PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

AIと教育・表彰・1年生クルックフィールズ報告・お知らせ

2025年がスタートしました。

今年は創立100年、長くかかった新校舎も完成します。

これまで本校が積み重ねてきた社会との絆をさらに深め、広げ、日本の潜在力ともいえる女性の力を発揮させるプラットフォームにしていきたいと思っています。

品川ファミリーの皆様のご協力をよろしくお願いします。

さて、先月の終業式ではAIシホコを披露しました。今、シェイクスピアの特別講座を実施してくださっている演出家の木村龍之介さんが、お土産に?作ってきてくださったもので、相談するとネット上にある私の情報を集めて私の声で私のいいそうなことを答えるというものです。初めて見たときはびっくりしましたが、その後も生成AIは日進月歩で、実はこの前日、徳島の神山高専に行っていたのですが、そこの生徒さんにこの話をしたら、「それはすでに古いです。明日、オープンAIの最新版が発表されますよ」と言われてしまいました。

これを使いこなせるかどうかで、勉強や仕事の効率に大きな差が出ることを痛感しています。

知人の新聞編集者が「自分の仕事はなくなるかもしれない」といっていましたが、先日、あるインタビューの原稿チェックで「これはかなり上書きしないと・・・」という案が挙がってきたので、試しにAIに入れて、漆 紫穂子風に○○字でまとめてというような指示をしたら、その精度の高さに驚きました。

英会話もチャット機能を使えば、わからない単語は日本語を混ぜて話しても答えてくれて、どの分野の話でも対応できる、まるで博識なバイリンガルと話しているようです。

テクノロジーの大きな進化が起きるとき、教育界では必ず「使わせない・使える範囲を限定する」という意見が出ます。16年前、子供とインターネットについての法案を検討する委員会にいたことがあるのですが、そこでも、そちらに傾く意見が多かったと記憶しています。もちろん安全管理は大切です。でも、全国津々浦々にギガスクールがいきわたりつつある今から振り返ってみるとどうでしょう?

今、若年層のSNS禁止という国もあるなど、テクノロジーの活用については議論は分かれるところですが、28プロジェクトで未来から逆算することを大切にしている私から見ると、使うことでリテラシーを高め、攻めと守りの両方を身に着けることこそが目の前の生徒の未来につながると私は信じています。

そして、生徒以上に私たち教員は視野を広げて情報を吸収し、スクリーニングし、品女で過ごす、6年間、生徒の大切な時間がより密度の濃いものになるよう努めなければなりません。

<中等部表彰>

【3年生】
GTEC 学年表彰 
奨励賞

【ECC 部】
第 14 回全国中学生英語ディベート大会
Excellent Debater Prize

【作画部】
公益財団法人日本骨髄バンク 感謝状

<高等部表彰>

【作画部】
公益財団法人日本骨髄バンク 感謝状

◆高校生プレゼンテーションコンテスト 2024
準グランプリ

◆U Tokyo GSC-Next 第二段階課程終了

学年主任の前田より、1年生総合学習日の報告です。数年前からクルックフィールズと連携して、SDGsのプログラムを作り、実施しています。

午前中、5月に植えたさつまいもの収穫をする目的で
木更津にあるクルックフィールズに再訪しました。
・・・が、前日からの雨で畑に入れなくなってしまったため、
枝豆の収穫となりました!
(とってもおいしい枝豆でした。さつまいもも、 後日送っていただけるとのことです)

1年生では、5月〜この日まで、 クルックフィールズでの体験をもとにしたテーマで総合学習を行っ てきました。

午後は、その総括プレゼンが行われました。 各クラスの代表者によるプレゼンです。

12分のプレゼンに加え他クラスからの質問に的確に答えなければ なりません。
クルックフィールズの方々+校長先生+ 1学年生徒全員の前でのプレゼンです。

1年生にはだいぶハードルの高い場だと思っていましたが、入学してまだ半年しか経っていないとは思えないほど、すっかり品女生らしく立派なプレゼンで、クルックフィールズの方からもお褒めの言葉をいただきました。

最後に、 半年間お世話になったクルックフィールズの方々にお礼を伝えて、 1日が終わりました。

各クラスでこれまでお世話になった方々にお礼状を書き、 半年間の総合学習は終了します。

今回の活動でも、 たくさんの外部の方々にご協力をいただきました。
本当にありがとうございました。

学校教育目標のアセスメントとカリキュラム・マネジメントの組織化に向けて

学校IR(Institutional Research)をご指導いただき、本校の教員研修でもお世話になっている桐蔭学園溝上慎一先生からご著書をいただきました。本校の教員も執筆させていただきましたので、図書室にも入れておきます。