PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

最後の総合学習日

学年末試験が終わって最後の総合学習日、4年生は卒業生講演会と修学旅行準備、5年生は個人探究学習の発表と卒業生講演会が行われました。 今年の卒業生講演会のスピーカーは、私が2年前に学年主任をしていた世代の卒業生でした。この講演会の部屋に入るといつも思うのですが、同じ内容を話していても、私たちが話すのと卒業生が話すのでは生徒の反応が違います。やはり、最近まで同じ境遇で悩みながら受験を乗り越えた先輩の話しには、訴えかけるものがあるのでしょう。最後の質疑応答の時間でも、多くの生徒の手が挙がっていました。 5年生の個人探究では、保護者の方にも参加していただいて各生徒が発表を行いました。今までの研究と違うのは、個人の活動であること。これまでチームで行っていた研究・発表を、調査活動からスライドの作成、そして原稿の準備まで一人で行います。修学旅行をきっかけにしたものもあれば、個人の興味を追求した発表もあり、いつにも増して多様なプレゼンテーションでした。これから大学生、社会人となる彼女たちには、一連の研究活動の流れを一人で体験するという良い機会になったのではないかと思います。 ご参加いただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。

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高等部校長

振り返る学年、計画する学年

今日の総合学習は、5年生が個人探究学習の大詰め、4年生は修学旅行の地域別集会でした。品川女子学院史上最も忙しかった5年生は、ここ数週間で修学旅行を含めた様々な活動を振り返り整理してきました。今日が提出日だそうで、どんな総括が出てくるか楽しみです。 4年生は、広島・大阪、九州、沖縄、シンガポールの各班に分かれて計画を立てていました。各班の人数が違うので雰囲気もそれぞれなのですが、1つだけ異様に盛り上がっている班が。司会者が独特の表現で計画を説明すると、それに班員の方も大きな反応を示します。今からかなりテンションが高いので本番が少し心配になりますが、今年も同じような雰囲気の班がしっかり旅を成功させてきました。どんな計画が出てくるか楽しみです。 現在の計画と検討すべき事柄をしっかり説明していました。

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高等部校長

雛が並びました

これまでは旧東棟の玄関に出ていた雛人形が、今年はB棟3階に飾られました。毎年職員が協力して飾っていますが、時々配置がわからなくなり、写真を見ながら四苦八苦です。それでも1時間くらいで完成したそうで、通りかかる生徒はコメントしあったり写真を撮ったりしています。玄関に飾っていた頃に屏風が風で飛ばされて今は1枚になってしまっているとか、ぼんぼりの破損箇所が目立たないように置いてあるとかはご愛敬。長い間生徒の成長を祝ってきた雛飾りですから勘弁してあげてください。 今日の4,5年の下校延長は、開始後最多の90名弱が残って自習しています。4年生用のある部屋は26名が座っていて、まるで昼の教室のよう。少しでも学習習慣の定着に繋がってくれればと思います。

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高等部校長

6年担任の落ち着かない日々

今日あたりが私立大学の合格発表のピークでしょうか。職員室の6年担任の席から小さな声が上がる度に、気になってそちらを見てしまいます。担任団が笑顔ならもちろん嬉しいですし、難しい顔をしていればそういうことなのだと理解しますが、早い時間に残念メールを送ってくれる生徒はまだ少し安心。担任は励ましのメールを返すのと同時に、連絡のない生徒を心配しながら待ち続ける。そんなここ数日です。 私立大学の入試はそろそろ終盤で、来週の今日はいよいよ国公立大学の前期入試日です。1ヶ月近くに及ぶ入試期間で精神的に辛い時期でしょうが、6年生の健闘を祈るばかりです。 4,5年生の授業を覗くついでに、6年生の5階フロアへ上がりました。2、3名が教室で勉強していましたが、廊下はガランとしています。しかし、大きな経験をして、喜びも悲しみも乗り越えて成長した生徒たちが、ちょうど1ヶ月後に全員このフロアへ戻ってくるはずです。

