で10年目となります。 普段はなかなか話さないお金の話。生徒たちは興味津々で、 価格と価値の違い、新品や中古品、 住宅ローンの組み方などを教わり、 賢いお金の使い方について考えを深められたようです。実際に住んでみたい家を探し、 毎月のローンシミュレーションや必要な年収も計算してみました。 その年収の職業は?と調べていくと、「 医師や弁護士でないと難しそう!」 となる生徒が沢山いるクラスも。 生徒からは様々な感想が上がっていました。「 今たくさん勉強をして住みたい家に住めるようになりたいと思った 。」「新しい家は綺麗だから高いだけだと思っていたが、 色々な費用が重なっていてびっくりした。」「将来起業したいと考えているので大変勉強になった。 商品を作り出していく上で「価格以上の価値があるもの」 を重視したい。」また、前回までの授業で理想の家を考えて平面図を作成する、 ということをしていましたが、「理想の家を作った際に、 家をどうやって買うのか、 どれくらいの値段がするのかが気になっていたので、 知ることができてとても面白かった。」という声もありました。 自分で勉強するのは少し難しい内容ですが、 お金のプロにわかりやすく教えていただくことで、 お金に対する理解が深まり、関心が強まったようです。講師の方も仰っていましたが、自分の中の価値観と出会える、 貴重な機会となりました。ファイナンシャルアカデミーの皆様、 今年度もありがとうございました。 そして、特別講座をシリーズでご紹介していきます。 *社会課題に取り組む地元の企業などを中高生が取材して映像を制作する『ティーンディレクター』特別講座その様子をnoteで紹介していただきました。 【東京都】ティーンディレクター第1回のワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第2回ワークショップを行いました【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第3回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第4回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第5回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第6回ワークショップを行いました!【品川区】 完成した動画はこちらからご覧いただけます。 *卒業生が実施してくれる特別講座も増えてきました。 「オートメーション」の仕事で シルク・ドゥ・ソレイユ  やサッカーワールドカップなどで活躍している卒業生、 小林由佳さんが大阪芸術大学のHPで紹介されています。 彼女の特別講座     ◆広報部から最近の掲載情報◆ 2024/3/22「賢者の選択サクセッション」で放映された内容がYahoo!ニュースに掲載されました。前編・後編 2024/02/06 品川区議会だより 第304号 品川女子学院 意見交換会(令和5年11月20日)  2024/02/16 ファイナンシャルアカデミー[公式](X(旧Twitter)) ファイナンシャルアカデミー  2024/03/13 窪田先生による高校生への近視講義  20242024/03/14 日経ビジネス 品川女子学院理事長が語る、部活・学業の両立とトライアスロンの共通点  2024/03/15 窪田製薬ホールディングス 品川女子学院から近視を撲滅 特別講座 第2弾 外遊びで視力をキープ 2024/03/17 JBpress ルポ・男子校の性教育 獨協と品川女子学院の中高生がロールプレイ、ナプキン・タンポン…タブーに挑む *先日卒業した76期が企業コラボでお世話になったセイコーウオッチ株式会社の創業者のドラマが今週末の土曜に放送されます。 【放送概要】テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻 ~服部金太郎物語~」放送日時:3月30日(土)夜9時〜(2時間スペシャル)テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』| テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp) ※クリックで拡大します *東京大学グローバル消費インテリジェンス寄付講座のご案内です。 <申込み方法>申込開始: 2024年3月19日(火) 13:00申込締切: 2024年4月5日(金) 13:00 (ID登録締切:2024年4月3日(水) 13:00)※申込には、WebブラウザとしてGoogle Chromeをお使いください。(Microsoft Edge他非対応)※(学生枠)4月5日13:00までに申し込みいただいた方:選考結果は4月16日までにメールでご連絡があるそうです。

