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高等部校長

13連続

今日は5年生と6年生の授業を見学したのですが、生徒は少し疲れているようでした。きのう日曜日に学校で模試がありましたので、今日は13日連続登校の8日目です。ここ2年は特にそうですが、会場模試がほとんど実施されないのと、授業時間を確保するために年に数日このような日が設定されています。

5年生は文理に分かれた専門性の高い授業が始まり、CBL/起業体験などの総合学習も行っています。例年ならクラブ活動も最上級生として運営しなければなりません。今年はクラブは原則活動停止中ですが、それでも5年は大変です。

6年生は今年に入って2回目の模試でしたが、まだ結果も返ってきていないので不安だと思います。昨年などはリモート期間でしたから、この時期は全く模試が行えず、生徒の要望もあって過去問を使った手作りの模試をしました。(現4年の数学科佐藤が、ひとりひとりの個票を作ってくれました。)それと比べれば、きちんとした模試を受けられるのはいいことですが、6年生にはいくら勉強をしても自分の力が実感しにくい時期でもあります。

6年のこの時期に一番重きを置いてほしいのは、自分は一定時間コンスタントに勉強しているという事実です。じきに模試の結果が返ってきますが、それは弱点の確認に使うものであって、一喜一憂するものではありません。効率よく勉強する、という言葉をよく聞きますが、受験勉強は誰もが初めてですから、そんなに差はありません。それよりも、自分なりに毎日しっかり勉強しているのだという事実に自信を持ってほしい、そう思います。

柔らかな雰囲気で作られた、6年生の体育祭横断幕。C棟4階~5階の階段手すりに飾ってありました。淡い色合いと、教員の表情と、ところどころに舞い散る桜が、書かれたフレーズに見事に合っています。

2021.5.17 [高等部校長]