図書委員会広報班より
図書委員広報班生徒による本の紹介です。
『おそろし 三島屋変調百物語事始』宮部みゆき KADOKAWA/角川文庫
故郷での一件で人と関わる事を避け、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋“三島屋”で忙しく働き過ごしているおちか。
そんなある日、叔父の伊兵衛が急用ができたから、これから来る客の相手をして欲しいと言い出かけてしまいます。
その客との話をきっかけに、叔父の計らいで三島屋に五日に一度一人ずつ客を招き、その身に起こった不思議な話をおちかが聞くという変わり百物語が始まります。
不思議な話だけでなく、登場人物の心情も細かく書かれており、二つの要素を楽しむことができます。
シリーズになっているので続きも是非読んでみてください。
図書委員会広報班2年