PRODUCED BY 品川女子学院
図書室日記

図書委員会広報班より

夏休みですね。

図書委員会広報班は、夏休み中も記事がアップできるようにしっかり分担を決めてくれました。

さっそく図書委員広報班8月担当による本の紹介です!

『はじまりの樹の神話』岡田淳:著 理論社

どこかにあるかもしれない不思議な森を舞台にしたファンタジー「こそあどの森の物語」シリーズの六巻。主人公のスキッパーが尻尾の光るキツネに導かれ、なぞの少女を助け出すところから、物語が始まります。こそあどの森の住人のごく普通の日常に起こる、ささやかな冒険を描いてきたそれまでのシリーズとは異色の、スケールの大きな一冊。8月には劇団四季のファミリーミュージカルとなって上演されます。

『虫眼とアニ眼』養老孟司,宮崎駿:著 新潮社(新潮文庫刊)

「虫眼」の人・解剖学者養老孟司さんと、「アニ眼」の人・アニメーション作家宮崎駿さんの対談集です。決して虫やアニメの話がメインではなく、今の社会が抱える問題をお二人の目線で指摘する中で、自然や、子供への愛情が伝わってきて、読んだあとには温かく、前向きな気持ちになること間違いなしです。生きづらさを感じる若者に、手に取って欲しい一冊。

図書委員会広報班4年