品女新世紀の幕開け
初日の出です。本校の新世紀101年めの幕開けです。 始業式では、12月19日のブログで紹介した昭和38年の白薔薇新聞の「瑣事」をテーマに以下のような話をしました。 芥川龍之介は「侏儒の言葉」の中で「瑣事」と題して次のように述べている。 「人生を幸福にするためには、日常の瑣事を愛さなければならぬ……しかし瑣事を愛するものは瑣事のために苦しまなければならぬ。」 皆さんも、親御さんや先輩から言われる細かい注意で、いちいちうるさいな~、そんな小さなことどうでもいいんじゃない?と思うようなこともあるのではないか。食事はよく噛む、 顔を合わせたら挨拶をする、人の話は顔を見て聞くとか。長く生きていると、その意味が見えてくることがある。 例えばゴミ。 冬休みに以前から好きで興味を持っている企業が運営する長崎のスタジアムシティーを見学した。案内をしてくれた役員の女性は、この運営会社が今の6分の1くらいの社員数の時、合同会社説明で説明者の目が一番輝いていたという理由で就職したが、人が何倍になっても、創業当時から大事にしてきた「ゴミを拾う、挨拶をする」といった行動の意味を一人一人が考えて自ら動くことで心がつながっているそうだ。 また、大相撲の秋場所優勝の大の里の稽古を見に行ったとき、師匠に、強い力士の特徴は?と聞いたら「土俵のゴミを拾える力士」と。対戦相手のちょっとした変化にも気づく、練習の場を大切にする感覚が必要だからと。 駅伝優勝の青山学院、どうやって強くなっていったか?と聞いたら食堂のスリッパを揃えるところから始めたと。チームが強くなるためには、食事管理をしてくれる人など様々な人の世話になる。自分の行動が次の人にどう影響するか、次工程を思いやる想像力が必要。 ディズニーランドではゴミ拾いを徹底する、カンガルーのトラックは車体磨きをすることで、事故率が下がる。ニューヨークの割れ窓理論しかり。 小さなことを大切に続けることは大きな手間がかかる。小さなことは大きなことにつながっていく。 これまでの100年を支えてくれた人たちが大切にしてきた、小さな、取るに足らない、一見些細に見える、「瑣事」の意味を考えながら、みんなと一緒に新世紀の学校を作っていきたい。 *美術科の塩崎より、教科イチ押し見学会の報告がありましたので紹介します。 品川女子学院 教科イチ押し見学会 森美術館.pdf (941.02KB) 始業式の表彰です。 <中等部表彰> 【ECC部】第15回全国中学生英語ディベート大会Best Defense SpeakerExcellent Debater Prize 【作画部】 日本骨髄バンク 理事長感謝状 <高等部表彰> 【ECC 部】 第20 回全国高校生英語ディベート大会 ベストサポーター賞 Make Friends Special Award 【CBL】 「はじめようフェアトレード〜その"買い物"が社会を変える〜」「動物の命を繋ぐために〜保護動物との向き合い方〜」 【作画部】 日本骨髄バンク 理事長感謝状 【チェンバーオーケストラ部・吹奏楽部】第32回 全国高等学校選抜オーケストラフェスタ
今年もあとわずか
今年、創立 100年の節目にご縁を感じることがありました。それは、西園寺公望展でのことです。 本邦初公開の第二教育勅語草案( フランスに10年留学し、自由主義思想やフランス文化に触れ、国際協調の基盤を作った公が、教育勅語が排外的ナショナリズムに利用されていることを憂慮して 作ったもの。実際には公開されず)が展示されると聞き、見に行きました。 そこには女子教育を盛んにして、女性の地位を高めることの必要性が説かれていました。他の資料にも女性が立憲政治に関心を持つことの必要性が書かれて いました。 創立者漆雅子は西園寺公が関わった日本女子大に通っており、また、その父の漆昌巌は立憲政友会に所属していて、西園寺公が内閣を成立させた原敬と親しかったので、公と面識はあるに違いなく、本校の創立の理念にはこの影響もあったのかなぁと思いを巡らせました。 写真は、学校から見える御殿山。原敬の邸宅があったそのすぐ裏の庭園です。御殿山は今も北品川の紅葉と桜の名所です。 漆昌巌は、原敬から、長寿の祝いの会の幹事を頼まれたとき、「お祝い事は一時、その費用を教育に使えばその効果は未来に続く」というようなことを言って、地域の公教育に使ってしまったという逸話が残っています。 