品女のシンボルフラワー
本校のシンボルフラワーは薔薇です。本校の前身、荏原女子技芸伝習所の「えばら」にちなんでいると聞いています。

当時の在校生がデザインしたという本校の校章にも薔薇の花があしらわれています。
与謝野晶子作の校歌も、「薔薇の花は香る」から始まり、「ゆかしくも香る、人の中なる薔薇の花」で結ばれています。

旧校舎のバルコニーには薔薇が植えてありました。各クラスには薔薇当番がいて、スプリンクラーのない時代の長期休暇には交代で登校して水をやっていました。

建て替えのとき、その一部を保存しました。

現在は、B棟のバルコニーに移されて綺麗な花を咲かせています。

4月にオープンしたA棟には新しく植えた、品女の新世紀の白薔薇が、美しく咲いています。
国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表の土井香苗さんが、東京大学の学部入学式で述べた祝辞が、大きな話題を呼んでいます。
土井さんは、まさに本校が育てたい「起業マインドをもつ女性リーダー」のロールモデルといえる存在です。
近年、本校の起業体験プログラムでは、3~5年生の取り組みテーマが「社会的起業」へとシフトしてきています。4年生が取り組むチャレンジ・ベースド・ラーニングでも、社会課題の発見から解決策の提案・実行に挑んでおり、有志生徒による特別講座では、東京大学でアントレプレナーシップ教育を行っている馬田隆明先生による「政策起業」もテーマとして取り上げました。
土井さんのメッセージは、こうした取り組みを後押ししてくれるような、力強く未来志向の内容です。ぜひ皆さんにもご紹介したいと思います。
祝辞の動画:https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/events/b_message2025_03.html
2025.5.12 [白ばら日記]