第18回 高校生模擬裁判選手権・お知らせ
夏休み中も、生徒たちは講習、部活、そして様々なプロジェクトで動き回っています。 先日は、ダンスの大会で全国へ進み、主催者の方からご連絡いただきました。 第18回高校生模擬裁判選手権に参加した生徒から「お世話になった皆様に感謝の気持ちを伝えたい」と言うことで寄せられた報告文を紹介します。 以下。 この大会は、模擬裁判を通じて、・事実を的確に把握し、多角的な視点で考える力・事実に基づき論理的に意見を構成する力・意見をわかりやすく他者に伝える力を育成することを目的としています。 ■東京大会(予選) 東京地方裁判所にて開催され、18校が参加しました。金賞を受賞した2校のみが関東大会へと進むことができます。 ■関東大会(本戦) 大会は実際の法廷を使用し、被告人役や証人役を弁護士の方が務めるなど、本格的な裁判形式で行われました。各校が弁護側・検察側の両方を担当し、午前・午後に2試合の対戦します。 <報告> 事前には弁護士や検事の先生方とともに尋問や弁論を準備し、当日は裁判官・検事・弁護士・大学教授などを審査員に迎えて緊張感のある審査が行われました。午後の対戦に使用した「104号法廷」は、かつて麻原彰晃の初公判が行われた歴史ある法廷でもあり、特別な経験となりました。 <結果>6月7日 東京大会(予選) 本校は金賞を受賞し、東京都代表として関東大会へ進出しました。 8月2日 関東大会(本戦) 関東大会では、6年藤榮さんが活躍し、審査員特別賞をいただきました。 支援してくださった弁護士の中塚正記先生、川村勇太先生、服部幸太郎先生、検事の方、4名の先生方が、平日、休日問わず、相談に乗ってくださりました。それぞれの先生方の事務所にお邪魔させていただいたり、来校していただいたりして、検討を重ねました。また、支援検事が担当されている裁判もいくつか傍聴させていただき、検察庁にもお邪魔させていただくなど、滅多に経験できないことをたくさん経験させていただきました。毎週どこかしらの先生の事務所に伺って検討しました。感謝の気持ちでいっぱいです。私たちが悔いなくこの大会を終えられたのは、支援してくださった弁護士の先生方と検事のおかげです。 今回の模擬裁判選手権を通じて、生徒たちは事実を見極め、論理を組み立て、他者に伝える力を大きく育むことができました。これは、現在2年生で行っているディベートの授業とも通ずるものです。大会の成果にとどまらず、今後の学びや人生に活かされていくことでしょう。 4人の弁護士・検事の先生方には日々のお仕事に加えてご指導を賜り、生徒たちにとってかけがえのない学びとなりました。生徒たちには、恵まれた環境で受けた御恩を社会にお返しする人に育ってほしいと思います。 2024年には、日本人として初めて国際刑事裁判所(ICC)の所長に赤根智子(あかね ともこ)氏が就任されました。戦争犯罪や人道に対する罪などを扱う国際裁判の場で、日本人が中心的役割を担っていることは、私たちにとって大きな励みとなります。模擬裁判で培った「事実を見極め、論理的に考え、わかりやすく伝える力」は、国内にとどまらず国際社会でも必要とされる力であることを改めて感じます。 ぜひ来年も、後輩たちには模擬裁判に挑戦し、さらなる成長を遂げてほしいと思います。 *私の所属している会議エンジン01で、9月5日(金)~7(日)まで、石川県・加賀温泉で様々なパネルディスカッションを行います。私は以下に参加します。以前、新潟で実施したとき、卒業生に声をかけられてびっくり!地方赴任中の保護者の方が参加してくださったこともあり、もし、ご都合がつく方がいらしたら是非。 9月6日(土)私以外のパネルメンバーをご紹介1時限 10:00~11:15 「AIで広告を作ろう!①講義編」久保明彦様/眞下伸友様2時限 11:45~13:00 「戦後80年、メディアが伝えない 日本の危機」秋尾沙戸子様/小山泰生様/森本 敏様4時限 15:45~17:00 「外国人の労働者とのより良い共生を考える」安田洋祐様 /ロドリグ マイヨール様/エナンディオ D.アンジャヤ様 詳細、申し込みは以下です。■ イベント公式HP(加賀市)https://kaga-city.jp/enjin01_k aga-onsen/program/program_6
チェンジ・エージェントプロジェクト始めます!