旧校舎3号館ベランダの白ばら 一学年、一学年、この学校の灯をつないでくれた卒業生の集う行事は、100年の歴史を感じる日でもあります。 年明けには、20歳を祝う卒業生の会も行われます。工事期間を過ごした子たちですので、新しい校舎で晴れやかなひと時を過ごしてほしいと思っています。 11月8日には、28歳ホームカミングデーが開催されました。28projectの集大成として開催する卒業後10年目のイベントです。 卒業生に伝えたいことはすべて『働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』に込めましたが、その年その年の思い出があります。この子たちはコロナ禍で様々な制約があり、その困難を乗り越える工夫をしていた学年です。 ひとつ前のブログで昭和の白ばら新聞を紹介しましたが、100年の間には本当にいろいろなことがありました。(もちろん、聞いた話もありますが)これまで2万人をこえる卒業生を送り出してきましたが、まだまだ、女性活躍の土台作りのため、私たちが果たさなければならない役割は大きいと再認識する一年でした。 二学期終業式の部活表彰です。学習、行事、部活、そして起業体験やCBLなどの課題解決活動、そして個人の研究と品女生はマルチタスクで大忙しです。 今年もあとわずか。皆様が、穏やかな新年を迎えられますように。 <中等部表彰> 【ECC 部】・第 15 回全国中学生英語ディベート大会Best Defense SpeakerExcellent Debater Prize 【軽音楽部】・パワードリーム MUSIC FESTA 2025夢さん橋 大賞 【書道部】・第 41 回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会特選金賞銀賞銅賞 ・第 24 回岐阜女子大学全国書道展優秀賞秀作賞努力賞 ・第 23 回和洋女子大学競書大会金賞銀賞 <高等部表彰> 【ECC 部】・第 5 回高校生英語ディベート南関東ブロック大会Excellent Debater Prize ・第 28 回東京都高校生英語ディベートコンテスト個人1位 ・第 28 回東京都高校生英語ディベートコンテスト 1位 ・The 7th Inter-prefectual Tournament Make Friends Cup 6位【書道部】・第 41 回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会大会奨励賞 特選金賞 ・第 24 回岐阜女子大学全国書道展奨励賞 優秀賞 秀作賞 努力賞 ・第 38 回東京都高等学校文化連盟書道展奨励賞 【バレーボール部】・東京都学校体育連盟主催 令和7年度新人選手権予選大会2位 【弓道部】・全日本弓道連盟昇段審査初段
白ばら新聞
しばらく更新を控えておりましたブログを本日より再開します。皆様にご心配をおかけし申し訳ありませんでした。これからも生徒第一、スピード重視、オープンな姿勢を大切に、学校運営をしてまいります。 ここに、昭和38年1月19日発行の『白ばら新聞』があります。当時の校長だった漆光の「増改築をおえて」を要約してご紹介します。 ・・・考えてみれば中々楽な道ではなかった。5年前に第1期校舎の落成式が行われた際、本校が幸にも戦火を免れたために却って他校に比して校舎整備の点で立ち遅れた点を指摘された方があったが、私もそう感じていた。しかし、本校はこれで良かったと思う。外容の美観は遅れても、数育の場として内容の充実が優先するからである。今誇りをもっていえることは100年の大計を考えながら、同時に現在の生徒の学習に著しく犠牲を強いなかった点である。つまり目標を高く掲げながら現実に目をそらすことは極力避けるように心がけて来たことである。 こうした本校にとっては大事業といえることを、とにもかくにもやり通すことは多くの人々の援助なしでは到底出来るものではない。実は自分の力のみで成し得たと信じていることでも、子細に考えていくと多くの人の援助の御陰がなかったら到底果し得なかったであろうことが解るものだ。理想は高く大きな夢を持つことは結構である。しかし私は目前の現実に対しては如何にさ細なことでも勇気をもって誠実に処理していくことがさらに肝要であると思うのである。人に迷惑をかけつづけながら成功した人もあるかも知れない。しかし私はそのような人を高く評価しない。