2年生総合学習・お知らせ
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2年生では、日本文化に触れる学習をしています。今年もその一環で、着物の文化についてのお話をしていただだきました。
日本文化の授業についてまとめた本はオンライン書籍(女の子が幸せになる授業)になりました。
学年主任の住谷より以下報告です。
中間試験の終わった翌日、2学年の総合学習では「日本を知る」 の年間テーマ第1弾として津田恵子先生による着物に関する講演会 を開催しました。
津田先生は、もともとは着物とは無縁の生活で、 バリバリとご自身のキャリアを築かれていた方ですが、 言語を通さずに日本人としてのアイデンティティーを伝えられる、 着物の魅力に惹かれ、 以来様々な形で着物の魅力を発信されています。
まずは生徒たちの着物に対する概念(先入観?)を壊すべく、 さっそうと自転車に乗る先生の動画が流れ、生徒たちはびっくり。
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そして着物のもとである反物を広げて見せて、 その長さに生徒はびっくり。
さらに、 着物は基本的に体型やジェンダーを選ばず着られること、 そして何度もサイズ調整をしながら着回した後、 最後は切り分けておむつや掃除にも使って、 土に返すこともできるという話に、 SDGsなんていう言葉がない時代からサスティナブルな存在であ ったとこれまた驚いていました。
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生徒たちがぐっと引き込まれたところで、 さらに大盛り上がりとなったのが、 学年の教員3名による着物ファッションチェック。 それぞれに素敵な着こなしをした教員に「かわいいーっ!」「 きゃーっ!」と大歓声。帯の結び方や襟元、 さらには髪形や草履のアドバイスもあって、 生徒たちは興奮しながらも一生懸命メモを取っていました。
最後、質疑応答では、着崩れしない帯の締め方を聞く生徒がいて、 関心の高さがうかがえました。 7月に希望制で浴衣の着付け講座を開催予定ですが、 多くの生徒が参加したいと表明しており、 感想にも今までに知らなかった着物の魅力を感じた、 自分でも着てみたい、 ニュージーランドの修学旅行でもホストファミリーに着せてあげた い、など多くの前向きな声が書かれていました。
7月の講座ではきっとまた多くの生徒がさらに実演を通してその魅 力を感じてくれることと思います。津田恵子先生、漆圭子先生、 本当にありがとうございました。
*評議員を務めているグロービス主催のG1サミットに参加し、「スポーツ教育・部活動のあり方を考える〜部活動「地域移行」の実態と課題〜」に登壇しました。その様子が、HPに掲載されましたのでお知らせいたします。
「スポーツ教育・部活動のあり方を考える〜部活動「地域移行」の実態と課題〜」
朝日健太郎×五十嵐立青×伊原木隆太×漆紫穂子×為末大
【知見録記事URL】
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