酷暑が続きます。ハワイ・・ではなく静岡の写真です。学校閉校期間が明けて、校内に生徒たちの明るい声が響いています。 終戦の日、100年続いた女子校の果たす役割について考えました。与謝野晶子が、「われら平和の使い」と詠った校歌を戦前から歌い続けてる私たちが今、できることは何かと。 そして、友人が送ってくれたこのコメントを読んで、やはり愛だなぁとしみじみ思いました。 原爆の日の広島湯崎知事のスピーチも心に響きました。 第二次大戦を決めた米国議会での賛成票388(男性)、反対票1(米初の女性議員)というエピソードは何度も紹介してきましたが、性差より個人差ではある前提で、統計的にも争いを好まない女性を「平和の使い」として、もっと数多く意思決定の場に送り出すこと、それが女子校としての役割とあらためて思いました。 品川女子学院は、創立100周年という節目を迎え、 これまで積み重ねてきた歩みの上に、 混沌とした世界の中ににあっても、よい違いを創るために勇気をもって一歩踏み出すことのできる人を育てるため「チェンジエージェント プロジェクト」を始めます。 社会をよりよく変えるために必要なのは、自ら考え、 他者と協働し、社会に働きかける力。生徒一人ひとりが「 誰かのために行動する」経験を重ねる中で、 自分の可能性と出会い、未来を切り拓いていきます。 このサイトでは、生徒たちの挑戦や、企業・ 地域との多彩な連携の様子をご紹介しています。社会に小さな変化を起こす、その最初の一歩がここにあります。 今後、チェンジ・エージェントプロジェクトを育てるため、 社会によい違いを創るイベントは積極的に共済していきます。先日ご案内した、8月31日の、品川女子学院・山田進太郎D&I財団共同イベント「女子の未来の可能性を考えよう」は、本校からの申し込み枠がいっぱいになりそうでしたので、今日、財団のご厚意で広げてもらいました。財団は国際的な教育カンファレンス「SXSW EDU 2026」 にエントリーしています。ジェンダーギャップ118位という悲しい現実の日本から世界に向け女性活躍につながる教育の発信ができることは意義あることなので、投票で応援よろしくお願いします。 投票期間:2025年8月5日(火)〜8月25日(月)16:00( 日本時間)(米国時間:8月5日〜8月24日) 投票はこちら パネルテーマ 詳細 さらに、 9月5日にはスタンフォード大学で実施されるこちらのイベントで もGirls Meet STEMの事例を紹介するそうです。 8月31日のイベントでパネルに登壇してくださる東京都の松本副知事から以下のご案内をいただきました。こちらも、是非。 “自分らしいキャリア”を考えるための講演・対談イベント (定員200名・参加無料)シーナ・アイエンガー氏登壇! キャリアや進路を考えるヒントを一緒に見つけましょう▼日時 令和7年8月25日(月) 16時30分~18時20分▼場所 Tokyo Innovation Base (有楽町)▼お申込みは以下です。https://hataraku-josei-event. metro.tokyo.lg.jp/
レゾナック半導体特別講座・お知らせ
暑い日が続きます。温度差の激しいところを移動するので私も夏風邪をひきました。そんな中、生徒たちは夏期講習に部活に文化祭の準備にと夏休みとはいえマルチタスクの日々を過ごしています。 先週の土曜には、CBLや起業体験、有志活動など生徒たちの社会課題解決のアクションをプレゼンし、企業や専門家の大人の方々とつなぐオープンデーを行いました。SBPからの交通費補助があったおかげで、本校以外の他校からも多くの参加があり、地域を超えてつながる場ともなりました。 写真など集まってきたら詳しくレポートしますね。 ニュースにもなったので、ご覧の方もいらっしゃると思いますが、半導体の特別講座の様子を、担当の理科の前田より報告します。 「化学が生みだす素材を学ぼう 〜レゾナック半導体特別講座〜」7/23(水)、半導体材料で有名な(株) レゾナックから多くの社員の方にお越しいただき、2〜4年の希望者を対象に特別講座を行いました。 まずは、半導体製造に関するカードゲーム。様々な過程を経て材料が完成することを学びました。 その後、「化学を仕事にする」ってどういうこと?という講義や、 実際の材料に関する講義もありました。 最後に、感光紙を用いて、1人1人がデザインしたしおりを制作。オリジナリティあふれるしおりが出来上がりました! 学校では多くの実験を行っていますが、 化学実験ではそのほとんどが試験管等を使った水溶液の実験。中学高校の実験からは、 日常生活で使われている多くの素材に今までの化学の研究が生かさ れていることを実感することができません。