一見してとるにたらぬように見える日常茶飯事でも私達は大切に誠実に取扱うべきである。 芥川龍之介はその著「侏儒の言葉」の中で「瑣事」と題して次のように述べている。「人生を幸福にするためには、日常の瑣事を愛さなければならぬ……しかし瑣事を愛するものは瑣事のために苦しまなければならぬ」 私達の日常生活を幸福にするためには誠に日々の瑣事を大切にしなければならない。たとえば日々の夕の食卓、これはもはや重大なこととはいえない。しかし、私達の生活を豊かなうるおいのあるものとするためにはこれ程大きな意義を持つものも少ない。同時に、このような日常茶飯の出来事も常に楽しいものとするためには、私達の平生の心がけが如何に大きく関係してくるかは誰しも肯定せざるを得ないであろう。 本校の教育方針に「円満な社会常識の養成」ということが述べてある。常識のある人は人に迷惑をかけない。誰にもこれは自明の理である。しかし常識は常に一定の場所に停滞してはならない。私達は年と共にさらに高度の常識を具えなければならない。故に私達は絶えざる勉強が要請されるのである。かつてあなた方に話したことであるが、文豪森鴎外が「人間生まれながらの顔を持って死ぬのは恥だ。」といったのもつまりは同じことをいっているのではなかろうか。 素晴らしい校舎が出来て私はうれしい。あなた方も同じく喜んでいることであろう。しかし問題はこれからだ。理想はあくまで高く、しかし目前の現実はさ細なことでも大切に、誠実に処理して、そして一歩一歩私達は自己を高めていくように努めなければならない。 このように私は考え、そして本校の生徒諸君は、過去において卒業生諸君がそうであったように、一人残らず良識をもって、そのような方向に邁進されることを切に期待してやまない。 私が子供の頃、今の校舎の土地の中には何軒もの民家がありました。祖父は私の手を引き、一軒一軒訪ねては、土地を譲ってほしいとお願いして回りました。創立100年となった今年、15年の建築期間を経て竣工した校舎を見上げ、あの時、なぜ祖父が私を連れて歩いたのか、わかるような気がします。 私の使命は、みんなの力で100年守ってきた学校を次の100年へと繋いでいくことだと思っています。
特別講座~保育園にて読み聞かせボランティア~・起業教育パネル
秋の雲、うろこ雲とひつじ雲の見分け方、分かります? 暑い暑いといっていたらあっという間に寒くなり、秋の風情を感じるときが短くなっている気がします。遠州流のお家元が、以前、「秋は月がきれいと誰かが教えてあげないと子供はそれに気づかない」とおっしゃっていたことを思い出しました。虫の音や空の色に秋の風情を感じとりたいです。 東京都主催「男女平等参画に関する特別講座」の募集をしています。小池知事は女性活躍支援に力を入れていて、山田進太郎D&I財団のイベントで生徒と都庁に行ったときもこのお話をなさっていました。めったにない機会なので、特に大学進学を控えた高等部は将来を考える上でも参加しておくと役に立つと思います。 中等部の生徒が、学校の近くにある保育園にて読み聞かせボランティアをさせていただく特別講座を行いましたので、担当の数学科・中川より報告します。 7月・8月に特別講座「保育体験」を実施しました。今回の講座は、 昨年度のCBLでお世話になった北品川ゆうゆうプラザのご紹介に より、絵本読み聞かせボランティア「はぴねす」「たんぽぽ」 の皆さまにご協力をいただき、 さくらさくみらい保育園北品川にて実施させていただいたものです 。 7月19日には、はぴねす・ たんぽぽの皆さまと品川図書館で絵本選びを行い、 読み聞かせのポイントをご指導いただきました。その後、7月22日・8月5日・6日の3日間にわたり、 各日2名ずつが保育園を訪問し、 実際に園児の皆さんと触れ合う体験をさせていただきました。 48名の応募の中から選ばれた6名はいずれも、 保育士志望など子どもと関わることが好きな生徒たちです。実際の保育の現場に立ち、子どもたちの笑顔にふれながらも、 保育士という仕事の大変さや責任の重さを実感したようです。 体験を終えた生徒たちからは、「 将来子どもとかかわる仕事がしたいとより一層思うようになった」 といった感想を聞くことができました。 一つのご縁から新たな学びの場が生まれ、 このような取り組みを実施できたことを大変嬉しく思います。今後も地域の皆さまとのつながりを大切にしながら、 生徒たちが社会と関わり、 学びを深めていける機会を大切にしてまいります。 *「起業家を育てる教育 ~次世代のイノベーターを育む教育戦略とは~」というパネルディスカッションに登壇しました。その様子が公開されましたので、お知らせします。 【Youtube】https://youtu.be/INmkwTCv7ys【X(Twitter)】https://x.com/GLOBISJP/status/ 1982004453491560630
