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国際交流

アメリカ研修 – デザイン思考でサンフランシスコの課題と解決策を考える – Day 3

この日は朝からバスに乗り、約1時間半かけてスタンフォード大学を訪れました。

キャンパスへ向かう道にはヤシの木がずらりと並び、まるでリゾート地のよう。

前日に訪れたUC Berkeleyは学生の活気にあふれた自由で多様な雰囲気でしたが、スタンフォードは一転、静かで洗練された落ち着きを感じさせるキャンパス。

両校ともまったく違う魅力を放っています。

みなさんだったら、どちらのキャンパスで学んでみたいですか?

今回も案内してくれたのは、なんと現役スタンフォードの学生さん!

流暢な英語で自己紹介してくれましたが、なんと日本人!

彼の所属する学年では日本人はたったの2人と聞いて、みなさん驚いていました。

さらに、彼が取り組んでいる研究内容を聞いて、またまたびっくり。

自分の好きな事と得意な事、そして信念を軸に、遠慮することなく能動的に楽しんで突き進む姿に感銘を受けました。

心を動かされるポイントは人によって異なりますが、この出会いは、きっとみなさんにとって忘れられない特別な瞬間になったはずです。

新しくできたばかりの建物が、高級なレストランのような外観。

理系の学生さんということで、私たちをロボットの研究室に案内してくれました。

初めて目にする最先端のロボットばかりで、まるで未来にいるかのような空間でした。

どこを歩いても絵になるキャンパスでは、写真撮影も忘れずに♪

みんなでランチを楽しんだ後は、キャンパス内のショップでお土産探しを楽しみました。

 

そして午後、いよいよデザイン思考のセッション①が始まりました。

各グループには、UC Berkeleyの学生さんがメンターとして入り、3日間一緒に取り組んでくれます。

この2人のメンターもとても魅力的で、みなさんの表情が一気にやわらぎました。

「こんな素敵な人たちともっと関わってみたい」という気持ちがどんどん高まっているように感じます。

この日のワークでは、1日目に訪れたゴールデンゲートブリッジに焦点を当て、「当時、橋を必要としていた人たちの立場に立って考える」というテーマで Empathy Map(共感マップ) を作成しました。

 

午前中にスタンフォードでたっぷりインプットした分、午後は頭をフル回転!

日本語でも難しい内容を英語でやりとげるみなさんの姿、本当に素晴らしかったです。

 

4日目は、UC Berkeleyのキャンパスでセッション②を行った後、デザイン思考を実際に活用してコンサルティングを行っている企業を訪問します。

実際のビジネスの現場で、デザイン思考がどのように活かされているのかを学べる貴重なチャンス。

実践の場に触れることで、みなさんの視野がさらに広がっていきそうです。どうぞお楽しみに!

 

グローバル教育部

 

2025.4.05 [国際交流]