待ちに待った生演奏
家庭研修の日も校内ではいろいろな活動が行われています。
現在大阪の大学院で研究をしている8年前の卒業生が、自分の研究調査の被験者として、母校の生徒に手伝ってほしいとのことで、5年生のCBLのチームが協力してくれています。高校生が悩みを相談できる居場所を作るというテーマで、今回の実践によって高校生にどのような影響を与えられるかを調査するとのことです。ちょうど本校のCBLでも同じようなテーマを扱っていた班があるので、今日は朝から登校して積極的に発言をしてくれていました。
それを見に行った帰り道、下の方の階から久しぶりに校歌の生演奏が聞こえてきました。1階の音楽室で、吹奏楽部の生徒が卒業式のために、校歌や表彰時の伴奏、入場曲などを練習しています。今年の卒業式は4年ぶりに吹奏楽部が生演奏をしてくれます。私はよく周りに言っているのですが、1年間の学校行事の中でも、卒業式入場時の生演奏が一番高揚した気分になります。緊張しながら入場の時を待つ卒業生と、それを待ち受ける保護者の方々と教員。もうそろそろかな、と思った瞬間に入場曲の演奏が始まり、緊張しながらも堂々と胸を張った卒業生が入ってくる…。
想像するだけでも胸が高鳴ります。
2023.3.16 [高等部校長]