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新学年の下校延長はじまる

今年から4,5年生に拡大して下校時刻の延長が始まりました。初日の昨日は2学年合わせて50名以上が残り、窓の外がすっかり暗くなった教室で学習を続けていました。途中で様子を見に行ったのですが、扉から覗いてもこちらを見る生徒は数えるほど。みんな集中しています。今後、時期によって参加者の増減はあると思います。しかし、終礼が終わった時に、その日は何をどこで勉強するかが決まっている生徒は取りかかりが早く時間が多く取れますから、この制度をうまく使って学習習慣を確立してほしいと思います。 そして今日はバレンタインデー。生徒にとっては大きなイベントだと思いますが、昨今の状況ですから学校への持参、交換は遠慮してもらっています。最近はこのイベントの捉え方もさまざまですが、普段から支えてくれいる人のことを思って準備するという気持ちは変わらないようです。 少し前の卒業生になりますが、大手スーパーのバレンタインギフトを扱う店舗に毎年大きな絵を提供しているという話しを聞きました。イラストレーターとして活躍している女性で、在学中からとても個性的でした。今日が最終日だと思いますが、もし行くことがあったら以下にリンクを貼りますので、注目してもらえたらと思います。 https://www.itoyokado.co.jp/special/valentine/?fbclid=IwAR1QCQIOgM-H40gra_dsMg0osE6fCMeMtDQqZl7n6yV5n_p14toRrshS_Pc

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高等部校長

撮影前を撮影

今日の総合学習の時間は、4,5年生とも次年度証明写真の撮影でした。秋に行われる6年生の卒業アルバム撮影は真剣そのものですが、下級生はリラックスムード。それでも撮影が近づいてくると、ポケットから鏡や櫛を取り出して身だしなみを整えます。友人と談笑している待ち時間から撮影直前の準備、そしてちょっと緊張気味の撮影へと表情が変わっていきます。生徒には迷惑かもしれませんが、年度末恒例のできごととして、私は毎年ちょっと楽しみにしています。

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覚えてなくても(入試初日)

最高気温が13度を超える入試初日となりました。今日は都内の多くの私立中学で試験が行われていますが、朝早くから緊張している受験生に、せめて気温だけでも好条件になったのは何よりです。長い間準備してきた皆さんが、十分に実力を発揮してもらえることを祈るばかりです。 有志の在校生が手伝いをしてくれています。道路で挨拶をしたり(ほとんどは日陰で寒そうでした)、校内で案内をしたり、カイロを配ったりしてくれています。玄関で挨拶をしている生徒2人に「自分が受験生だった時の、手伝い生徒のことを覚えている?」と聞くと、両方とも全く覚えていないとのこと。緊張で無理もないでしょう。きっと目の前の受験生も同じ。それがわかっていても、2人はずっと玄関で声をかけ続けていました。 在校生からの応援メッセージつきカイロを一人一人に配っています。

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高等部校長

合唱祭本番の前後には

先週合唱祭が終わり、静かな、しかしちょっともの足らない朝が戻ってきています。クラスの団結や実行委員の活躍もあり、緊張感の中にも楽しい雰囲気で学年最後の行事が行われました。盛り上がった教員合唱の後の校長挨拶では、同じ舞台(=条件)で各学年が戦うことの意義と、この日に感じた喜びや悔しさをしっかり記憶して次に生かしてほしいというお話しをしました。合唱の様子はDVD等で見ていただくとして、ここでは舞台本番前後の写真を数枚ご紹介し、最後に審査結果を載せておきます。 金賞をとったクラスの本番直前の練習風景。迫力がありました。 最優秀賞をとったクラスの教室に残されていた、たった一つのメッセージ。 教員合唱のために作ってくれたビデオ映像の前で、実行委員が校歌を歌って反響のチェックをしていました。ビデオのタイトルは「シナフェッショナル 合唱の流儀」 教員合唱直前の練習場所。実行委員が舞台上の動きについて教員に熱烈指導しています。   最優秀賞 5B ある真夜中に 金賞 5A 青春譜 銀賞 5C 次元、5D ここにいる 審査員特別賞 4C メイプルシロップ 最優秀指揮者賞 5B 指揮者 最優秀伴奏者賞 5C 伴奏者

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高等部校長

6年生も下級生も、いよいよ本番

都心は今朝降雪の予報もありましたが快晴。今日から私立大学の入試が本格化するので、通勤途中に品川神社に寄ったあと隣接する品川富士に登ってきました。風をよけるものがないので本当に寒いですが、きれいな空です。 校内に入るといつも通り合唱祭練習の声が聞こえてきます。朝練習最終日ということもあって、一段と声が出ています。明日の本番が楽しみです。 すでにご存じの方もいると思いますが、本校で行っている28歳ホームカミングデーの様子がNHKのBS1で放送されます。昨年11月に行われた(コロナ延期で29歳対象)時の映像で、私が担任をしていた世代がインタビューを受けています。本校卒業生のコメントを通じて、日本の若者の10年を探っていくというような内容の番組です。(中には少しいたずらをしている映像も出てきますがご容赦いただければ幸いです。)お時間があればご覧ください。 1月28日(土)21:00-21:49 NHKBS1  「29歳の同窓会 東京・ある女子校の卒業生たち」 https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=37292 この7合目から、ポールの立っている頂上まで約20秒。

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