いつか社会にお返しを・お知らせ
1年生が、校舎前の国道に植栽をしました。この歩道は国土交通省の管理下にあり、勝手に植物を植えたり抜いたりしてはいけないのですが、ご縁があってお話をいただき、こうしてときどき、協力させていただいています。 生徒たちも、少しでも近隣のお役に立てばという思いでやっていて、道行く方からありがとうと、声をかけていただくことが励みになっています。 品女生はこうして地域の方に見守られて100年この地で育ってきました。近隣には品川高女時代の卒業生もいて、後輩たちがマナーの悪いことをしていると、「おばちゃんは卒業生よ、見てるわよ~」と叱ってくれることも。 よく、前理事長が「生徒は未熟だからこそ学校に来ている」といっていました。周りの方にご迷惑をかけたりお世話になったりして育っていきます。その恩を、いつか社会にお返ししてくれることを日々願いながら学校運営をしています。創立者の口癖は「感恩報謝」でした。 社会に恩を返す人、そのキーワードが「チェンジエージェント」で、身近なところから変化を起こす起点となる人物を意味します。 10月11日の「国際ガールズ・デー」に合わせて、朝日新聞朝刊に本校OGが紹介されました。彼女の歩みは、女子校での学びから社会へと広がる「変革の力」を体現しており、まさに「チェンジエージェント」です。 *東京都から皆様に、ご意見募集のお願いです。 東京都も女性活躍に力を入れており、今年は、新校舎で共催イベントも行いました。以下、都が働く場における女性の活躍を一層推進するための条例の策定に向けまとめた案です。11月7日(金)までにご意見を是非と、ご連絡いただきました。 「女性の活躍に関する条例(仮称)の基本的な考え方」への御意見を募集 *第106回草月いけばな展「花は心」のお知らせ 日本文化の授業で華道をご担当いただいている州村有加先生が草月いけばな展(後期)に出展されます。 【 展覧会概要 】■ 会期 :2025年10月22日(水)~27日(月) 後期:10月25日(土)~27日(月) ※27日は16:30まで(17:00閉場)■ 開場時間 :10:30~19:00(19:30閉場) ■ 会場 :日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール ■ 入場料 :当日券1,200 円(税込)、前売券1,000 円(税込) ※中学生以下無料. *賢者の選択サクセッション再放送のお知らせ 2023年10月に放送された番組が再放送されるそうです。朝早い時間ですが、お時間のある方は是非! 賢者の選択サクセッション【第19回】品川女子学院の事業承継日時:11/15(土)6:30~7:00放送局:BS12 以前放送した際の予告編はこちらです。
2025年度 新しい白ばら祭
天候にも恵まれ、今年度の文化祭が開催されました。準備日2日間、文化祭2日間、片付け1日と、この5日間の校内は白ばら祭一色ですが、文化祭実行委員や起業体験プログラム、各クラスやクラブなど、この日に向けて1学期から地道に準備してきました。それぞれが成果を無事に発表できてよかったです。 今年は、コロナ禍を通り抜け、15年かかった改築工事が終わり、入場制限なし、新しい校舎で初めて行う文化祭でした。生徒にとっては、初めての体験、まさにゼロからイチを創り出す白ばら祭でした。 そして、今年は、この学校をゼロからイチで創ってからちょうど一世紀、100年目の節目でもありました。品女新世紀に「新しい白ばら祭」が誕生するというのも、狙ってできることでない不思議な縁を感じます。この奇跡の瞬間に立ち会ってくださった、ご家族の皆さん、お客様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 一部ですが、紹介します。 文化祭実行委員がお客様をお出迎えしました 私も卒業生との対談企画に参加しました。 