内側から解体(20230217)
解体工事中の旧東棟は、通常とは少し違った方法で解体していると担当の方から聞いたので、しばらく眺めていました。
建物がコの字型に地下体育館(の屋根=中庭)を囲むように建っていたのを、体育館からまず解体し、その後周囲の建物を内側から壊していって体育館に残骸を溜めていき、地表面と同等に平らにして作業をしやすくしてからさらに周囲の解体を進めるというのです。
全部壊した後で全て掘り出して綺麗にして、新校舎の建築を始める、と。それが一番コストのかからない方法なのだそうです。
なるほど、すっかり地下体育館は埋まって平らになっており、残った建物を内側から崩しているので、外壁が最後に残っている様子が見えます。
こういうのを考えて実行するのは楽しそうです。
2023.2.17 [中等部校長]