このような特別講座を通して、「 化学を学ぶことが暮らしを豊かにしている」 という感覚が少しでも養われたら嬉しいな、と思っています。 テレ朝NEWS 女子生徒に半導体“体験授業” 技術者不足の解消目指す テレ東BIZ 半導体人材が世界的不足 “理系女性”拡大へ出張授業 化学工業日報 レゾナック、女子中高生向け半導体実験教室を開催(会員限定記事) *本校理事の熊平美香さんから、「イラスト版システム思考 子どもの問題解決力が身につく24のワーク」をいただきました。図書室に入れましたので、お読みください。 *在校中も様々な社会課題解決のアクションを起こしていた卒業生が、日本代表団の一員として、国連女性の地位委員会に参加しました。その報告会のご案内です。 「ユースが拓く、ジェンダーの未来」 - CSW69報告会 - 1,国連女性の地位委員会(CSW69)」日本代表の大崎麻子さんより 日本代表団としての立場と役割日本の国際的な評価と抱える課題について 2, CSWに参加したユース6名の報告 【詳 細】:2025年8月7日(木)19:30〜21:00:オンライン(zoom):定員80名 ▼お申し込みはこちらからhttps://forms.gle/ gqhEtaRt1ijUSbjK7
終業式・お知らせ
本日は終業式でした。 *中等部表彰【ECC部】Asia Pacific Schools Debate Championships/15 and Under Category Quarter Finalist *高等部表彰【ECC部】Asia Pacific Schools Debate Championships/15 and Under Category Quarter Finalist/9th Best Speaker of Japan/8th Best Speaker of Japan/7th Best Speaker of Japan 【弓道部】昇段審査・・・初段認許、弐段認許 ◆先日、清泉女子大学地球市民学部と品川区共催の「地球市民セミナー」にて講演しました。その様子が以下で紹介されました。【イベント・レポート】地球市民セミナー:女性のエンパワーメントから考えるキャリア形成 ◆先日、本校の生徒が東京都と山田進太郎D&I財団が連携して実施する「Girls Meet STEM in TOKYO」のデモツアーに参加しました。 これは、理系分野(STEM=Science, Technology, Engineering, Mathematics)に興味をもつ女子中高生を応援する取り組みで、今年の夏には50社以上の企業が参加する大規模なオフィスツアーが予定されています。今回のデモツアーでは、GovTech東京という、東京都のデジタル政策を支える機関を訪問し、実際に働く女性たちの姿を間近に見ることができました。また、記者発表会には東京都副知事の松本明子さんや、小池百合子都知事も登壇され、生徒と直接意見を交わす時間も設けられました。「理系は男子のもの」という時代は、もう終わりにしなければなりません。実際、日本の女子中高生の理数系の学力は世界でもトップレベル。でも、理系の進路に進む女子はまだまだ少なく、社会に出てから理系分野で活躍する女性も、OECD加盟国の中で日本は最下位レベルだというのが現実です。その大きな原因のひとつが、「ロールモデルが身近にいないこと」、そして「女子は理系が苦手という思い込み」。私たちは、こうした固定観念を取り払う機会を生徒たちに届けたいと考えています。 品川女子学院では、社会とつながる学びを大切にしています。今回のように、現場に足を運び、自分の目で見て、感じて、考える機会は、進路を決めるうえで大きなヒントになります。 この夏に実施される本ツアーでは、都内在住・在学の女子中高生が、企業訪問や社員との座談会、ワークショップなどに無料で参加できるそうです。 =紹介記事=東京都と山田進太郎D&I財団が女子中高生対象のSTEM体験を提供──デモツアーには小池都知事も登場 ◆山田進太郎D&I財団との共催イベントを本校にて実施いたします。プレスリリース、 イベントページ共に配信されましたのでお知らせします。 品川女子学院・山田進太郎D&I財団共同イベント「女子の未来の可能性を考えよう」 *日時:2025年8月31日 10:00-12:00(9:30開場)*会場:品川女子学院 山田進太郎D&I財団ニュース欄PRTIMES ◆CBLの活動を継続しているチームが横浜のマルイの中のスペースをいただいて、自作の「 自分マニュアル」を来場してくださった皆様に体験していただくそうです。