PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

親子のコミュニケーション講座・中1総合学習パネル・大学出張授業[上智大学]

冬の訪れを感じさせるような気温になってきました。   土曜は、1年PTA主催で恒例の親子のコミュニケーション講座を行いました。 久しぶりのリアル参加講座です。 私と、CPIの宇田川先生とのコラボで行いました。 NLPは私自身も学び、保護者の方にも紹介しているカウンセリングの手法です。中学時代は反抗期とも重なり、親子のコミュニケーションが難しくなるご家庭もあります。そんなときのヒントにと、ワークショップと講演を組み合わせて毎年実施しています。 『女の子の未来が輝く子育て』では、私が学んだ中で、効果があって本を読めば活用できると実感している手法を紹介しています。 現中2より、中1校外学習〜文化祭が新しい流れになっています。1年生は校外学習において、サステナブル ファーム&パーク「KURKKU FIELDS」(千葉県木更津市)に行きます。そこで様々な体験をして、まとめたものをプレゼンで共有、さらに内容を深めて文化祭で発表をします。これらの取り組みについて、本日、中等部校長の神谷がクルックフィールズの方とオンライン対談をするイベントが実施されます。中1の新たな取り組みを知っていただく良い機会かと思いますのでご紹介します。 SDGsで切り拓く探究学習の未来!「学校教育はいかにして社会と繋がるか」日程:2021年10月19日(火)18:00-19:30場所:オンライン(Zoom)参加費:無料https://kurkkufields.jp/news/5346/ 出張授業の続きです。担当の伊藤からの報告です。 「経済学で人間の安全保障?」 上智大学 青木研先生 上智大学の青木研先生より「経済学で人間の安全保障?」をテーマにお話しいただきました。 まずそれぞれ「経済学」のイメージ「安全保障」のイメージを思い浮かべさせた後、一般的な「経済学」として株価の動きや需要供給曲線のお話と貧困や戦争、難民のお話がありました。それぞれの学問の主なトピックを理解したところで、2つの学問がどのように繋がるか?と問いかけてくださいましたが、生徒はまだまだピンときていない様子でした。 そこで経済界と感染症対策との両立に苦しんでいる現状などにも触れながら、医療資源や分配のお話を各国の状況などの数字も具体的に示し、また、わかりやすい例を用いながらお話しいただいたところ、「経済学」と「安全保障」が繋がり、興味関心を高めていました。医療資源に関連してワクチンも話題に出してくださり、いまの情勢にも深く関係する事柄だということで、とても勉強になったようです。 Zoomを通しての講義でしたが、問いかけをしてくださって生徒に挙手を促したり、顔のあがりかたを確認しながら話題を振ってくださったりとご配慮も厚く、充実した時間となりました。青木先生、どうもありがとうございました。

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高等部校長

春の熱気を紅葉の日に

緊急事態宣言があけてポツポツと卒業生が顔を出すようになり、昔話をしているとよく話題になるのが行事です。本校の大きな行事としては体育祭、文化祭、合唱祭がありますが、唯一学年対抗で行われる体育祭は、これらの行事の中でも特に盛り上がり、卒業生の記憶に色濃く残っているようです。 今年は延期されて11月末に実施の予定です。新年度の体制となった生徒会役員のなかで、昨年度の体育祭実行委員長だけは残って行事の成功のために奔走してくれていますし、実行委員も準備が進んでいます。最近の東京都の感染者数はかなり減少していますが、私は毎日その数を聞くたびに少し緊張します。人流は間違いなく増えていますから、第6派がちょうどこの時期にあたってしまい、生徒に再度残念なお知らせをすることだけは避けたいです。 ときどき、体育祭の帰り道に外で記念写真を撮る生徒がいます。いつもなら背景が新緑ですが、今年は赤や黄色の華やかな写真になるでしょう。この時期の駒沢公園は紅葉がとてもきれいです。 日光の中禅寺湖畔。ちょうど今頃の写真です。

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中等部校長

社会復帰(20211018k)

1週間ぶりのホームグラウンド。やっぱり居心地がいいですね。 17時前に廊下を歩いていましたら、この時間にしてはたくさんの下校する生徒たちとすれ違います。 挨拶をしながらも、 「???」 考えてみましたら、先週土曜日から中間試験1週間前になり、クラブ活動も停止して、最終下校時刻が17時になっていたのでした。 やっぱりちょっと、ズレております。

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中等部校長

訳あって(20211016k)

しばらく更新が滞っておりました。 実は、1週間の研修会に参加して都内某所でカンヅメになっていたため、学校から離れておりました。 異業種の方に囲まれてのハードな内容でしたが、いくつになっても、校長職になっても、学ぶのは楽しいものです。 とはいえ、参加者のほとんどは中高年の男性ばかりでしたので、普段1200人の女子中高生に囲まれて仕事をしている私としては、来週から社会復帰できるかどうか心配です。 (豪華な研修会場)

