PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

コロナ・デマに惑わされない4つのワクチン・お知らせ

リモート授業のおかげで授業がシラバス通り進み、先週土曜に終業式を終えました。その後、保護者面談を経て、今日から夏期講習が始まりました。試験の結果、学習が遅れている生徒には補習も行います。

部活動も始まっていますが、東京の感染状況の悪化もあり、様々な対策を講じながら生徒の活動をサポートしています。

体の健康と同時に心の健康を守ることも大切です。今日は、心の健康管理に関係してデマに惑わされない方法について、紹介します。白鴎大学特任教授(インターネットメディア協会理事)から伺ったお話をご許可をいただき、シェアします。詳細は以下に添付しますが、要約します。

デマが広がるときというのは、三つの条件がある。

1,不安なとき

2,すぐ答えが知りたいとき

3,正義感に火が付くとき

コロナ禍ではすべての条件がそろっており、デマの拡散はウイルス拡大と似ている。新型コロナ同様「3密」を避けることが必要である。

この場合の「3密」とは、

1,一つの情報のみの「密閉」された情報

2,SNSなどで“いいね”が急増する「密集」した情報

3,家族や友人からの「密接」な情報

特に親しい人からの情報は受け入れやすいため注意が必要。(情報を疑うことは、相手がうそをついているのではないかと、その人の人間性を疑うことではない)*疑う力=クリティカルシンキングは大切な力です

この感染防止に役立つのは、

1,結論を即断しないこと

2,意見・印象をうのみにしないこと

3,一つの見方に偏らないこと

4,スポットライトの中だけを見ないこと

この四つがデマ感染防止のワクチンとなる。

初耳の情報を得たら「(この情報だけだと)まだ分からない」と踏みとどまり、情報源や情報の根拠を探したり、他の情報と合わせて判断する。得た情報をきちんと確認する時間がなければ(SNSなどで)拡散しないということも大切。

デマに対する抗体、つまりメディアリテラシーを身につけることは今後にも役に立つ。

クリックするとPDFがひらきます

 

*7月31日に、京都の妙心寺の副住職松山大耕さんと、 オンラインで対談します。『夜の保護者会』 というシリーズでお子さんを持つ親御さん向けの講座です。座禅体験のあと、対談、質疑応答となります。
有料ですが、  申し込まれた方には、 コロナ禍の京都の老舗を応援するためのキットが届きます。( その中に含まれる今回のお菓子は、私の名前にちなんで、 紫色の八つ橋だそうです。)
詳細は、以下へ
https://www.075.onozomi.com/  

*本校でも情報の授業でお世話になっている、ライフイズテックCEOの水野さんを特集した番組が放映されます。その中で本校も取材され、私もインタビューに答えています。
-------------------------------
NHKドキュメンタリー番組「RISING(ライジング)
NHK BS1
2020年7月27日(月)4:30~4:58(早朝)
※後日、インターネットでも配信の予定とのこと
-------------------------------