PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

9月11日はどこにいましたか

“Where were you on September 11th?” Most Americans over a certain age have a 9/11 story — of the moment they heard the news of the terrorist attacks, or of anxiously calling family members to make sure they were okay.

「9月11日はどこにいましたか。」テロ攻撃のニュースを聞いた瞬間、または家族の無事を確認するために心配しながら電話した瞬間について、一定の年齢を超えるほとんどのアメリカ人は、それぞれの9月11日に関するストーリーを持っています。

上記は、ワシントン・ポスト紙の本日の特集記事の書き出しの一部です。日本人なら誰でも、10年前の3月11日、地震や津波のニュースを聞いた場所やその時の感情を覚えています。そしてアメリカ人、いや日本人でも20年前の9月11日のことは覚えているでしょう。私はテレビの生中継のテロップに、Second Plane Hits World Trade Centerと出たときのsecondの意味が理解できなかった記憶が残っています。

もはやお嬢様方は9.11をリアルタイムでは知らない世代です。3.11と同様、今晩は多くのニュースが流れると思います。「平和」ということについて、ふだん正面をきって話をする機会は少ないと思います。しかし、保護者の方々ならば20年前のあの日のことを鮮明に覚えていられるでしょう。ぜひ、その時の感情などをきっかけに、お嬢様とお話しをしていただければ幸いです。

2021.9.11 [高等部校長]