落ち込む男
今日は着付けがありました。体育祭は中止になりましたが、着付けだけはやりたいという6年生の熱意と、やらせてあげたいという6年教員の気持ちが重なって実現したものです。zoomの中継もありましたし、ビデオも撮っていたようですし、卒業アルバムの撮影業者も来ていたので、これから自分たちが踊った姿を見る機会はあると思います。写真をブログに貼るのは、担任や学年主任にお任せしようと思います。(数は多くないですが、私の撮った写真を斉藤先生にお渡ししておきます。)
踊りももちろんですが、私が強く気持ちを打たれたのは、わすか40分しかない総合学習の時間内に、6クラスが踊れるよう協力している姿でした。無観客ですから、何日もかけて準備をした演技が終わっても、拍手の1つももらえるわけではありません。他のクラスのために、余韻に浸る間もなく道具や衣装を抱えて急いでダンススタジオを出て行く姿がそこにはありました。コロナ禍で自己中心的な行動をする人が増える昨今、協力するとはこういうことなのですよ、と教えてあげたくなります。
1枚だけ。元学年主任に厳しい言葉を言われて激しく落ち込む6B担任(という役)。街で本当にこんな姿を見かけたら、声かけられません。
2021.4.28 [高等部校長]