READ MORE
白ばら日記

国際女性デーにあたって卒業生のこと

今日は国際女性デーです。本校は、日本に参政権のなかったころ、 この国のジェンダーギャップ解消を目指して( 当時はそういう言葉も使いませんでしたが)創立した学校です。 そして、99年が経ち、卒業生が様々な場所で仕事をするようになりました。 今年度もいろいろなところでばったり顔を合わせました。 国際感覚を磨く教育に力を入れてきましたが、英語力を活かす進学・就職も増えています。リッツカールトンで女性活躍関連の社内講演をしたときは、 新入社員として参加している卒業生に声をかけられました。 アメリカンクラブで近視予防のパネルディスカッションに参加したときも、スタッフに先生!と、声をかけられ、卒業生でした。卒業後、シアトルにいたそうです。 検事になったり、官僚になったり、と公的な仕事に就いている子もいて、先日は、 行政改革の会議で行った総務省のエレベーターの中で階を押してくれたのが卒業生でした。 先週、就職の報告に来た2人のうち、一人は建築学科から外務省へ。 もう一人は心理学科からSEへ。大学受験には残っている文系理系の垣根も仕事では低くなくなりつつあるようです。 部活つながりもいろいろあります。夏には、 世界マスターズの会場で元水泳部の三人に出会ったといいましたが、先日は、 海洋大で冷蔵の研究をしているという吹奏楽部の二人が遊びに来ました。 学年が違うので知り合いではなかったのですが、一人は大学院、 一人は食品会社からの出向で、研究室で話しているうちに品女の吹奏楽部と判明したそうです。さらに、その二人がフランスの学会に行ったとき、 そこで発表していた子もなんと、海洋大&品女吹部だったそうです。 世界狭すぎ!と、こんな話で盛り上がれるのも長く続いた私学の面白さです 。 卒業生が母校に戻ってきて後輩のため特別講座をしてくれるこ とも増えてきました。 これは、「課題解決型・PBL探求学習における提案スライド資料の作り方」特別講座を開催してくれたときの写真。 以下、担当の鷺谷からの報告です。 参加者は中学2年生から高校1年生。はじめに、自分の好きなものをPRするスライドを作成し、OGからスライドを作る上で押さえるべき点を学びました。レクチャーを受けて自分のスライドを手直しし、アドバイスを受けました。スライドに取り掛かる前に意識すべき目的や評価軸をはじめ、すぐに使える配色やおすすめのフォントについて多岐にわたる知識を得ることができました。品女では授業の中でプレゼンする機会も多いため、中学2年生の生徒でも1ヶ月に1回は発表のためにプレゼンを作成しており、勉強になったと嬉しそうでした。会の終了後も質問が絶えず、実りのある会になりました。 こちらは、以前ドローン講座を開催してくれた卒業生からの報告です。 先日、 ドローンスクールの2校目を静岡県浜松市にて開校いたしましたの で、ご報告いたします。 開校式の様子https://hamamatsu.odschool.jp/ opening_ceremony/ プレスリリースhttps://www.atpress.ne.jp/ news/384283 2024年2月7日の日経新聞静岡版朝刊記事https://www.nikkei.com/ article/ DGXZQOCC053IF0V00C24A2000000/ 勢いで動いておりますが、 少しづつ着実に事業を拡大していけたらと思っております。 また来年度に100周年イベントに向けて品女でドローン特別講座 行えたらと思いますのでよろしくお願いいたします! 以下は、JTBコミュニケーションデザインの女性管理職に関する調査です。 性別はグラデーションとしてとらえられるようになってきましたが、男女でデータを採るとその特徴も出てきます。 卒業生へのアンケートによれば、品女卒はゼロからイチを作るようなアントレプレナーシップやリーダーシップにおいて、ウエブ調査で比較した同年代女性の平均値より、高く出ていました。 創立の理念に照らし、卒業後、様々な分野で社会によい変化を起こせる人として、卒業生たちが活動していってくれることが私たちの願いです。 ~女性管理職の実像と本音~vol.1「部下から見た女性管理職のマネジメントに関する調査2023」 ~女性管理職の実像と本音~ vol.2「女性管理職の本音とマネジメント行動に関する調査」

READ MORE
白ばら日記

活け花の授業 最終回

朝焼けの空に春を感じたと思ったら、今日は冬のような寒さです。修学旅行のショートコースが帰国すると、2年生の京都宿泊行事が始まります。どちらも引率する校長は大忙しです。 さて、日本文化の授業の一つ、活け花の最終回は、自由花でした。 ペットボトルで器を作り、ラッピングします。 一輪の花と一枚の葉でも、一人一人工夫を凝らし、個性ある作品に。 全員で活けていきます。 完成! このクラスは、合唱祭の曲に合わせてブラックパンサーのラッピングです。 水切りを教わって花は生きていることを実感すると、家に戻ってからも大切に水やりをして長く持たせる子もいます。道ばたの植物に目が行くようになると、今まで目に入らなかった世界が広がり、季節をより感じるようになります。日本に古来伝わる活け花の入り口を垣間見ることで、生徒達のこれからが少しでも豊かになればうれしいです。来年の今頃は、修学旅行。何処の国にも花と器とはさみがあるので、それを使って、少ない花でも空間を美しく演出できる日本の活け花を披露してくれることでしょう。

