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白ばら日記

リモート授業・著書の文庫版が出ました

 

桜からハナミズキの季節になりました。

リモート授業が始まり、一週間が経ちました。私もオンラインでいくつか授業を見せてもらいましたが、zoomから他のアプリに移動したり、戻ってきたり、インタラクティブに意見を言ったり、個人作業が入ったりと、テンポよく進んでいました。私は操作に慣れていないので、モタモタしてしまいましたが、生徒はすでに通常の授業でも使っているので(若くて反射神経も高いし)さすがに対応が早いなぁと感心しました。

朝のHRからきちんと参加して、面談もあり、部活からのトレーニング動画の配信などもあり、生活のリズムが保てているようでほっとしました。親御さんから学校へ送られた書類の中に、「子供がオンラインの授業を楽しんでいて笑顔が見られる」などのコメントが添えられていることもあり、教員の励みにもなっています。リモート授業のアンケートも実施し、今日、私もその内容を見たところです。ご家族もテレワークになり、通信環境が不安定になるなど、ご家庭の事情は様々で、不自由なことも少なくないと思います。教職員力を合わせて、生徒のみなさんの学習やコミュニケーションの機会をなんとか工夫して作っていきたいと思っています。

1年生は、タブレットの配布前でしたので、 インタラクティブな授業が行えていないので、今後、 Zoomを利用した特別講座など、企画する予定です。

4月10日私の最初の本『女の子が幸せになる子育て』の文庫版が出版されました。これは、8万人の方に読んでいただいた本で、以前から文庫のお話をいただいていたのですが、出版社の方にとてもお世話になったので、単行本が一段落するまで待っていたら10年近く経っていました。親子が一緒に過ごす時間が多いこの時期だからこそ生じるコミュニケーションの難しさもあると思います。そんなときのヒントにしていただけたら幸いです。

 

だいわ文庫より出版されました。

2020.4.20 [白ばら日記]