https://kokoroweek. minds1020lab.yokohama/ ■『Period museum-生理と社会の交差展-』主催:伊藤忠商事株式会社後援:厚生労働省開催期間:2025年3月8日(土)~7月27日(日)会場:ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY(東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F)料金:無料営業時間:11:00~18:00休館日:【定期】月曜日(※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館)【臨時】臨時休業もありますので、ご来場の際にはInstagramにて最新の情報をご確認ください ◆労働の未来会議2025 「労働の未来会議2025」とは、 全国から集まった学生たちが、 未来の働き方について考えて、変えてゆく場です。8月19日(火)から4日間かけて、働き方改革を必要とする企業を改善する方法、 あるいは労働基準法の改定について考えるアイデアコンテストです。(オンライン) 詳細・申し込みはこちらをご確認ください。 【応募期間】 ・7月31日(木) *7月25日発売の日本経済新聞朝刊「交遊抄」に、 私が執筆した記事が掲載されました。本校もユニバーサルマナー研修でお世話になっている株式会社ミラ イロの垣内俊哉さんのことを書きました。多くの皆様にお読みいただけたら、嬉しいです。
オープンキャンパス、お知らせ
「PRESIDENT 2025.7.18号」の連載「人間邂逅」にて、 丸井グループ社長・青井浩様との記事が掲載されました。 マルイはイントレプレナー財団を作り、組織内で新規事業を立ち上げるなど変化を起こせる人材を育てるプロジェクトをスタートしています。 その方向性が本校の教育方針とぴったりなので話が盛り上がりました。 今、書店に並んでいます。 6月21日(土)の午後に、本校の受験を検討している方に向けたオープンキャンパスを実施しました。今年は新校舎での初めての開催となり、講堂も使用して舞台発表企画も人数制限なくご覧いただくことができました。 今回は小学3〜6年生のご家庭を対象に、事前予約で1000組、当日は約800組をお迎えしました。さらに、1年生も90名ほどが受付や誘導、相談コーナーなど運営面で活躍してくれました。先輩たちと一緒に来場者をお迎えする中で、「次は自分も先輩として」と思ってくれたのではないでしょうか。参加した在校生の多くは、手を挙げてくれた生徒たちです。「小学生の時にオープンキャンパスで先輩と話して楽しかったから、今度は自分がその立場になりたい」と話す子もたくさんいました。また、次年度に向けてクラブ活動の勧誘の場にもなっているようです。 天気にも恵まれ、屋上が会場のテニス部や弓道部は暑さ対策をおこないながら、学校紹介ができたかと思います。部活動の発表や体験、生徒のプレゼンテーションを通して、本校の雰囲気を感じていただけていたら幸いです。 次に小学生が参加できる大きなイベントは、9月20日(土)・21日(日)の文化祭です。より多くの生徒が活躍する姿をご覧いただける機会ですので、ぜひお越しください。 7月13日「第30回 国際女性ビジネス会議」のパネルディスカッションに登壇することになりました。(参加費が高額なので、今、女性活躍に関してどんな話題が注目されているのかのご参考まで。プログラムが以下) https://www.women.co.jp/conf30th/program/index_j.html
近隣との交流
先週末は、品川神社、荏原神社のお祭りでした。これは、荏原神社の宮入のおみこしの行列。 本校の創立者の父、漆昌巌は、この地域の政治家で町の整備に力を尽くしました。その一つとして、品川神社の用地提供にも協力したそうで、今も神社の正面右にある石碑にその名残が刻まれています。(銅像は戦争のときに接収されてしまったそうで、その小さいものが今応接室に飾ってあります) 本校は100年、この北品川の地にあり、近隣の皆様のお世話になってきました。1300人の生徒が毎日登校することで、電車や通学路が混み、ご迷惑をおかけすることもあります。新校舎の工事期間も長く協力をしていただきました。おかげさまで御殿山通りには歩行者の皆様が安全に通行していただける公開空地も設置することができ、少しはご恩返しができたかなとほっとしています。さて、この御殿山通り沿いには、冬の澄んだ空気の中、花を咲かせるヒマラヤザクラという桜の木が植えられていました。