体育館企画 It's special show time! <1.2年生> <3.4.5年起業体験プログラム> <クラブ・委員会> *丸井グループのHPにて、一般財団法人「ソーシャル・ イントラプレナー育成財団」設立についてリリースされました。ニュースリリース|株式会社 丸井グループ MARUI GROUP CO., LTD. マルイさんには、生徒たちのプロジェクトがこれまでお世話になっています。社員の卒業生と協力した企画もありました。 本校の卒業生のデータで、組織内でゼロからイチを作るイントレプレナーが育っていることが明らかになっており、こちらの財団とも今後連携して、社会によい違いを創る「チェンジエージェント」を育てていきたいと思っています。 *オープンデーなどにも協力いただいている東京大学の柳川先生から、11月2日に東大安田講堂で行われる食の活性化フォーラムのご案内をいただきました。食関連のプロジェクトは毎年起業体験やCBLのテーマにもなっています。工学系に興味のある人が参加しても面白いイベントになるとのことです。有料ですが、中高生も申し込めます。
校外との連携が進んでいます
明日、明後日は文化祭です。昨日から、生徒たちは一生懸命準備をしています。 品女の特徴は校外との協業を積極的に行うこと。それが未来の社会につながっていきます。 外とのつながりという点で、先月は、校外の大人とのつながりの場に、地方の学校も招いくイベントを行いました。 担当の荻野より以下報告です。 SJ OPEN DAYは、複数の学校の生徒が参加し、自分が取り組んでいるプロジェクトについてプレゼンテーションやワークショップを行い、見学者からフィードバックをもらったり、ネットワーキングをするイベントです。 「他校の生徒や大人と繋がり、その交流を通じて学びや気づきを得てほしい」「自ら人と繋がる経験をすることで、能動的に道を切り開いていく力や意欲を育んでほしい」そんな願いから、昨年度より企画しました。 当日は、北は北海道、南は九州から、鹿児島実業高等学校、長野県松本県ヶ丘高等学校、本郷高等学校、文教大学付属中学校・高等学校、北海道ニセコ高等学校、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校、計6校が参加、企業や大学など様々な分野の大人、34名の方が参加してくださいました。本校からは23チームが発表、受付や誘導、司会など、イベントの運営も生徒が行いました。 イベントの冒頭では、「学生が学校外と連携することの意義」についてのパネルディスカッションを本郷高等学校高校3年生、北海道ニセコ高等学校高校1年生、本校高校2年生の生徒3名で行いました。生徒の口から語られるリアルな経験に参加者からは笑いや拍手が沸き起こり、会場が一体となりました。 そのあと、14の教室でプレゼンテーションやワークショップが行われ、参加者には興味のある発表を自由にご覧いただきました。発表後には質疑応答をしたり、アドバイスをいただいたりと、積極的に交流する様子が見られました。 全5タームでしたが、男子校、共学校、また、それぞれの地域ごと、10代の課題意識に根差した個性光る発表を互いに聞きインスパイアされていました。 懇親会では、大人の参加者から激励の言葉や今後の支援の提案をいただき、生徒たちにとって今後の活動のモチベーションに繋がる時間となりました。中には名刺をもって今後の相談をする子も。 今回の経験を糧に、楽しみながらプロジェクトを深め、その輪を広げ、それが社会をよりよくすることにつながっていけばと思います。 イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 *部活でも外と積極的に交流をしています。 顧問の直井より報告です。 8月28日に、フラワーアレンジ部が西五反田第二保育園に訪問し、 園児のみなさんにフラワーアレンジを体験していただきました。 日頃の部活動では、 コーチからご指導いただきアレンジしている部員たちですが、 園児の皆さんの自由な発想に驚きながらも、 グループ毎に楽しくお話ししながら楽しんでアレンジを体験してい ただくことができたようです。 クラスを超えて、有志団体を作り、学年を超えて活動を継続するケースも増えています。 そのうちの一つ、「CLAIR.」が、国際青少年デーを記念して開催された「Girl Goals」セッションに参加しました。