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高等部校長

実習生からの手紙

最近は手書きの封書をもらう機会が少なくなりましたが、大学へ戻った教育実習生からの礼状はしっかりとした文面の手書きです。その手紙の中で例外なく書かれているのが、生徒時代とは違った見方で学校や先生方を見ることができたという言葉です。一つのものを違った立場や角度から見るというのは、客観的に物事を判断するうえで大切なことですが、それを実感として感じるのだろうと思います。

私はこの学校を生徒の立場で経験したことがないので、実際に在校生からはどう見えているのだろうと思うことがあります。そのヒントの一つになるのが、先週土曜日に行われた「生徒による学校説明会」でした。客席に座って生徒の学校紹介を聞くと、私たちが説明会で伝えている表現とほとんど同じものもあれば、かなり違う視点から伝えているものもあってとても新鮮な気持ちでした。

 

2025.6.30 [高等部校長]