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白ばら日記

昭和大学と包括連携協定を締結、他・お知らせ

2024年12月11日、品川女子学院は昭和大学と包括連携協定を結びました。

この協定は、教育や地域への貢献など、さまざまな分野でお互いに協力し合い、交流を深めていくことを目的としています。
当日は、昭和大学の中村明弘薬学部長をはじめとする大学関係者の皆さまが来校され、中等部の神谷岳校長と高等部の権藤英信校長が協定書に署名しました。
この協定をきっかけに、品川女子学院と昭和大学は、人事交流をはじめとする連携をさらに進めていきます。これにより、教育の内容をより充実させるとともに、昭和大学の学生や先生方、そして品川女子学院の生徒たちが、それぞれの可能性をさらに広げられることを目指しています。
これからもさまざまな機会を通じて、生徒の成長をサポートしていきます。

※昭和大学は2025年4月1日から「昭和医科大学」と校名が変更になるそうです。

 

高等部2年生の生徒がシンポジウムに登壇しました!

高等部2年生の関根さんが、10月9日に順天堂大学 小川講堂にて開催された「内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」が主催するシンポジウム「女性のWell-beingを高めるために~最新調査結果・インサイトから社会のあり方を考える~」にパネリストとして登壇しました。当日の様子の動画を見せてもらったのですが、このシンポジウムでは、子育て世代や女性の幸福度向上、とりわけ社会問題としての女性の「やせ」をテーマに、専門家たちの調査結果や提言が共有され、関根さんは高校生の視点から意見を述べることができていました。

少し前になりますが、4年生の「家庭基礎」の授業にて、一般社団法人ソウレッジ様による特別授業 を実施いたしました。
担当教員からの報告です。

ソウレッジ様は「 性教育と避妊の支援で長期にわたる悲しみの減少をめざす」 を理念に、ユースクリニック普及のための海外研修、 緊急避妊薬の無償提供、 性教育などを含めた政策提言などを行なっています。
代表の鶴田様と副代表の鈴木様にお越しいただき、今回は「 性のトラブルを予習して実際に起きた時に適切な対処をできるよう になる」ことを目的に、 ボードゲームを用いたワークショップを実施していただきました。

最初の講義では、事業内容の紹介や、 海外では5歳から性教育が始まることや、 ユネスコの国際セクシュアリティ教育ガイダンスの内容のうち、 日本の教育で教えているのはごく一部であることなどを教えていた だき、その後グループに分かれゲームがスタート。
すごろく形式で各マスにケースの内容が書いてあり、 クイズに答え→グループで対話し→解説を読む、 という流れで進んでいきました。
わいわいと楽しそうに、グループで対話や経験談を共有し、 盛り上がっている姿が印象的でした。

ボードゲーム後の質疑応答の時間では、月経や中絶、 痴漢など多岐にわたる質問が出ました。
一つ一つの質問に丁寧に答えていただき、 特に低用量ピルや子宮内システム、 日本での未承認のパッチなどの話に生徒たちは驚いていました。

生徒有志団体のCLAIR.に所属している生徒からは「 日本の性教育の遅れを感じる中、 生理以外についても課題がたくさんあると体感できた」 という声もありました。
その他にも「学校で学ぶことができないと思っていたことだった」 「知らないを知ることができ、 自分の身を自分で守ることができそうだと思った」「 友達とこのような話を今までする機会がなかったが、 話し合える良い機会だった」といった声もあり、 学びの多い充実した時間となったようです。

ソウレッジの皆様、貴重な機会をありがとうございました!

特別講座でお世話になっている方より、コンサートの案内ををいただきましたので、皆様にもご紹介します。

すべての子どもに開かれた、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属しているインクルーシブな合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の東京公演です。

日時:2024年12月24日(火)18:00開演
会場:大田区民ホール・アプリコ大ホール
詳細は、こちらです。