図書委員会広報班より
図書委員会広報班生徒による本の紹介です。
『烏に単は似合わない』
阿部智里:著/文藝春秋
人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界「山内」ではじまった世継ぎの后選び。
有力な四家の大貴族から差し遣わされた四人の姫君たち。
世継ぎの座を巡る陰謀から若君への恋心まで様々な思惑を胸に后の座を競い合うが、肝心の若宮が一向に現れないまま、次々と事件が起こる。
絡み合う思惑、様々な事件、口論、一連の謎が解けた時あなたはきっと驚き同時に虚しくなる。
二巻目の『烏は主を選ばない』はこの話の別視点で書かれたもので、なぜ若宮が現れなかったのかなど『烏に単は似合わない』では明かされなかった謎が明らかになります。
どちらも衝撃的なラストがまっています。ワクワクしたい方、衝撃のラストを味わいたい方は読んでみてください!
なおこの『八咫烏シリーズ』は外伝も含め12巻あるのでぜひこの壮大な物語を味わってみてはいかがですか?
図書委員会広報班3年