春ではなく冬に花を咲かせるというめずらしい桜で、道行く人の目を楽しませ、品川女子学院の生徒や地域の方々に長年親しまれてきました。 このヒマラヤザクラについて紹介したいと思います。 このヒマラヤザクラは、ネパールとの友好の象徴でもあります。昭和42年(1967年)、東京大学に留学していたネパールの故ビレンドラ皇太子(のちの国王)が伊東市を訪れた際、熱海の植物愛好家たちが桜の種子を献上しました。その返礼としてネパールから届けられたのが、ヒマラヤザクラの種子です。その種は国内で育てられ、東京商工会議所品川支部まちづくり研究会から品川女子学院に寄贈され、御殿山通り沿いに植えられました。新校舎建設にともなう整備計画の一環で、このヒマラヤザクラも撤去の対象となってしまいました。「木を残してほしい」という地域の方々からの声も寄せられましたが、歩道の拡幅などの理由から、元の場所に残すことは叶いませんでした。 しかし、その命はそこで終わりません。御殿山通りに咲いていたヒマラヤザクラから実を採取し、そこに含まれる種を使って苗を育て直し、現在はその苗木が新しい校舎の生徒のアイデアも取り入れた庭に植えられています。 今はまだ小さな苗ですが、いつかまた冬の北品川であの淡くやさしい花が咲く日が来ることを願っています。 先日、高校3年生が進路の話をしているのを横で聞いていたら、将来はMBAという単語が耳に入ってきました。以前、企業コラボで社会人の方に中学生が「MBAってとったらどんないいことがありますか?」と質問し、ご本人が思わず言葉を詰まらせ、同僚の方々が爆笑していたことを思い出しました。28プロジェクトで未来から逆算する教育が浸透してきたのかな?ライフイベントの影響を受けやすい女性はいわば「復職力」ともいえるような客観的に評価される力が必要です。MBAは出身校の評価と掛け算で一定のスキルを身に付けているという指標になると思います。 以下、ご案内をいただいたので、共有します。 実際のMBA生と社会で活躍されている女性リーダーたちからMBAの価値、その後の進路などここでしか聞けない話が聞けるそうです。 ■Your Next Chapter: Why an MBA Matters日時:2025年6月26日(木)18:15 開場-20:30 終了場所:東京ミッドタウン八重洲カンファレンス
ポーラ美術館アートワークショップ・お知らせ
一年生にとって初めての定期テストが終わり、クルック・フィールズに校外学習に行っています。他の学年も今日は校外学習です。あいにくの雨ですが、いつも元気な品女生たちのこと、きっと楽しんでいると思います。 さきほど、知人とやりとりしていたら、「今、東大の学食です。品女生らしき生徒がOGを取り囲んで熱心に話を聞いてますよ」とのこと。制服が目立つので、ここで発見!とよく連絡をもらいます。いいことしてるといいんだけど・・・。 さて、GW中にアートの普及をしている生徒の有志団体と、ポーラ美術館に行ってきました。先方のご厚意でワークショップを実施していただきましたので、その様子を担当の塩崎から報告します。 ポーラ美術館×品川女子学院 〜アート企画を学ぼう.pdf (6.10MB) *本校は長く非認知能力に光を当てる教育をしてきましたが、小学1-3年生対象、非認知能力や自然感受性を育むプログラムのご案内をいただいたので、これをご覧の皆様にシェアさせていただきます。 モリキャラ×LABO(ラボ)日 程:2025年8月1日(金)~8月3日(日)、22日(金)~23日(土)の全5日間会 場:九段ハウス(東京都千代田区九段北1-15-9)対象者:小学1〜3年生参加費:全5日間のプログラムの実費のランチ分1名あたり千円×5日のみ主催/共同開発者:東邦レオ株式会社/東京大学 大学総合教育研究センター ご興味のある方は、こちらへ
ゆかしくも香る
シンボルフラワーの話をしましたが、校歌の一節「ゆかしくも香る人の中なる薔薇の花」のお話を少し。 「ゆかし」はそこに行きたくなるような、心魅かれる感じを表します。「人の中なる」は、人間の中にあって薔薇のような存在とでも訳しましょうか。自分からアピールしなくても薔薇の香りに魅かれて人が集まるように人格にひかれて仲間が集まってくる・・・。 以前、池上彰さんが『世界を変えた10人の女性』を題材に特別講座シリーズをやってくださったとき、ある生徒が、「私たち恵まれすぎてて社会課題が分からない」とつぶやいたことがあります。これにはハッとさせられました。その後、起業体験も社会課題の解決に向かう理念を優先し、CBLや一年生のクルックフィールズでの校外学習も始まり、生徒たちの興味関心も社会課題へと向かっています。