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高等部校長

やはり手を挙げてしまいますか

先々週の土曜日に、4年PTA役員の方からご依頼いただいたパネル・ディスカッションに参加してきました。昨年私が主任をつとめた73期保護者を2名お招きし、受験についてのお話しを聞きました。お1人は理系生徒のお父様、もうお1人は文系生徒のお母様でした。 テーマは、①進路選択に向けて保護者が子供とどう関わったか、②学校生活と受験勉強の両立、③受験が終わって大学に入り、品女イズムのようなものを感じることがあるか、というもので、私が質問する形式でした。 ①についてお父様は、本人の志望も勿論大事だが、受かるところをしっかり狙って受けるよう背中を押すのも大事。お母様の方は、本人を勉強に集中させるため、節目となる日程や事務的な事柄は自分が管理していたとのことでした。 そして、やはり1番話が弾んだのは③です。お父様は、カフェでバイトし始めた娘が、最近早くも指示待ちの同僚にイラッとしているようですと仰っていました。在学中は生徒会で率先して動いていたでしょうから無理もありません。お母様の方は、理事長がよく学校説明会で言っている「卒業生あるある」と同じことを言っておられました。授業などで(オンラインを含む)話し合いが必要になったとき、誰もイニシアチブをとらないとつい手を挙げて仕切るそうです。以前はまったく前に出るタイプではなかったが、いつの間にかこうなっていたとのこと。理事長の話を裏付ける新たな証言が1つ加わりました。  

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訳あって(20211016k)

この1週間更新が滞っていましたが、実は学校に出勤しておりませんでした。 都内某所で研修会に参加し、朝から晩まで、いわゆるカンヅメです。 異業種の方ばかりでハードな内容でした。ですが、いくつになっても、校長職になっても、学ぶことは楽しいですね。 とはいえ、中高年の男性ばかりに囲まれていましたので、来週からちゃんと社会復帰できるか心配です。 (豪華な研修会場でした。)

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高等部校長

いつもより室温低め

今日は試験1週間前の土曜日。いつもなら、放課後の職員室前の廊下はとても混雑します。職員室の教員を呼び出して、廊下のホワイトボードを使って熱心に質問する姿が多数見られます。廊下は生徒と教員で溢れ、体感で2度室温が高くなります。 下校時刻直前はご覧の通り。寂しい限りですが仕方ありません。一日でも早くこの掲示が外せて、ホワイトボード一面に数式が書かれる日を心待ちにしています。 まあ、そうなったらなったで廊下が歩きにくくて困るのですが。

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高等部校長

先生がたくさん

毎週水曜日は原則職員会議を行っていますが、今月は2回続けて職員研修を実施しました。先週は、生徒がマークシートで評価してくれた授業アンケートの集計データを元に、評価の捉え方や授業等の改善方法を探るアドバイスを講師の方からいただきました。 そして今週は、品川警察署の方に来ていただき、防犯の講習および実際に刺股を使った犯人制止の訓練をしていただきました。講堂での講習後、全専任職員で体育館へ向かったのですが、そこで練習をしていたクラブの生徒が「こんなにたくさん先生っているんだ」とつぶやいていました。いつもは教室に1人の教員が集団でいると、生徒には違和感があるようです。 刺股の練習は学年ごとに行い、どこも教員同士が本気モードで取り組んでいましたが、小柄な女性教員が立ち向かっていると、○○先生頑張れ、という声援が飛びました。何か変だなと思いながら、実際にこういう場面が起きないことを祈りました。

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高等部校長

風が吹いたら大変です

昨日の総合学習は、4年生が進路選択のヒントになるinspire High、5年生は進路ガイダンス、そして6年生は卒業アルバムと受験用の写真撮影でした。 6年生は必死です。家族や将来出会う人たちと何回も見ることになる卒業アルバムの個人写真ですから、5時間目が終わった瞬間に全員準備を始めます。髪を入念に手入れして、ゆっくり撮影場所まで移動していきます。風なんか吹いたらえらいこと。一からやり直しとなります。 また、受験用写真は制服にネクタイを着けず撮影します。つい最近までは、生徒の正装である制服を正しく着用して撮影していたのですが、最近は受験写真データを大学が学生証に転用するため、高校の制服不可の指定が多くなりました。したがって私服に見えるシャツで撮影会です。 昨年私も学年主任として指示をしたのですが、ネクタイをしてはいけませんよ、という指示にはとても違和感があったのを覚えています。  

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