往く生徒、来る生徒
今日も厳しい残暑が続く中、2学期の始業式を迎えました。もしかすると終業式よりも暑い朝ですが、登校する多くの生徒たちの表情からは、夏休みの充実ぶりがうかがえます。校舎内では、久しぶりに再会した友人と話す声があちらこちらから聞こえてきます。
そんな中、夏の後半に留学へと旅立つ生徒がいました。このうだるような日本の暑さから抜け出せるのは少し羨ましくもあります。留学生活は、最初こそ慣れない環境に戸惑って後悔しかける生徒もいますが、ある時を境に必ず日本に帰りたくなくなる日が来るから、そこまで頑張れと毎回伝えています。様々な経験をし、大きく成長して帰ってくることを楽しみにしています。
- カナダへ
- アメリカへ
- アメリカへ
- カナダへ
一方で、今日から私たちの学校に留学に来る生徒もいます。彼女たちは日本での生活に胸を膨らませ、これまで一生懸命日本語を勉強してきたことでしょう。新しい環境での緊張や不安も大きいと思いますが、留学生は話しかけてもらうだけでとても嬉しいものです。どうか積極的に声をかけ、温かく迎えてあげてください。(写真はエントランスで待っていた生徒たちが歓迎しているところ)
9月は、文化祭の準備など、本校の生徒にとって特に忙しい時期です。自分のことで手一杯になりがちですが、だからこそ、少し立ち止まって周りに目を向けてみてほしいと思います。自分のやるべきことに優先順位をつけながら、困っている人に手を差し伸べられる余裕が持てればそれが一番です。
今日は表彰がたくさんあって、私が話をする時間はほとんどありませんでしたが、こういうことに時間を裂けるのは嬉しいことでもあります。私のしたい話は11月の朝礼にとっておきます。
2025.9.01 [高等部校長]