この機会は、本校にご支援をいただいているユニ・チャーム株式会社様とのご縁からお声掛けいただいたものです。 8月30日、「東京ウィメンズプラザ」にて「Girl Goalsストーリーセッション2025」が開催されました。本イベントは、国連が1999年に制定した「国際青少年デー(International Youth Day)」を記念し、UN Womenとプラン・インターナショナルが主催、ユニ・チャーム株式会社が共催して実現したものです。世界各地で共通する「教育」「月経」「暴力」「健康」など、思春期の女の子たちが直面する課題をテーマに、ユース世代が議論し、提言を発信する場となりました。 CLAIR.の生徒とOGメンバーがユニ・チャーム株式会社と共に「月経」セッションを担当し、中高生・大学生の参加者とともに課題について議論しました。生理や健康に関する話題を安心して共有できる場は、参加した生徒にとって大きな学びと変化をもたらしたと思われます。参加した生徒は、他校の中高生とも交流をして問題意識が共有できたので、より多くの中高生と連携していきたいと話していました。 詳細はこちら 明日からの文化祭も「社会の力を学校に活かす」「子供の力を社会に活かす」そんな場になると思います。
始業式『多くを与えられた者は多くを求められる』
昨日は、山田進太郎財団主催のイベント「女子の未来の可能性を考えよう!」が本校で行われました。当日の様子は財団よりレポートが公開予定とのことですので、後日紹介しますね。 本日は、始業式でした。 マイクロソフトのビルゲイツがグローバルヘルスに全財産30兆を寄付するというニュースが話題になりました。「子供の頃、親がボランティアする姿を見てていた。『多くを与えられた者は多くを求められる』と教えられた」と、インタビューに答えていました。 寄付はグローバルヘルスに。ITの前にまず子供が生きることが優先だからと。 この一年、品女の次の100年のミッションとして、日本の潜在力としての女性の活躍に光があたる社会に貢献しようと、校内外の協力を仰いでいます。その中で、『多くを与えられた者』であっても、時間とお金の使い方は人それぞれだなぁと実感しています。 日本に生まれ、首都圏の私学に通っている生徒たちは、恵まれています。それに気づいていない子もいます。視野を広げる様々な経験を提供し、自分にできることで社会にお返しをする人に育ってもらいたいと願っています。 今日は、そんな話をしました。 人の力を借りられる人、さらには天の力、運にも助けられる人には、二つの共通点があると感じます。それは、 1,感謝を忘れず、報告を欠かさない 2,独り占めせず、シェアする これは、組織も同じこと。本校であれば、100年分の人たちが関わってきたチームとしてこの二つを実践していく。 一人一人がいただいた縁や恩はこれまでの積み重ねの上にあることを知って、社会へ返していく。 それが、一つの学校を超え、次の百年、「平和の使い」としての女性の力に光があたる社会を作っていくのだと思います。 以下は表彰です。 <中等部表彰> 【ECC 部】PDA 全国中学校 即興型英語ディベート合宿・大会 2025Best POI Prize Best Debater Prize 第 4 回 Nushi CupBest Debater Prize 【ダンス部】 日本中学校ダンス部選手権(ダンススタジアム)東日本予選 全国大会出場全日本小中学生ダンスコンクール東日本大会 金賞・全国大会出場 【演劇部】東京私立中学校演劇発表会 優秀賞 【剣道部】昇段(全日本剣道連盟) 初段【バドミントン部】品川区中学校研修大会 女子シングル 第 3 位 <高等部表彰> 【ECC 部】PDA 全国高校即興型英語ディベート合宿・大会 2025Best Debater Prize Best POI PrizeBest POI Prize 第 75 回品川区社会を明るくする運動青少年特別表彰 文化部門 団体表彰青少年特別表彰 文化部門 個人表彰 【剣道部】昇段(全日本剣道連盟)初段 【個人】高校生模擬裁判選手権 東京大会 金賞(東京都代表)高校生模擬裁判選手権 関東大会 表彰後、2学期からの受け入れ留学生の紹介もありました。今回はドイツ、タイ、アメリカからの留学生です。それぞれ練習してきた日本語でのあいさつに加え、英語でも挨拶してくれました。高校1年生のクラスに所属しますので、皆さん、声をかけてくださいね。卒業後にはお互いの国を行き来するほどの仲になる先輩たちもたくさんいます。