READ MORE
白ばら日記

農心ジャパン特別講座報告、国際女性デー関連

今年も、卒業記念品でいただいたおひな様が飾られています。 農心ジャパン様との特別講座の様子がPR TIMESにて紹介されました。 以下は、担当の小澤より報告です。 インスタントラーメンを世界一食べる国はどこか知っていますか? 答えは韓国です。年間一人あたり約80食も食べるそうです!これは日本人の1.5倍以上も食べている数字です。 今回はそんな韓国で30年以上も売上トップの「辛ラーメン」を製造している農心ジャパン様からお声かけ頂き、4、5年生対象の特別講座を実施することになりました。韓国気分が楽しめるアレンジレシピをご紹介して頂き、調理・実食も講座内で行いました。(今回はプデチゲ風辛ラーメンとロゼ辛ラーメンを作りました。) 試験最終日ということもあり、解放感に包まれてワイワイと楽しく料理し、味わいました。食べ盛りの女子高生には少し足りなかったようで、さっそく頂いたお土産を「今日作ろうーっと」と言っている子もいました。 マーケティングの話もして頂いたので仮説実証の仕方に興味を持った子もいました。 *辛さおさえめのノグリラーメンという海鮮スープのラーメンもおすすめらしいのでさっそく私も後日食べましたが、とてもおいしかったです。   国際女性デーに向けて、セミナーの案内です。卒業生向け、また、在校生の社会課題解決のプロジェクト学習の参考にもなりそうなものの中から、無料で、オンラインで視聴できるものを共有します。 *以下は、フィンランド大使館より。 北欧諸国と日本の専門家が特定のテーマでディスカッションするNordic Talksというトークシリーズ 「女性科学者たちの挑戦~ガラスの天井を破るには~」がテーマになります。日本では科学者の7人に1人しか女性がいないと言われている一方、ジェンダー・ギャップ指数で上位を占める北欧諸国でさえ、STEM分野の卒業生に占める女性の割合は3分の1というのが現状です。今回のNordic Talksでは、STEM分野でガラスの天井を破ってきたフロントランナーたちを招き、彼女たちの体験から何が学べ、何をすべきか考えます。詳細はこちらのサイトをご覧ください。 こちらのトークセッション、3月6日(水)17:00~18:30にオンライン配信されます。ご関心ある方はぜひ事前にご登録いただき、ご視聴ください: *こちらは、女性の政治進出についてです。 ジェンダー平等が遅々として進まない日本社会において、 喫緊の課題の1つは女性の政治参加です。 現国会でも女性議員の割合は衆議院10%、参議院26% にとどまっています。 地方議会に目を転じると都道府県議会では11.8%、 市区町村議会では15.4%。 さらには女性議員がゼロの議会は全国でまだ275議会もあります (日本国内の総市区町村数は1741)。 2024年は欧州委員会、アメリカ、ロシア、インドなど、 多くの人口をかかえる国や地域で選挙が相次ぐ、世界的な「 選挙イヤー」でもあります。 本セミナーでは、 国レベルおよび地方レベルの女性の政治参加に焦点を当て、 日欧の関係者や専門家が共通の課題について話し合い、 経験やベストプラクティスを共有し、協力の可能性を確認します。 【開催日時】2024年3月5日(火)16時30分~ 18時20分(日本時間)【主催】駐日欧州連合代表部【協力】公益財団法人ジョイセフ、国連広報センター【後援】内閣府男女共同参画局、 政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟、 クオータ制を推進する会(Qの会)、SDGs市民社会ネットワー ク【場所】オンライン(Zoom) 【言語】日英同時通訳【情報保障】手話 【プログラム・詳細情報】https://www.joicfp.or.jp/jpn/ 2024/02/20/54298/【オンライン登録】https://ja.eujapanspa.jp/ internatioanlwomensdayonline

READ MORE