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図書室日記

図書委員広報班より

図書委員広報班によるおすすめの本の紹介です。


 

私が、中学2年生の時に初めて読んでから、ずっと好きな本を紹介します。

『お面屋たまよし』石川宏千花:著(講談社)

自分のなりたい姿になれるという面、妖面。面作師(おもてつくりし)の中でも、特に腕の良い者だけが作れるその面は、なりたい姿になれる反面、力に呑まれてしまうと、人ならざる者になってしまうという諸刃の剣。

各地の祭りで面を売り歩く、「お面屋たまよし」の太良(たいら)と甘楽(かんら)は、祭りが終わった後のもう一つの面屋でその面を売り、その人の行く末を見届けては次の目的地へ旅立つ生活をしていた。これは、それを見ている小天狗の迅雷と、太良と甘楽のお話。

みなさんは、一度だけ、自分の理想の姿になれるという「妖面」、手にしてみたいと思いますか?

色々な人間の生き様が垣間見える物語です。是非一度読んでみてください。

 

図書委員広報班5年