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高等部校長

手紙

先日教育実習を終えた卒業生から何通か手紙をもらいました。私の机の上には、毎日いくつかの郵便物が置かれるのですが、手書きの文書が来ることはまずありません。実習を通して、教師としてという以上に人として成長させてもらった、とか、今後の人との関わり方を考えるいい機会だった、というようなことが一文字一文字丁寧に書いてあります。用事の済んだ印刷文書を処分するのにためらいはありませんが、こういう手紙はいつまでも机の引き出しの中に残っていきます。

気になって確認しましたが、letterという語の定義の中にhandwriting/handwrittenという表現は使われていません。私たち英語教員が安易に英訳和訳している語にも、それぞれ成り立ちがあり、注意が必要だと改めて感じました。(ちなみにletterの第1義は「文字」です。生徒の皆さんは覚えておいてください)

少し前にここで紹介した11人の役員面接を受けた卒業生、内定をもらったそうです。

 

2021.6.28 [高等部校長]