しかし、都内の私立という小さな世界にいることは否めません。今は、プロジェクト発表の全国大会などに参加する生徒も増えてきましたが、先日も参加した生徒が、「地域課題を自分事としてとらえて活動しているチームと比べて何かが足りなかった」と言っていました。 100周年を機に、この学校を日本の潜在力としての女性の力に光を当てるプラットフォームとしての学校にしたいと、今、校外の皆さんにサポートをいただくため飛び回っています。生徒により多くの気づきの機会、体験機会を与えたい。これからも彼女たちはますます恵まれていくでしょう。 それは、何のため? それは、いつか、いや今から、社会に何倍にもしてお返しするためです。 創立者、漆雅子は100年以上前、女性が教育を受けられなかった時代に、日本で唯一の女子大に通えたことを感謝し、家の事情で退学してからも、その恩をずっと忘れず、次世代女性の教育の場を作りました。 「感恩報謝」それが彼女の口癖でした。 生徒たちには、この「感恩報謝」の思いを常に持っていてほしいです。 と、同時に、「今、光の当たっていない人に気付く感性」も身に付けてほしい資質です。 これは、自分に光が当たっていないときには気づきやすく、光が当たっているときには鈍くなりがちな感性だと思います。自分自身がそうでした。 『働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』にも書きましたが、昔、言われない批判の文書を回されたことがありました。正体不明の相手にどう対応しようもなく、周りの人を心配させ、息もできなくなるようなとき、親しい二人の人がこんなことを言ってくれました。 「おてんとうさまの下を歩けば影ができるものだから仕方ないよ」 「自分がのぼっているときは相対的に落ちる人がいるということ。勝つ人がいれば負ける人がいる。そんなことにも気づかなかったの?」 そして、もう一人からこういわれました。 「意地悪した人が分かりましたよ。きっと神様です」 なるほどなぁと思いました。頑張っても誰にも相手にされないときは、人の気持ちにも敏感でいられたのに、少しずつ、回転しはじめて、それを忘れていたんだなぁ。それを教えられたんだなぁと。 さて、それともう一つ、生徒にこれが身につけば、きっと一生幸せにいられると思うことが、 「人の喜びが自分の幸せになる」です。 そんな思いから、品女はあえてチームでの競争を大切にしています。競争から生まれる切磋琢磨と、相手の苦労が分かる分、うまくいった相手に拍手する気持ちも生まれる。 私自身、年齢を重ね、だんだんと若い人へと光が移っていくとき、ライトを人に向けて持つ側に回って、光の中で笑顔になる人を見て自分も楽しい、そんなふうになりたいなと思っています。 「ゆかしくも香る」境地を目指して。
品女のシンボルフラワー
本校のシンボルフラワーは薔薇です。本校の前身、荏原女子技芸伝習所の「えばら」にちなんでいると聞いています。 当時の在校生がデザインしたという本校の校章にも薔薇の花があしらわれています。 与謝野晶子作の校歌も、「薔薇の花は香る」から始まり、「ゆかしくも香る、人の中なる薔薇の花」で結ばれています。 旧校舎のバルコニーには薔薇が植えてありました。各クラスには薔薇当番がいて、スプリンクラーのない時代の長期休暇には交代で登校して水をやっていました。 建て替えのとき、その一部を保存しました。 現在は、B棟のバルコニーに移されて綺麗な花を咲かせています。 4月にオープンしたA棟には新しく植えた、品女の新世紀の白薔薇が、美しく咲いています。 国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表の土井香苗さんが、東京大学の学部入学式で述べた祝辞が、大きな話題を呼んでいます。 土井さんは、まさに本校が育てたい「起業マインドをもつ女性リーダー」のロールモデルといえる存在です。 近年、本校の起業体験プログラムでは、3~5年生の取り組みテーマが「社会的起業」へとシフトしてきています。4年生が取り組むチャレンジ・ベースド・ラーニングでも、社会課題の発見から解決策の提案・実行に挑んでおり、有志生徒による特別講座では、東京大学でアントレプレナーシップ教育を行っている馬田隆明先生による「政策起業」もテーマとして取り上げました。 土井さんのメッセージは、こうした取り組みを後押ししてくれるような、力強く未来志向の内容です。ぜひ皆さんにもご紹介したいと思います。祝辞の動画:https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/events/b_message2025_03.html