第18回 高校生模擬裁判選手権・お知らせ
夏休み中も、生徒たちは講習、部活、そして様々なプロジェクトで動き回っています。 先日は、ダンスの大会で全国へ進み、主催者の方からご連絡いただきました。 第18回高校生模擬裁判選手権に参加した生徒から「お世話になった先生方に感謝の気持ちを伝えたい」と言うことで寄せられた報告文を紹介します。 以下。 この大会は、模擬裁判を通じて、・事実を的確に把握し、多角的な視点で考える力・事実に基づき論理的に意見を構成する力・意見をわかりやすく他者に伝える力を育成することを目的としています。 ■東京大会(予選) 弁護士会館にて開催され、18校が参加しました。金賞を受賞した2校のみが関東大会へと進むことができます。 ■関東大会(本戦) 大会は実際の東京地方裁判所の大法廷を使用し、被告人役や証人役を弁護士の方が務めるなど、本格的な裁判形式で行われました。各校が弁護側・検察側の両方を担当し、午前・午後に2試合の対戦します。 <報告> 事前には弁護士や検事の先生方とともに尋問や弁論を準備し、当日は裁判官・検事・弁護士・大学教授などを審査員に迎えて緊張感のある審査が行われました。午後の対戦に使用した「104号法廷」は、かつて麻原彰晃の初公判が行われた歴史ある法廷でもあり、特別な経験となりました。 <結果>6月7日 東京大会(予選) 本校は金賞を受賞し、東京都代表として関東大会へ進出しました。 8月2日 関東大会(本戦) 関東大会では、6年藤榮さんが活躍し、審査員特別賞をいただきました。 支援してくださった弁護士の中塚正記先生、川村勇太先生、服部幸太郎先生、検事の方、4名の先生方が、平日、休日問わず、相談に乗ってくださりました。それぞれの先生方の事務所にお邪魔させていただいたり、来校していただいたりして、検討を重ねました。また、支援検事が担当されている裁判もいくつか傍聴させていただき、検察庁にもお邪魔させていただくなど、滅多に経験できないことをたくさん経験させていただきました。毎週いずれかの先生の事務所に伺って検討しました。感謝の気持ちでいっぱいです。私たちが悔いなくこの大会を終えられたのは、支援してくださった弁護士の先生方と検事のおかげです。 今回の模擬裁判選手権を通じて、生徒たちは事実を見極め、論理を組み立て、他者に伝える力を大きく育むことができました。これは、現在2年生で行っているディベートの授業とも通ずるものです。大会の成果にとどまらず、今後の学びや人生に活かされていくことでしょう。 4人の弁護士・検事の先生方には日々のお仕事に加えてご指導を賜り、生徒たちにとってかけがえのない学びとなりました。生徒たちには、恵まれた環境で受けた御恩を社会にお返しする人に育ってほしいと思います。 2024年には、日本人として初めて国際刑事裁判所(ICC)の所長に赤根智子(あかね ともこ)氏が就任されました。戦争犯罪や人道に対する罪などを扱う国際裁判の場で、日本人が中心的役割を担っていることは、私たちにとって大きな励みとなります。模擬裁判で培った「事実を見極め、論理的に考え、わかりやすく伝える力」は、国内にとどまらず国際社会でも必要とされる力であることを改めて感じます。 ぜひ来年も、後輩たちには模擬裁判に挑戦し、さらなる成長を遂げてほしいと思います。 *私の所属している会議エンジン01で、9月5日(金)~7(日)まで、石川県・加賀温泉で様々なパネルディスカッションを行います。私は以下に参加します。以前、新潟で実施したとき、卒業生に声をかけられてびっくり!地方赴任中の保護者の方が参加してくださったこともあり、もし、ご都合がつく方がいらしたら是非。 9月6日(土)私以外のパネルメンバーをご紹介1時限 10:00~11:15 「AIで広告を作ろう!①講義編」久保明彦様/眞下伸友様2時限 11:45~13:00 「戦後80年、メディアが伝えない 日本の危機」秋尾沙戸子様/小山泰生様/森本 敏様4時限 15:45~17:00 「外国人の労働者とのより良い共生を考える」安田洋祐様 /ロドリグ マイヨール様/エナンディオ D.アンジャヤ様 詳細、申し込みは以下です。■ イベント公式HP(加賀市)https://kaga-city.jp/enjin01_k aga-onsen/program/program_6