図書委員会広報班より
図書委員会広報班生徒による本の紹介です。
『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』
古内一絵:著/中央公論新社
仕事一筋で生きてきたキャリアウーマン、城之崎はある日突然早期退職者の候補となり、絶望の淵に立たされる。
そんな彼女が縁あって出会ったドラァグ・クイーンのシャールは夜限定で賄いカフェを開いていて……
他にも家族の手料理を食べなくなった中学生、夢を追って下請けでライターをしている女性など、様々な人物が店を訪れる。
シャールの優しい言葉と野菜たっぷりの手料理に癒された彼らはその後どのように前を向いていくのか……?
読んでいて心があたたまる、まるでスープやお鍋のような冬にぴったりの一冊です。
読後はきっと自分を大切にしたくなること間違いなし!
悩んでいることがあるあなたも優しいお話が読みたいあなたも、シャールさんのお店へ本を通して行ってみませんか?
続編を合わせて全部で4冊、完結済みなので長期休みにぜひご一読ください。
図書委員会広報班5年